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赤ちゃんが布団で窒息しないよう注意するべきこと

   

赤ちゃんが布団で窒息しないよう注意するべきこと

赤ちゃんが寝ている間に突然亡くなってしまうものに、「乳児突然死症候群(SIDS)」や「窒息」があります。

それはどうして起こってしまうのか、どうしたら防げるのでしょう。

赤ちゃんは日々大きくなって、その成長に追いつくのに精一杯のママやパパは多いと思います。

正しい知識を知って、生活を見直してみませんか。今日から安心して赤ちゃんを布団で寝かせてあげられるかもしれません。

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赤ちゃんとの添い寝…布団で窒息しないように注意!

赤ちゃんを寝かしつけする時、「赤ちゃんの寝付きがよくなる」「ママの授乳が楽」「親子のスキンシップが取れる」とのことで、ごく普通に赤ちゃんと一緒に寝ているご両親が多いと思います。

でも、その睡眠中に予想もしないことが起こる危険があるのです。

赤ちゃんが死亡するものとして、「乳幼児突然死症候群(SIDS)」という病気のほか、「窒息死」があります。

乳幼児突然死症候群とは、何の予兆や既往歴もないまま、乳児が睡眠中に突然亡くなってしまうという病気です。

詳しいことはまだわかっていませんが、親の喫煙や人工乳、うつぶせ寝、添い寝などが原因だと言われています。

窒息死は、布団、枕などの寝具や両親の体などで赤ちゃんの鼻や口をふさぐことで、呼吸ができなくなり亡くなってしまうことです。

布団も一因に!赤ちゃんを窒息事故から守ってあげよう

赤ちゃんの呼吸が妨げられると低酸素脳症や無酸素脳症になり、脳に障害が残ることのみならず、最悪の場合死に至る場合もあります。

ふと気づいたら、赤ちゃんが大人用の布団の中でもがいていたり、おくるみがほどけて首に巻き付いていたりするのを見ると、「今、窒息していたんじゃないか」「後遺症が出たらどうしよう」と心配になる時があります。

こんな時、いつ病院に連れて行けばいいか迷うところですが、低酸素脳症や無酸素脳症は後から症状が出るものではありません。

でも、赤ちゃんが急激に意識を失ったり、けいれんをしていたりしたら大ごとです。すぐに救急車を呼びましょう。

いつものようにミルクを飲んだり、機嫌よくしていれば、まず大丈夫です。

赤ちゃんの生命を守るのは、大人の責任です。短時間でも怖いのが窒息。くれぐれも気をつけましょう。

赤ちゃんのそのお布団、窒息の危険性はありませんか

窒息事故の原因となるものに、布団や枕、小物や衣服などが上げられています。

赤ちゃんが窒息しないよう、これらのものに気を配りましょう。布団や枕が柔らかいと、赤ちゃんの顔が埋もれて、鼻や口元をふさいでしまうことになります。

布団や枕は柔らかすぎないないものがいいでしょう。

枕に至っては必要のない場合もあります。

また、意外に思うかもしれませんが、ぬいぐるみなどの小物も赤ちゃんの近くに置かないようにしましょう。

赤ちゃんがたまたま寝返りを打ったところに小物があり、赤ちゃんの口をふさいだため、窒息死してしまった例もあります。

赤ちゃんが着ている衣服も同様です。赤ちゃんが動くことで、赤ちゃんの鼻や口元をふさいでしまいます。

薄手の服ならまだ大丈夫ですが、厚手の服になると通気性が悪くなります。まとわりつきやすいバスタオルも安心できません。

赤ちゃんがお布団で窒息しないような具体的な方法とは

なぜ、赤ちゃんが布団で窒息するような事故が起こってしまうのでしょうか。

おおよそ赤ちゃんは生後5〜6カ月ほどすると、寝返りを打つようになります。

そんな時期に柔らかい布団に寝せていると、寝返りを打った際にうつ伏せになり、顔が埋もれてしまうのです。

堅めのマットレスがベビー布団として売られているのはそんな理由です。

また、安心と思われている軽いタイプの掛け布団も、軽いがゆえに赤ちゃんの顔の上まで上がってくることが多いので、寝せている時の布団はこまめにチェックする必要があります。

