子供のための空手の練習でのメリット〜子供の成長にとって空手が与える影響〜

武道の中でも人気な空手を、子供の習いごとに選ぶ家庭が増えてきているようです。

精神面や運動面のバランスも良く、礼儀も身につくといった面でとても人気があります。

今回は、そんな空手についての人気の理由や家での練習方法をご紹介します。

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子供の習いごとは空手が人気

子供が大きくなってくると、視野に入れておきたいことといえば、「習いごと」です。

そこで、習いごとをさせている母親約900人に、子供にどんな習いごとをさせているかというのを調査したところ、空手の人気が上昇していることが分かりました。

昨年からも人気な水泳や英語・英会話、ピアノと比べると、やや人気はおとるものの、空手を習っている人口は、前年より5％ほどアップしています。

ということは、空手というものに興味を持たれたお子さんや親御さんが増えてきているということになります。

そのほかにも、体操や将棋の人気も高まっており、子供の習いごとの幅がとても広がりつつあると言えるでしょう。

体験教室や、短期集中教室などを開いているところもあるので、興味があるかたはぜひ一度見に行ってみるといいと思います。

子供の精神や体力も鍛えることができますし、同時に礼儀も身につくので空手はとてもおすすめです。

子供が空手練習で身につくこととは

空手をすることで、空手に関する知識や体の使いかたを教えてもらうことはもちろんですが、そのほかにも礼儀作法を教え込まれます。

武道というものは、礼に始まり礼に終わるという言葉があるように、それに従い稽古をおこなっていきます。

「お願いします」「ありがとうございました」はもちろん、集中力や精神の統一なども身についていきます。

そして、「文武両道」を目指し、体を動かすことと同時に頭で考えることも大事にしています。

そのほかにも、声を出すということや、服装が正しく着用しているかということも必要になってくるので、練習を重ねることで必然と身についていきます。

そういった、心・技・体という武道に通ずる考えかたは、子供の習いごとにはおすすめだと思います。

小さいうちから始めるもよし、小学校低学年からでも全然遅くはありません。

勝ち負けだけでない、自分を鍛えることができるということを考えたときに、空手などの武道の習いごとはとてもいいと思います。

子供の空手の習いごとは流派によって練習内容が違う

空手の流派の違いはあるの？

空手というものは、拳と足を使った格闘技です。よく耳にする「極真空手」というものは、相手と戦うスタイルのフルコンタクト系空手です。

そのほかには、寸止めのルールを採用している伝統派空手というものもあり、道場や師範によっては方針が変わってきます。

ですので、空手を習わせたいなとお考えのかたは、通いたい道場がどの流派なのか、確認しておくといいと思います。

空手はどこで教えてくれるの？

空手教室や道場を探すなら、まずはインターネットで検索してみましょう。ホームページがある道場もありますし、公益社団法人日本空手協会で全国の支部を検索することもできます。

住んでいる市町村のおたよりに載っていたり、大型ショッピングセンターの中のカルチャースクールでも実施している場合もあります。

気になった場合は電話などで問い合わせてみて、見学に行ってみるといいでしょう。

子供に空手をさせるなら毎日の練習は必要？

子供に空手を習わしたけど、稽古がない日は家で練習したほうがいいのでしょうか。

その考えはひとそれぞれですが、通っている道場や教室によっても変わってくるでしょう。

まだ小学校低学年やそれ以下のお子さんの場合、ただ楽しい、お友達がいる、褒められて嬉しい、という気持ちで稽古にきているひとがほとんどですが、今はその気持ちを大事にするだけでいいと思います。

個人の道場や、有名な先生のところでは、だんだんと厳しくなったり試合に出たりとしていくと、家での練習も必要にはなってきます。

子供の気持ちが一番大事ですが、毎日継続するということもとても大事だと思います。

そういう意味では、小さいときから家で10分でも15分でも、空手の練習をすることはいいことだと言えるでしょう。

空手が好きで、強くなりたい、試合に勝ちたいと思うようになると、自然と自ら練習しだすお子さんもおられます。

でも、全員ができるかというと、そうではないので、子供の気持ちなども考えながら必要なときはサポートをしてあげるといいかと思います。

初心者必見！お家でできる空手の練習法

練習その1　鏡の前で基本動作を繰り返す

基本の立ち方や、突き・受けが体の真ん中でできているか、そういうことを自分で確認するために鏡の前での練習はとても効果的です。

そのほかにも、肩が上がっていないか、体がしっかり正面を向いているか、なども確認するポイントになります。

練習その2　相手がいると意識したうえで基本動作を繰り返す

相手がいると意識し、技を繰り出すことは、とても意味のあることです。

イメージトレーニングを普段からしていると、試合のときや稽古のときに体が動くようになります。

そして、力加減やスピードを意識することも、とても重要なことになります。鏡の前での練習と、実践を想像した練習もできると、空手の上達にも繋がるでしょう。

もちろん、相手が用意できるとお互いの技術の向上に繋がり、その成果も必ず稽古で出せるでしょう。