寝不足で基礎体温が下がることがある！？その原因とは

女性なら、自分の基礎体温を計っている人が多いと思います。

私も一時期基礎体温を測っていました。排卵のタイミングがわかるだけでなく、体調管理にも便利な基礎体温。

日常生活では気づきにくいのですが、グラフにすると高温期と低温期がはっきりわかります。

規則正しい生活でリズムで二相に分かれているといいのですが、リズムに合わないところで基礎体温が下がる原因に寝不足があるというのは本当なのでしょうか？

基礎体温とは何か、寝不足と基礎体温の関係について紹介します。

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そもそも基礎体温とは何？

基礎体温とはそもそも何でしょうか？

女性の体には、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの分泌が関係する、体温の変化があります。この体温が基礎体温です。

基礎体温は高温期と低温期の二つに分かれます。ホルモンがきちんと分泌されていると綺麗な二つの層に分かれた基礎体温票ができます。つまり規則正しい生活が送れている状態です。

基本的には、排卵があると低温期から高温期に変わります。高温期とは、いつ妊娠してもいいように体が準備をしている状態で、約2週間続きます。もし高温期が3週間以上続くようなら妊娠の可能性があります。

受精しても着床しなかった場合には、高温期から低温期に変わって生理が始まります。

ですが、基礎体温はとても個人差が大きいものです。通常であれば排卵のタイミングと低温期から高温期に変わるタイミングが一致します。

ですが、排卵のタイミングが早かったり遅かったり、低温期から高温期に変わるタイミングと一致しないこともあります。

高温期の目安は約2週間ですが、これも個人差があり高温期が長い人もいれば短い人もいます。

そのため、自分の体のリズムを知るためには、半年ほど継続して基礎体温を計りましょう。体温だけでなくその日の体調もメモするといいですね。

また、不規則な勤務だったり、休日はゆっくり寝るなど起きる時間が一定していないと、正確な基礎体温がわからないことがあります。

測定する時間も合わせてメモしておくとよいですね。

おりものの状態や下腹の痛み、生理の期間や出血量などを記入しましょう。

排卵のタイミングや妊娠が分かるだけでなく、急な体調不良や病気の時にも役立ちます。

基礎体温を測る体温計の種類

細かな温度変化を測るための基礎体温計、婦人体温計の名前で売られています。

ですが、いろいろな種類があり、どれを選んだらいいか悩みますね。

毎日使うので、使いやすくて続けやすい婦人体温計はどれでしょうか？

★単機能タイプ

気軽に基礎体温を測りたい人には、単純に測るだけの婦人体温計がおススメです。

口の中で落ち着いて体温を測る為には約5分ほどかかります。価格が安いので、気軽に始めることができます。

水銀体温計と電子体温計があります。

★高機能タイプ

自分で基礎体温をメモするのが面倒、という人には測定値を記憶してくれる婦人体温計がオススメです。

口の中の体温を予測して、25〜90秒で測定することができます。5分も測っていられない、という人にも便利ですね。

数値を記憶してくれるので、次の排卵予想や生理日の計算機能がついている高機能なタイプもあります。

寝不足が続くと基礎体温が下がる？

基礎体温を測り続けていると意外なこともワかります。

普段の体温は36.4℃位なのに、時々35.4〜35.9℃とちょっと低い時があります。

体感ではやや熱っぽい感じがするのに、基礎体温は逆に低い。これってどうして？

よくよく考えてみると、そんな朝は寝不足のことが多いかも。

そうなんです、寝る時間が普段より短いと、自律神経が乱れて体温が下がるようです。

基礎体温は寝てから4時間かけてゆっくりと下がります。その後で測ると一番いい基礎体温なのですが、寝不足で時間が足りなかったり、自律神経が乱れていると、いつもと違った体温になるようです。基礎体温が下がる人もいれば、上がる人もいるようです。

普段と違う体温だったり、寝不足の朝、ちょっと体がだるいなども体温と一緒にメモしておくと見直したときによくワかります。

その他に基礎体温が低下する原因として考えられるのは、喫煙や飲酒、ストレスや極度の疲労、電気毛布を使っているときも体温が下がるようです。

寝不足だと基礎体温が下がるという体内リズムの変化

基礎体温を測り続けていると、低温期と高温期の二つに分かれることに気づきます。

排卵が始まると黄体ホルモン（プロゲステロン）が分泌され高温期が2週間続きます。その後生理が始まり卵胞ホルモン（エストロゲン）が分泌されて卵を成長させるころには低温期に入ります。

規則正しい生活でこのリズムが保たれるのですが、根不足などが続くと体のリズムが狂います。基礎体温が上がったり下がったりして、基礎体温グラフが凸凹になります。

長期にわたってこの状態が続くと、人によっては生理周期が乱れたり不妊につながる可能性もあります。

自分の体のリズムを知って規則正しい生活を送ることで、妊娠のタイミングを知ることができます。

そのためには少なくとも4時間以上睡眠をとって、毎日同じ時間に体温を測るようにしましょう。できれば睡眠時間も一定の時間取れる方が安定した体温を維持できます。

睡眠不足で体温が下がる人もいれば上がる人もいます。寝不足にならないように、毎日同じ時間眠るように気をつけましょう。

寝不足になると基礎体温は下がる？どう変化するの？

睡眠時間と基礎体温の関係にも個人差があります。

寝不足で基礎体温が上がる人もいれば、下がる人もいます。逆に寝過ぎて基礎体温が上がる人もいれば、下がる人もいます。

基礎体温は毎日同じ時間に測る方がより正確な数値が得られます。

4時間以上寝た後に測る方がいいので、もし二度寝しそうなときは、先に測っておきましょう。4時間未満の二度寝後では正確な数値が得られません。

さらに外気温の変化でも基礎体温は変化するのて、目覚めてすぐの環境で測る方がいいですね。

寝不足は基礎体温だけではなく体調全般に影響します。妊娠を希望される女性は、特に規則正しい生活と良質な睡眠を意識しましょう。

基礎体温の数値ばかり気にしているとそれがストレスになります。正確な排卵日が知りたい場合は、排卵検査薬や病院で調べてもらうことができます。

寝不足や寝過ぎだけでなく、ストレスも基礎体温に影響を与えます。体調が悪い時や睡眠時間が大きく乱れた時は、体温と一緒に体調もメモしておきましょう。

基礎体温の上がる・下がると寝不足の関係

理想的な基礎体温の測り方は、毎日一定の睡眠時間で、決まった時間に同じ状況で測ることです。

寝不足で基礎体温が上がる人もいれば、下がる人もいます。

寝過ぎても基礎体温は上下しますので、同じくらいの睡眠時間を意識しましょう。
ちょっと早く起きすぎた、二度寝しよう、と言う場合には、まず基礎体温を測ってから二度寝してください。4時間未満の睡眠で測った基礎体温は正確ではありません。
基礎体温は些細な外気温の変化によっても変ります。正確な基礎体温を測る為には、毎日同じ時間帯に測るようにしましょう。

高温期と低温期の入れ替わりで排卵のタイミングを知ることができますが、正確な排卵日を知りたい場合は、排卵検査薬や病院でしっかりと調べてもらいましょう。
特に妊娠を望んでいる女性の場合は、規則正しい生活生活が基本です。睡眠時間だけでなく、ストレスもホルモンバランスを崩しますので気をつけましょう。良質な睡眠は身体のためにもいいですよ。