気になる赤ちゃんの癖…ブーブー口を鳴らす理由とは

赤ちゃんは、ある時期を過ぎると、口を震わせてブーブー鳴らすようになります。

この行動について聞いてみると、結構な確率で「あるある！」という答えが返ってきます。

どの子にも見られるもので、異常を心配する必要はないでしょう。

ところで、なぜ赤ちゃんはこのような行動をするのでしょうか？

今回は、赤ちゃんの気になる癖について、行動の理由などをご紹介していきます。

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赤ちゃんの癖で気になるのは？口をブーブー鳴らす子は多い

お母さんたちを対象に赤ちゃんの癖で気になるものについてアンケートしたところ、次のような結果が出ました。

まず1位は「頭を振ること」でした。時期としては7ヶ月頃という答えが最も多く見られました。

毎日のように頭を振るようになって、どこか悪いのかと心配になり、耳鼻科に行ったという人もいました。

これは、赤ちゃんにとって楽しい遊びであって、あくまで一時的なブームです。

赤ちゃんは、何か新しいことができると何度も繰り返すものです。

頭を振っている時に機嫌が良ければ、中耳炎など病気を心配することもないでしょう。

そして第2位は「家でも外でも叫ぶ」というものです。

赤ちゃんは場所を問わず奇声を発するものです。

電車の中で周囲から冷たい視線を向けられ、外出するのが怖くなってしまったというママもいます。

また、興奮すると「キーキー」言うので「静かに」と注意するとかえって面白がってエスカレートして困るというケースもあるようです。

それから第3位は「唇をブーブー鳴らしてつばを飛ばす」でした。

5ヶ月頃に多く、不機嫌なのかと心配したり、離乳食を食べている間に始めるのでおかゆが飛んで困ったりというママの声もありました。

赤ちゃんに良く見られる癖のほとんどは、一時的なものであり、心配しなくてもいいでしょう。

ただ、あまりに頻度が高く、生活に支障が出るのであればかかりつけ医に相談することをおすすめします。

赤ちゃんが口をブーブー鳴らす理由

赤ちゃんを見ていると、唇を震わせてブーブーと音を出したり、泡をブクブクさせたりする場面を目にすることがあります。

頻繁にあると、変な癖がついてしまうのではないかと不安になるかもしれませんね。

ただ、赤ちゃんが口をブーブー鳴らすのは悪いことではありません。

赤ちゃんが口をブーブー鳴らす理由として多いのは、「唇を動かして遊んでいる」というものです。

これは、実際にしてみると分かりますが、息を吐き出している時に唇が振動すると、独特の唇がしびれるような感じがします。

その感覚が面白くて何度もやってしまうということはあるでしょうね。

しかし、ただの遊びだとしても、不安になるほど続けていると大丈夫かと思うかもしれません。

これは、あくまでも一時的なもので、次の新しい遊びが見つかればやらなくなるので安心してください。

その他、よだれが出てきてブクブク泡立ったり、よだれまみれになったりするのが珍しくて何度もやってしまうこともあるようです。

実際、赤ちゃんは唾液をしっかり飲み込めないため、口に唾液がたまり、よだれが出やすいのでしょう。

赤ちゃんが奇声を出す・口をブーブー鳴らすのは成長の証

奇声を発するのは声を出すのが楽しいから

生後4ヶ月頃の赤ちゃんは、聴覚が発達して自分の声がよく聞こえるようになってきます。

喃語が出始める時期でもあり、自分の声を聞くのが楽しくて思わず大きな声を出してしまうのかもしれませんね。

口をブーブー鳴らす＝唇が使えるようになった

赤ちゃんは、生後4ヶ月を過ぎた頃になると、口の周りにブクブクと泡を出したり、ブーブー言って唾を飛ばしたりするようになります。

また、よだれがだらだらと出続けることもあり、大丈夫かと心配になることもあるでしょう。これは、赤ちゃんが大人よりも唾液の分泌量が多いのが原因です。

また、口をブーブーと鳴らすのは唇が使えるようになったということで、成長のひとつです。

赤ちゃんは、唇を合わせて振動するのが面白くて楽しんでやっているのでしょう。

ですから、赤ちゃんが大きな声を出したり、ブーブーと口を鳴らしたりするのは異常ではありませんから安心してください。

ただ、よだれをそのままにしておくと、かぶれることがあるので、まめにふき取ってあげるといいですね。

赤ちゃんが口をブーブー鳴らす…主な2つの理由

赤ちゃんが生後4ヶ月から7ヶ月頃になると、唇をブーブー震わせながら唾を飛ばす姿が見られるようになります。

唇を前に突き出し、ブーブーと大きな音を出しながら唾を飛ばすのが特徴です。

不機嫌そうな表情をしていることも多く、心配になる親御さんも少なくないようです。

赤ちゃんがこのような行動をとる2つの理由をご紹介しましょう。

ひとつは「歯ぐずり」です。

これは、歯が生え始める時期に痛みやむずがゆさを感じて、赤ちゃんが泣いたりぐずったりすることです。

この時期に、唇をブーブー震わせて唾を飛ばす様子が現れるようになります。

その他、発熱や夜泣き、食欲不振などで不機嫌になり長時間ぐずることもよくあります。

もうひとつは、単純に「赤ちゃんの遊び」という場合です。

赤ちゃんは、生後4ヶ月頃から喃語を話したり、奇声を発したりしながら唇や舌の使い方を覚えます。

その中で、唇を震わせるという動作を見つけて、何度も繰り返して感触を楽しんでいるのでしょう。

唇をブーブーと震わせるのは、唇の使い方が上手になった証拠です。

頻繁にしているのを見ると、いつまで続くのかと不安になるかもしれませんが、一時的なものなので、温かく見守ってあげましょう。

心配無用！赤ちゃんが口をブーブー鳴らすのは成長の証

赤ちゃんは、ある時期が来ると口をブーブー震わせてよだれを飛ばすことがあります。

大体、生後4ヶ月頃から見られる行動で、珍しいものではないのですが、頻繁だと心配になるお母さんも多いようです。

しかし、元保育士さんに聞くと、保育園に通う0〜1歳児にはよくあることだと言います。

おそらく口の動きやそれを見た大人の反応が面白いのでしょう。

3歳以降もよだれがたくさん出るようであれば、地域の保健師さんなどに相談することをおすすめします。

また、赤ちゃんがブーブー言い出すのは、もうすぐ歯が生えてくるからという話もあります。

成長の印だと思えば安心できますね。

ただ、離乳食を食べている時にする子も多く、ごはんが飛んでくるのが悩みという人もいます。

7ヶ月頃からしょっちゅうしていたというケースもあり、お医者さんに診てもらったところ「歯が生え始めてかゆいからだろう」と言われたそうです。

食事中だと後始末に困りますが、成長過程のひとつで一時的なものだと思えば許せるのではないでしょうか？