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1歳児の風邪…小児科と耳鼻科どっちを受診すべき?目安・注意点

   

1歳児の風邪…小児科と耳鼻科どっちを受診すべき?目安・注意点

1歳頃の子供はよく風邪をひいて、鼻水や咳もたくさん出るものです。

かかりつけの小児科を受診することが多いと思いますが、鼻や耳、のどの症状がひどい場合は、耳鼻科の方がおすすめです。

どの科を受診すべきか見極めるには、子供の症状をよく観察する必要があります。

今回は、子供が風邪をひいた時の受診科の選び方や症状をチェックするポイント、処方薬を服用する際の注意点などをご紹介しましょう。

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1歳児の風邪…迷った時は耳鼻科よりもまずは小児科へ!その理由

1歳頃の赤ちゃんが風邪をひいて受診すると、咳を鎮める薬や鼻水を和らげる薬、抗ウイルス薬や呼吸を楽にする薬などを処方されるのが一般的です。

薬を飲んでいれば少しずつ症状が良くなっていくものですが、なかなか咳や鼻水が収まらないことも少なくありません。

そこで、再び受診して調べてもらうと、喘息や気管支炎、肺炎などであったり、中耳炎や副鼻腔炎だったりすることが判明するケースも多いようです。

子供は成長する過程でよく風邪をひきますが、その経験から親御さんも、だんだんとその子の弱い部分や傾向が分かってきます。

我が子の体質や出やすい症状を把握することで、耳鼻科と小児科のどちらにかかるのが良いか判断できるようになります。

しかし、生まれて間もない頃なら子供がどんな傾向を持っているのか分からず、受診する科を間違えてしまうこともあります。

判断が難しい場合は、まずかかりつけの小児科を受診して全身の状態を診てもらうのがおすすめです。

1歳児の風邪で耳鼻科を受診した方がいいケースとは

子供の風邪の症状…耳鼻科を受診すべきケースとは

赤ちゃんが風邪をひいた時、どの科を受診すべきか迷うことはありませんか?

そんな時は、どんな症状があるのか、元気があるのかなど状態を観察して判断することが大切です。

耳鼻科を受診した方がいい状態として、次のようなものがあげられます。

  • 目立つ症状が鼻水や鼻づまりだけ
  • 耳を痛がる
  • 耳だれがある
  • 小児科で薬を処方されたが鼻水が止まらない

小児科よりも耳鼻科が適切と思われるのは次のような場合です。

  • 子供が耳の痛みを訴えている
  • 中耳炎になりやすい
  • アレルギーがある
  • 鼻水が原因で咳が出る

子供が元気で症状が鼻水だけであれば耳鼻科に行くのがおすすめです。

実際、鼻水や咳の症状だけであれば耳鼻科を受診する人は多いようです。

小児科では、他の病気をもらってしまう可能性もあるので、耳や鼻の症状だけの場合は耳鼻科に行くと良いでしょう。

1歳児の風邪で鼻・のどの症状が出たら耳鼻科へ!処置の特徴

耳鼻科の特徴

子供が風邪をひくと、何科を受診すればいいのか迷うこともあるでしょう。

鼻水やのどの痛み、痰が出るなど鼻やのどの症状が目立つ場合は、耳鼻科がおすすめです。

耳鼻科は、耳鼻咽喉科という名前の通り、耳と鼻とのどが専門の診療科です。

特に、子供は風邪から中耳炎になりやすいので、耳鼻科でチェックしてもらうと適切な処置を受けられます。

また、小さい子供は自分で鼻をかんだり痰を出したりするのが苦手です。

鼻づまりで口呼吸になると、のどが乾燥してウイルスが繁殖しやすくなります。

家庭では十分に吸ってあげられない時でも、耳鼻科の処置で鼻の通りがよくなることもあります。

耳鼻科で行われる処置

耳鼻科では、専用の器具で鼻水や痰を吸引してくれるので、家庭では取り切れない奥の方まで対応可能です。

また、必要に応じて小児科と同じように、赤ちゃんが飲める薬を処方してくれます。

赤ちゃんや小さい子供は、風邪が進行して中耳炎や副鼻腔炎になることが多いので、耳鼻科でチェックしてもらうのをおすすめします。

風邪で鼻水が出る…耳鼻科に行った方がいい症状とは

透明な鼻水が出る

鼻水が透明であれば、体内に侵入しようとする異物やウイルスなどに対する自浄作用だと考えられます。

さらさらと流れる鼻水は、それほど長い時間出ることはありません。

鼻水を拭いてあげながら家庭で様子を見ましょう。

透明で粘り気がある鼻水

透明でもどろっとした鼻水は、すでに感染症にかかっている可能性があります。

白血球が、侵入してきたウイルスに対抗した結果、鼻水が出るのです。

鼻水が長引く場合は耳鼻科を受診し、症状に合った薬をもらうと早く治るでしょう。

黄色で粘り気がある鼻水

このような状態の鼻水が出る場合は、感染症が治りかかっていると見られます。

黄色は死滅したウイルスと言われており、もうすぐ完治する頃ですが、粘り気が強い分、鼻づまりも起こりやすくなります。

また、治りかかっているからと油断していると、ぶり返すこともあるので、こまめに鼻水を取ってあげましょう。

家庭でうまく取れない時は、耳鼻科で吸い取ってもらうとすっきりします。

風邪で耳鼻科を受診する際の注意点…症状・抗生剤の服用期間

小さい子供は、自分の症状をうまく伝えられないことが多いため、病院では保護者が医師に説明することになります。

専門医が知りたいのは、次の5項目です。

  1. 鼻汁が出る
  2. 咳をした時に痰が絡む
  3. 鼻づまりがある
  4. 嗅覚が低下して、匂いがわからない
  5. 頭が重い・顔に痛みがある

耳鼻科を受診する際は、以上の5項目について医師に説明できるように家庭でチェックしておきましょう。

抗生物質を処方された時の注意点

耳鼻科では、鼻づまりや鼻水の症状に対して抗生物質を処方され、決められた日数分飲むことが多いでしょう。

飲み切っても症状が緩和しない場合は、他の薬を出されますが、一部の病院では同じ抗生物質を続けて出されることがあります。

この時、医師の指示通りに飲み続けていると、身体的なリスクが生じる場合もあり、注意が必要です。

抗生物質の長期服用で低血糖のリスクも

耳鼻科で処方される抗生物質には、ピボキシル基という成分が含まれているものがあり、長期の服用は危険だと言われています。

この種類の抗生物質は、長い間飲み続けると、血中のカルニチンという成分が不足し、体内の糖の代謝が滞り、低血糖の症状が出るという報告もあります。

処方された薬を飲んでも症状が改善されない場合は、病院で相談してみましょう。

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