プラセンタ注射が不妊治療に効く！?気になる効果と治療法

妊活を長期に渡り行っても、なかなか思うように妊娠しない場合、不妊治療が必要になるケースもあります。

不妊治療には様々な施術や方法がありますが、最近はプラセンタ注射での治療に効果が期待できると注目が高まっています。

プラセンタ注射が不妊治療に与える影響はどんなものなのか、効果や注意点などをご紹介します。

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不妊治療にプラセンタ注射が効く？

美肌やアンチエイジングなど美容に効果が期待できると話題のプラセンタですが、最近は不妊治療にも効果的ということで、不妊の病院治療に用いられることが増えてきています。

プラセンタの不妊治療への効果

• 卵子の質を上げる
• 子宮な上手くの増殖
• 着床率の向上

などが挙げられます。

プラセンタは女性ホルモンのバランスを整えながら、妊娠しやすい、妊娠に適した体へと変化させる効果があります。

もともと不妊治療は、排卵誘発剤などを用いることが多かったようですが、プラセンタは女性の身体自体の機能を向上させるので、より自然な形で不妊治療をサポートすることができます。

また、妊娠後にもバランスの良い状態で妊娠を継続していくことができます。

プラセンタを併用することで、もともと用いられていた排卵誘発剤やタイミング療法の効果も実感しやすい傾向にあります。

不妊治療にプラセンタ注射で効果が期待できる人の特徴

プラセンタが不妊治療に用いられることが多くなっていますが、必ずしもすべての方に効果が期待できるというわけではありません。

プラセンタの効果はあくまで卵子の質の向上・子宮の状態の安定・着床率の向上などなので、生理不順やホルモンバランスの乱れによって不妊になってしまった方には、効果が期待できる治療といえます。

そのため、卵巣・卵子・子宮・ホルモンバランスを整えることに効果があるので、妊娠自体の確率を直接的に上げるわけではないことを覚えておきましょう。

妊娠をするために、妊娠しやすい身体づくりの一環としてプラセンタは有効な手段と言えるのです。

そのため、医師の診断によりプラセンタで効果が期待できる人とできない人が判断され、必要な時に治療に用いられることになるので、プラセンタ＝妊娠できるというわけではありません。

不妊の原因は…プラセンタ注射と効果の仕組み

年を取るにつれ、私たちの体は様々な形で老化現象が現れていきます。

そして体の衰えとともに、女性の身体は子宮や卵巣の機能の低下から妊娠が難しくなっていきます。

35歳を超えると高齢出産と言われ、これ以降は一気に妊娠する確率や赤ちゃんの成長に様々な問題が生じてしまう確率が高くなってしまいます。

最近は35歳以上で妊娠・出産を迎える方が増え、高齢出産も普通になってきていますが、今も昔も体の劣化は変わらず訪れており、リスクが高くなっていくことに変わりはありません。

また、女性はホルモンバランスが崩れることで、月経不順・無月経・月経前症候群など不快な症状が増えていくケースが多いようです。

プラセンタを投与・服用することで、そういった体のバランスを整えたり、機能を向上することができるので、不妊治療にも効果的ですが、女性の健康にとっても重要な成分と言えるでしょう。

不妊治療にプラセンタ注射を用いる注意点

ここまで不妊のプラセンタ治療のメリットについてお伝えしてきましたが、プラセンタ治療にはデメリットや注意点などもあります。

メリット・デメリット双方の面をしっかり理解して、治療に向かうことが大切です。

プラセンタの不妊治療のデメリット

効果がある人とない人がいる

先述の通り、プラセンタの効果は不妊治療を行う全ての方に効果が期待できるわけではありません。

不妊の原因の特定が難しい場合、プラセンタを使用しても全く効果がないこともあるのです。

また、不妊の原因が、体の機能低下やホルモンバランスの乱れであっても、プラセンタが100％改善するわけでもありません。

すべての治療に言えることですが、行った治療が全て効果に繋がるわけではありませんが、不妊治療の場合は特に、気持ちが落ちてしまう方が多いので注意しましょう。

費用がかかる

プラセンタは体の機能を改善していくため、ある程度継続して続けながら体質を改善していく必要があります。

病院や頻度によっても変わりますが、月1万〜5万程度プラスして治療費がかかってしまう場合があります。

プラセンタ注射で不妊治療をすることの留意点

プラセンタ注射を受ける際には上記のデメリット以外にも、副作用が現れるリスクがあります。

もちろんまったく副作用が現れない場合もあり、個人差はありますが、

• 悪寒
• 悪心
• 発熱
• 発疹
• 寒気
• 吐き気
• 生理不順

などが例として挙げられています。

プラセンタ自体がホルモンバランスを整える効果もあるため、プラセンタが作用することで体が変化していく過程で、このような副作用が起こってしまう場合や、体がプラセンタに対して拒絶反応を起こしている場合があります。

体がプラセンタに慣れれば、このような症状が落ち着いてくるケースが多いようですが、あまりに辛い場合は、今後の治療に対して医師に相談するようにしましょう。

体に負担やストレスがかかっていると、それが原因となり妊娠しにくくなってしまうことがあります。

治療の結果に一喜一憂すると、かえって心身ともに辛くなってしまうので、不妊治療は心にゆとりをもって行えるように、気持ちを切り替えてみることも大切です。