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妊婦検診の内診で出血した時の注意点と対処法

   

妊婦検診の内診で出血した時の注意点と対処法

妊娠をすると出産までの間の母体やお腹の中の赤ちゃんの様子をチェックする妊婦検診を受けることになります。

妊婦検診ではいくつかの検査があり、中でも内診は妊娠中のトラブルを未然に防ぐためにも重要な検査の一つと言えます。

しかし、この内診によって出血してしまう方も多く、妊娠中の出血に不安になったという声もよく耳にします。

そこで今回は、妊婦検診の内診で生じる出血について、詳しく調べてみました。

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妊婦検診の内診で生じる出血は問題ない?

妊娠中は定期的に妊婦検診を受けることになりますが、そのときにいくつかの検査を受けて、母体やお腹の胎児の健康や成長の状態を確認することになります。

その検査の中の一つに内診があります。

内診とは、膣やお腹から指での触診と、クスコと言われる膣鏡による視診のことを指します。

妊婦検診にはエコー検査や血液検査などもありますが、内診でしかわからない以上などもあるので、重要な検査と言えます。

しかし、この内診検査を受けた後に、出血を伴ったという妊婦さんの声もよく聞かれます。

妊娠中の出血は、胎児の異常や流産の原因ともなると言われているため、問題のない出血でも心配になってしまう方も多いようです。

特に妊娠中は体自体がデリケートになっているので、少しの刺激で出血してしまうこともあるので、本当に内診が原因で生じた問題の内出血なのかを見極めることは難しいことですが、内診後の出血に見られる特徴をまとめてみると…

  • 薄ピンクの出血
  • 量が少ない
  • 内診後のタイミングである

の3点が挙げられます。

出血しても大丈夫!?後期妊婦検査の内診事情

臨月に入りお産が近付いているときでも、膣が硬く出産の準備ができていない場合、妊婦検診の内診時に、医師が刺激を与えて、出産を促すことがあります。

これは「内診グリグリ」とも言われており、この刺激によりすぐに出産にむすびついたという妊婦さんも少なくありません。

出産に向かわせるために刺激を与えるので、「内診グリグリ」にはかなりの痛みと出血を伴うことが多いようです。

この時の出血は、妊娠初期や中期の内診児に見られる出血とは違い、おしるしのような意味合いがある出血と言えるでしょう。

実際、「内診グリグリ」後、当日〜3日以内に出産したという妊婦さんも多いため、内診の出血は体が出産のための準備ができたことを表しているのでしょう。

なかば強引な方法のようにも感じますが、臨月の内診にはこのような処置があることも覚えておきましょう!

妊婦検診の内診で出血!どうしたらいいの?

内診後に出血が生じた場合、内診が原因であれば先ほどお伝えしたように、薄ピンクで出血量も少ない、血がショーツに薄っすらにじむ程度の出血であることがほとんどです。

しかし、気になる方は内診後に付けられるようにナプキンやオリモノシートなどを持って病院を受診するようにしましょう。

ほとんどの場合が、すぐに出血は収まることになりますが、ごくまれに膣内が傷付いたことにより生理のような出血が生じたり、出血が長続きしてしまうこともあります。

その場合は直ぐに病院に相談し、適切に対処するようにしましょう。

膣内の損傷により出血している場合は、お風呂に入ると雑菌などが体内に侵入してしまう危険性があるので、入浴は避けて安静にしておきましょう。

内診後の出血は、多くの妊婦さんが経験していることなので、ほとんどの場合が心配することはありませんが、出血が続いたり、体調不良が生じたりと、気になる点がある場合はすぐに対処しましょう。

その出血は本当に妊婦検診の内診が原因?

妊娠中によくみられる出血として、内診時の出血とおしるしの出血がありますが、この内診とおしるしの出血の違いは何なのか、見極めておくことも大切です。

先ほどもお伝えした通り、出産間近の内診後の出血は、ほぼおしるしと同じような出血と考えて良いでしょう。

しかし、妊娠初期や中期に「おしるし」と言われる出血が生じる時期ではないので、内診後のタイミングの出血であれば、内診が原因の出血ということになります。

おしるしと言われる出血は、ほとんどの場合が出産当日から3日以内に出産を迎える時に生じています。

内診の出血とおしるしの出血は時期も原因も違うので、何となく見分けがつく方も多いのではないでしょうか。

ただ、出血が鮮血だったり、大量に出血したりした場合には、もしかするとそれ以外の原因であることも大いに考えられるので、気になる出血は直ぐに病院を受診しましょう。

妊婦検診の内診で出血!自己判断は危険かも!?

出血が生じたタイミングによって、

「たぶん内診が原因…」
「もうすぐ出産になるおしるし…」

と、自分でも見分けがつくこともありますが、中には原因がわからなかったり、原因はわかっていても出血したことで不安になったりすることもあります。

こんなことぐらいで病院を受診するのは…と感じる方も多いようですが、気になったことがあればすぐに受診したり、電話で相談したりするようにしましょう。

妊娠中は体だけでなく、精神的にも大変デリケートな状態になっています。

不安なことがあれば、気付かないうちに大きなストレスとなり、少なからずお腹の胎児にも影響を与えてしまうことがあります。

医師に相談し、問題のない出血とわかるだけでも、心や体の負担が軽くなるので、困った時や体の状態が気になる時には、すぐに相談できる環境を整えておきましょう。

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