赤ちゃんと一緒に添い寝をするご両親は多いと思います。ここで注意しなければならないのは、夜の添い寝です。

夜は大人もつい寝入ってしまいがち。気づいたら、隣の赤ちゃんの顔の上に大人の重い布団がかぶさってしまい、赤ちゃんがぐったり…といった事故が実際にありますので、赤ちゃんにはベビー布団で寝かしてあげたいものです。

赤ちゃんを窒息から守る寝かせ方とは

赤ちゃんを安全に寝かせる時のポイントは、

  1. うつぶせに寝せない
  2. 柔らかい寝具は使わない
  3. 顔の上にタオルケットなどの布が掛からないようにする
  4. 掛け布団を顔の上まで掛けない
  5. ソファーなどの高い所で寝かせない

などです。

また、この時期の添い寝の仕方も注意が必要です。ママがおっぱいを含ませたまま寝てしまい、それが赤ちゃんを窒息させることがあります。

赤ちゃんが寝入ったことを確認してから、おっぱいを外すようにしましょう。睡眠不足や寝相の悪い人は、特に注意が必要です。

また、赤ちゃんをベビーベッドに寝せている人は多いと思います。

その際、ベッドの柵とマットレスとの間にすき間が空いていると、わずかなすき間に赤ちゃんの顔がはさまる危険があります。

くれぐれもベッドとマットレスのサイズは同じものを選ぶようにしましょう。

赤ちゃんの寝返りの際に気を付けたいこととは

それまで周囲の助けで態勢を変えていた赤ちゃんが生後5〜6カ月ごろからし始めるという寝返り

赤ちゃんが自力で回転して、仰向けからうつ伏せに反転できることは、成長のあかしでもあります。

日中、赤ちゃんが寝返りを打って、ママやおもちゃを探そうとする姿は微笑ましいものがあります。

ですが、赤ちゃんは夜も動きます。この時に、布団が柔らかすぎたり、顔の近くに小物があったりすると、顔が埋もれてしまい窒息につながります。

また、ミルクや母乳を飲んだ直後にすぐに寝返りをすると、吐き戻しをしてしまうことがあります。吐いたものがのどに詰まる可能性があるので、授乳後すぐに寝返りをしないように見守ってあげたいものです。

日々、行動範囲が増えていく赤ちゃん。

ソファやベッドなど地面より高い所で寝返りをすると、勢い余ってそのまま落下してしまうことがあります。

落下した所が柔らかいと大事には至りませんが、固いものに落ちると大けがをしてしまいます。赤ちゃんは高い所に寝せないようにする、寝せるなら必ず柵を付けるなどの対策が必要です。

乳幼児突然死症候群などによる突然死から赤ちゃんを守ろう

【ここから本文をリライトして記入】
乳幼児突然死症候群(SIDS)で、乳幼児の赤ちゃんが年間1000人ほど亡くなっているそうです。これは乳児期の死亡第3位にあたります。

気づいたらそばで赤ちゃんが冷たくなっている…そんな想像すらしたくありません。なんとかしても避けた病気ですが、予防法はまだ確立していません、

でも、以下のことで発症率が低くなるというデータがあります。

  1. 1歳になるまでは、あおむけに寝せる
  2. できるだけ母乳で育てる
  3. 赤ちゃんのそばで喫煙しないなどです。

完全な予防はできなくても今までの生活を見直すことで、リスクを軽減することもできます。

とりわけ発生率が高まると言われている生後6ヶ月未満では、赤ちゃんを1人にしないようにしたり、受動喫煙を避けるようにしたり、赤ちゃんが寝ている布団を見直したりと、赤ちゃんの健康を第一に考えましょう。

そうしたことで、窒息事故からも赤ちゃんを守ってあげられるのです。

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