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帝王切開の後に起こる術後トラブル…傷口が化膿するケースとは

   

帝王切開の後に起こる術後トラブル…傷口が化膿するケースとは

帝王切開とは、お産をする上でなんらかのトラブルがあり、母子ともに安全なお産をするために選択される方法です。

帝王切開は、お腹を切って赤ちゃんを取り出すため、普通分娩と違ったリスクが考えられます。

術後にお腹を切った時の傷口が化膿するというトラブルもそのひとつです。

今回は、帝王切開で傷口が化膿した時の対処法や原因についてご紹介していきましょう。

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帝王切開でできた傷口が化膿した時の対処法

帝王切開の傷口が化膿することがあります。

手術の傷跡からなんらかの感染症を起こして、膿が出たり、皮膚が赤く固くなったり、触ると痛くなったりするのです。

このような場合、どのように対処すればいいでしょうか?

お腹を押したら膿がたくさん出てきたり、あまりにズキズキ痛んできたら、かかりつけの産婦人科に問い合わせてみてください。

病院によって対応は変わってくると思いますが、まずはマキロンで消毒して、熱が出たりひどくなったら来院してと言われることもあります。

病院の指示通り、マキロンで消毒を始めると、日常ではズキズキした痛みがおさまる場合がありますが、膿が出ることもあります。

この状態が続くと熱が出て再手術になるのか、自分で対処して良くなるのか気になりますよね。

化膿が表面だけであれば、再手術になることはないでしょう。

化膿の程度には個人差があり、ひどい場合は化膿した傷口が裂けて中から膿が出てきたケースも見られます。

その場合は、出てきた膿を絞り出し、抗生剤を飲んだり抗生剤入りの軟膏を塗ったりして対処しておさまることもあります。

帝王切開や盲腸などの手術では、溶ける糸で縫合し、皮膚の表面はテープを貼りますが、感染症によって高熱や頭痛、吐き気に悩まされることもあります。

その場合は、退院まで抗生剤の点滴をして対処する病院もあります。

帝王切開の傷口が化膿した時には早めに産婦人科に相談するのをおすすめします。

帝王切開の傷口が化膿するのはなぜ?

帝王切開には2種類あります。

ひとつは検診の結果により、自然分娩が難しいと判断された場合に予定して行うもので、もうひとつは、母子の生命に関わると判断された時に緊急で行うものです。

帝王切開は、お腹を切って赤ちゃんを取り出しますが、切開した傷口の縫合には体内に溶け込む糸が使われます。

この縫合糸が金で出来ている場合は、金属アレルギー反応が出て、体内に溶け残ってしまうことがあります。

体内に残った糸は、異物と判断されて痒みや違和感の原因になります。

この時に、掻き壊してしまい、傷口が炎症を起こして化膿することがあります。

帝王切開の傷口が痒くなった時は、放っておかずに早めに病院を受診してください。

また、帝王切開の傷口がケロイド状になっている時に、何も処置しなければ化膿の原因になります。

ケロイド状になっている傷口への治療には、ステロイドテープを貼ったり形成外科で出されることが多いリザベンの服用がよく用いられます。

リザベンは、ケロイドやアレルギー反応をおさえて、傷口をきれいにする働きがあり、術後の肌トラブルで処方されることが多い内服薬です。

帝王切開の傷口が化膿…放置するとどうなる?

帝王切開の時にできた傷口が化膿するのは、どんな場合が考えられるでしょうか?

傷口の縫合のために使う糸が金で出来ている場合、金属アレルギーの人はアレルギー反応が出ることがあります。

また、使用される縫合糸は、体内に自然に溶け込むものですが、まれに残ってしまうことがあります。

これらが原因となって傷口が痒くなったり、違和感を覚えたりして、掻いてしまうと、それがきっかけとなって炎症が起きて化膿に繋がるのです。

もしもこれを放置しておくとどうなるのでしょうか?

化膿した状態が表面だけにとどまっている場合は、化膿止めの内服薬を飲んで様子を見ておさまることもあります。

しかし、化膿がひどくなったり、子宮にまで達するほど炎症を起こしている時は、患部を切開して膿を絞り出し、縫い直さなくてはいけません。

膿を絞り出す時は麻酔を使わないので、耐えがたい痛みを伴います。

化膿がひどくならないうちに、早めに受診するようにしてください。

帝王切開の後に膿が出るのはなぜ?どう対処すべき?

帝王切開の手術をした後に、傷口から膿が出てくることがあります。

術後に傷跡から膿が出る原因は大きく3つに分けられます。

まずひとつは、傷跡を縫い合わせた糸が残っている場合です。

帝王切開で使用される糸は、体内に溶けるタイプであることが多いのですが、これが溶け切らないことがまれに起こります。

実際に、術後1ヵ月経つのに膿が止まらずに出続け、患部をよく見たら縫合糸が少しだけ残っており、ピンセットで抜いたら数日でおさまったというケースもあります。

縫い糸が残っていて膿が出る時は、ピンセットで抜いたり、病院で取ってもらいましょう。

次にあげられるのは、糖尿病である場合です。

糖尿病の人は、怪我などが治りにくく、手術の跡もなかなか治らずに化膿して膿が出ることがあります。

この場合は、帝王切開をした産婦人科ではなく、かかりつけの糖尿病の専門医を受診して相談してみてください。

病状に合った薬を処方してくれるでしょう。

そして、体質的に傷が治らずに膿が出てくる場合もあります。

縫合糸の溶け残りや糖尿病ではないのに傷口が化膿して治らない時は、早めに病院を受診した方が良いでしょう。

実は糖尿病であったり、ケロイド体質のために化膿している可能性も考えられます。

いずれのケースでも、自己判断で放置せず、早めに受診して適切な処置を受けることをおすすめします。

気になる帝王切開の跡を目立たなくするには

帝王切開の方法は、横切りと縦切りの2種類があります。

横切りは、普通分娩では安全なお産が難しいとあらかじめ分かっている場合に選ばれる方法です。

それに対して縦切りは、お産を早めなくては母子の生命に関わる緊急事態の時に取られる手段で、横切りよりも短時間で赤ちゃんを取り出すことができます。

どちらの方法でも、傷の治り方には個人差があるものの、傷跡は1年ほどで少しずつ薄くなるのが一般的な傾向です。

帝王切開の傷口は、縫い合わせてから1週間ほど経過を見てから抜糸や抜鈎(ばっこう)を行います。

この時に貼られる、サージカルテープや傷口が開かないように留めるテープを退院した後も継続して貼ると、傷の回復に役立ちます。

テープを貼る時のポイントは以下の通りです。

ジェルシートを貼る時は、シートを傷の大きさに合わせて切って使います。

サージカルテープを使う時は、数枚重ねて、傷口に対して垂直になるように少しずつ位置をずらしながら貼ります。

テープは、傷口をできるだけ寄せて貼ると、傷口が広がらずにきれいな状態になります。

テープを貼る前は、傷口に保湿剤を塗ると、皮膚の潤いが保たれて傷口の回復が促されます。

テープを貼る時は、入浴後など肌を清潔にして行うようにしてください。

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