妊娠初期に仕事が忙しい……カラダへの影響とは

妊娠がわかってすぐのときは、まだ仕事をしている女性が多いと思います。

よく妊娠は病気ではないという言葉を聞きますが、赤ちゃんがいるということはやはり今まで通りのようにはいかないものです。

特に妊娠初期は、赤ちゃんが育つ大事な時期です。そんな時期に気をつけておきたい仕事に対する注意点をご紹介します。

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妊娠初期には無理をせず周りの手を借りよう

妊娠初期の変化というものは、見た目ではなかなかわかりにくいと思います。

お腹が目立っているわけでもなく、妊娠中とアピールをするわけにもいきませんよね。

でも、妊娠初期は赤ちゃんにとっての大事な時期で、お母さんのとっても同じになります。見た目にはわからなくても、体の中では確実に変化しているのです。

ですので、無理をして今までのようにバリバリ動いていると、流産のリスクも高まってしまうことがあります。

重たいものを持つような力仕事や、長時間体を動かすようなことはできればしないように気をつけましょう。

もしつわりがひどかったり、体調が優れない場合は、ちゃんと正直に上司のほうへ相談しましょう。

無理をするということだけは絶対しないようにしてください。

自分や周りが思っている以上に、妊娠というものはとてもデリケートなことだと理解しておきましょうね。

忙しい仕事はセーブするのが妊娠初期にはおすすめ

つわりがしんどい場合

妊娠といえば、大勢のひとがつわりに悩まされてしまいます。そのつわりにもいろいろあり、眠りつわりというものがあります。

朝起きれなかったり、仕事中に眠ってしまったりとするようです。

ほかには、匂いで吐いてしまうタイプのつわり、食べつわりとありますが、一般的に多いのは吐きつわりだと思います。

とても匂いに敏感になってしまうので、刺激が多い職場の場合は、つわりの説明を上司にしたほうがいいでしょう。

仕事の内容

妊娠初期につわりがなかったり、体調も悪くないというひとも中にはたくさんおられます。

ですので、今まで通りの仕事をこなしていくのですが、立ちっぱなしや動きっぱなしには注意したほうがいいでしょう。

どんなに体調が良くても、お腹の中にはちゃんと小さな命があります。

重い物を持つ仕事は避けましょう。また、カラダを温めることが大切ですので、温かい飲み物を飲む、ひざ掛けを使用するなどして、冷やさないようにしましょう。

頑張りたいという気持ちもあると思いますが、赤ちゃんがいるということを考えて仕事の内容も見つめ直していきましょう。

妊娠初期でのつらかったこと

妊娠初期の仕事でつらかったという意見をまとめてみました。

• サービス業なので、立ちっぱなしになってしまいとてもしんどいと感じました。(20代、販売業)
• 満員電車でのひとの密着が妊娠初期にはつらかったです。(20代、OL)
• 男性が多い職場なので、力仕事があり少し負担になってしまいました。(20代、建設業)
• 無理をしたわけではないのですが、切迫流産になってしまい仕事を休むことになり、たくさん迷惑をかけてしまいました。(30代、会社員)

このように、妊娠初期は本当に大切な時期になります。

ひとそれぞれ体の調子は違いますが、自分の中の大丈夫と大丈夫じゃない範囲をわかっておきましょう。

周りのひとからの理解も必要ですが、伝えないと分からないということもあります。

ですので、無理だと感じた場合には同僚や上司にちゃんと伝えましょうね。そして、ひとりだけの命ではないと覚えておいてください。

妊娠初期は仕事が忙しいことでストレスになることも

妊娠という知らせは、意外と突然やってきたりします。もちろん計画をしていたなら、心の準備もしてはいますが、それでも日にちが決まっているものではありません。

ですので、妊娠初期は気づかずに重たいものを持ってしまったり、走ってしまったりということもあります。

さらには、ホルモンバランスにも影響するため、ストレスを感じやすくなってしまうこともあります。

それが情緒不安定に繋がってしまったり、ストレスが積み重なってイライラしてしまい、周りに性格が変わったと思われることもあります。

今の時代は、子供でさえストレスとともに生きていく時代ですが、ストレスがもたらす影響を甘く見てはいけません。

ノンストレスとまではいかなくても、せめて妊娠中は穏やかに過ごしていきたいものです。

仕事のストレスや、日々の忙しさ、それもお腹に伝わってしまうかもしれないと思い、できるだけ無理のないように仕事をしてください。

妊娠初期に仕事が忙しい中でも気をつけておきたいこと

１．妊娠がわかったらまずは上司に報告しましょう

そして安定期になってから、職場に妊娠報告をするのがいいと思います。

妊娠初期はなにが起こるか分からないため、もしものことが起こったときに悲しい気持ちになってしまいます。

ですので、上司にもその旨を伝え、安定期まで報告は控えましょう。

２．毎日残業が続いたり、激務の職場は仕事をセーブしましょう

産休を取るまでは頑張らなきゃと思い、仕事をこなし続けた結果、切迫流産になってしまうという話もよく聞きます。

もちろん上司や周りの理解が必要になってきますが、こればっかりは協力してもらうほかありません。

妊娠というものは、経験者にしかわからないこともあるため、独身や男性が多い職場だと少し頼みにくいかもしれません。

でも、大事な赤ちゃんのためだと思い、ここはきちんと理解を求めましょう。そして協力してもらうことがそれが当たり前だとは思わずに、感謝の気持ちを伝えながら、仕事の内容について考えていってください。