妊娠検査薬で調べる！陰性・陽性を正しく判定する方法

妊活中の方にとって、妊娠検査薬で検査した時の陰性・陽性判定は一番重要なポイントです。

毎月この検査にドキドキいても立ってもいられない…なんて方も多いのではないでしょうか？

ですが、この妊娠検査薬は使用方法を誤ると、正しく判定することができずに、妊娠の有無に誤判定が出てしまうことがあります。

今回は、そんな誤判定を防ぐために、妊娠検査薬の正しい使い方についてまとめてみました。

ぜひ参考にして、正しい判定結果を待ちましょう！

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陰性・陽性を正しくチェック！妊娠検査薬の適正検査日

妊娠検査薬で妊娠が判定する仕組みは、妊娠によって分泌されるようになるhCG（ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン）が、尿の中に含まれており、そのホルモンが検査薬に反応し、妊娠の有無を判定するようになっています。

このhCGが50mlU/mL以上になると妊娠確定ということになります。

hCGは、受精卵が着床し、子宮内に胎盤が作られる組織から分泌されるようになります。

hCGに分泌量が、妊娠検査薬が反応する50mlU/mL以上に到達する期間は個人差がありますが、早い方で次の月経が始まる数日前と言われていますが、確実に判定するためには月経開始日から一週間後あたりがベストと言えるでしょう。

これ以前に妊娠検査薬を使うことをフライング検査とも言われ、hCGが50mlU/mL以上に達していない状態での検査になってしまうため、たとえ妊娠していたとしても、陰性として判定されることになります。

陰性なのに陽性!?妊娠検査薬には誤反応も…

先述の通り、妊娠検査薬は往々にして誤判定をしてしまうことがあります。

ご紹介した通り、判定が難しいフライング検査により誤判定になってしまう場合以外にも、いくつか原因があります。

挙げられる要因としては、

• 次の月経の日程に誤りがあった
• もともとhCGホルモンの分泌が弱い

などがあります。

検査の結果を急ぐあまり、検査する日程を見誤ると、1日違いでも判定結果に違いが出てしまうのです。

その他の誤判定としては、陽性結果でありながら妊娠していなかった場合もあります。

挙げられる要因としては、

• 着床後に妊娠継続が難しくなり化学流産してしまった
• 子宮外妊娠
• 胎盤が作られる絨毛組織の異常な増殖による胞状奇胎
• 流産後にも胎盤などが子宮内に残っている

などがあります。

また陽性判定が薄っすら浮かび上がる蒸発線などもあり、正しい判定のためには、正しい時期に検査を行うことが重要です。

妊娠検査薬のフライング検査は陰性・陽性の判断は難しい！

特に妊活中の方は、妊娠検査をすることに気持ちがはやり、フライング検査をしてしまったという声をよく聞きます。

しかし、フライング検査をすることにより陽性反応が誤判定となった時、妊娠検査薬で陰性判定が出る以上にショックや絶望感が大きくなってしまいます。

フライング検査の結果に一喜一憂するよりも、正しい使用方法で確実な結果を待つようにしましょう。

どうしても早く検査して結果が知りたい！という方は、通常の妊娠検査薬ではなく、早期妊娠検査薬がオススメです。

早期妊娠検査薬も妊娠により分泌されるhCGホルモンの分泌によって妊娠の有無を判定しますが、反応するhCGホルモンの分泌量の値が、通常の妊娠検査薬が50mlU/ml以上なのに比べ、早期妊娠検査薬は25mlU/ml以上と、高い感度で妊娠を確認することができます。

やっぱり陽性？妊娠検査薬で陰性でも生理がこない原因は？

妊娠検査薬で陰性判定が出た場合、その後もなかなか月経がこないことがあります。

その原因は大きく分けて2つあります。

◎生理不順

女性は月に一度の割合で月経周期が回ってくるようになっていますが、様々な要因によって周期が乱れてしまうようになります。

過度のストレスや生活習慣の乱れなども関係しているため、精神的な問題や環境などにも配慮が必要です。

また加齢によってもホルモンバランスは乱れがちになり、40代後半〜50代頃には更年期となり閉経していきます。

最近は過度なダイエットなどの影響で若年で更年期を迎えてしまう女性も増加傾向にあるため、生活習慣などの見直しが必須となるでしょう。

◎フライング検査

先ほどもお伝えしたように、検査の適正期間よりも早く検査をしてしまったことにより、妊娠判定に誤まりが生じてしまうのです。

そのため、陰性判定でも妊娠している可能性があるので、なかなか月経がこない場合は、開始予定日から1週間後に再度検査をしてみましょう！

妊娠検査薬で陽性確定！その後の流れ

では、実際に適正期間に正しく妊娠検査薬を使用して、陽性反応がしっかり出た場合には、ほぼ妊娠確定ということになります。

しかし陽性反応がある場合でも、流産や子宮外妊娠の可能性もあるので、まずは早めに産婦人科を受診しましょう。

産婦人科で再度妊娠検査を行い、問診・触診・エコーで医師により妊娠の判定をしてもらうことになります。

あまり早いタイミングで検査・病院受診をすると、妊娠判定が難しくなることがあり、後日再受診するように促されることもあります。

妊娠が確定した場合は、病院の指示に従い、定期的に病院を受診するようになります。

これは妊婦検診というもので、母体と胎児の様子を問診やエコーにより診察していきます。

病院の指示や指導をしっかり聞いて、妊娠中にどのように過ごし、どのような事に注意すべきかをしっかり理解しておきましょう。

これから約8か月間の妊婦ライフの始まりです！