妊娠中の風邪は危険！？治らない時の対処法と注意点

妊娠中に風邪をひいてしまうと、様々な体の変化からなかなか治らないと言われています。

妊娠中の風邪の影響は、自分以上にお腹の赤ちゃんへの影響が気になるため、できるだけ早めに対処しておきたいものです。

そこで今回は、妊娠中のなかなか治らない風邪の対処法や注意点についてまとめてみました！

母体とお腹の赤ちゃんの健康を守るために、ぜひ参考にしてみましょう！

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妊娠中の風邪がなかなか治らない危険性

妊娠中に風邪をひいてしまった場合、お腹の赤ちゃんにはどのような影響があるのでしょうか。

特に気を付ける必要があるのは、妊娠初期の母体と胎児ともに不安定になりやすい時期でしょう。

この時期はつわりがひどく、食事がとれずに栄養バランスが崩れてしまう方も多いので、風邪をひくことで、さらに免疫が下がり、体調不良を悪化させる原因となってしまいます。

免疫が下がっていることで、なかなか風邪が抜けないという悪循環を繰り返すことになります。

風邪をひくことでお腹の赤ちゃんに直接的な影響を与えることは、ほとんどありませんが、高熱が続いたり、下痢や嘔吐を繰り返したりする場合には、感染症などの影響も考えられ、妊娠を継続することが難しくなる危険性も考えられます。

上記のような気になる症状がある時には早期に病院を受診するようにしましょう。

また、妊娠中は風邪や感染症にいつも以上に注意して、生活することも大切です。

妊娠中の風邪はなかなか治らない原因は？

妊娠中に風邪をひいてしまうと、なかなか治らずに鼻水や咳など、体調不良が長美いてしまう方も多いようです。

なぜ妊娠中は風邪や体調不良が長引いてしまうのか、その原因を調べてみました。

免疫が下がっている

前項でもお話ししましたが、妊娠中はお腹の赤ちゃんに栄養が最優先で送られるため、母体自体の栄養が不足しがちになります。

そのため、体内の免疫自体が下がってしまうため、一度風邪をひいてしまうと、なかなか治りきらず、不調が長引いてしまうことがあります。

妊娠中は普通の時以上に栄養バランスを意識して、免疫力を高めることが大切です。

薬が飲めない

妊娠中はお腹の赤ちゃんに悪影響を与える可能性があるために、服用できない薬がたくさんあります。

産婦人科の先生に相談すれば、妊娠中でも服用できる風邪薬を処方してもらえるとは思いますが、妊娠中も大丈夫な薬であっても抵抗感があり、赤ちゃんへの影響を考えて、飲まない方も多いようです。

なかなか治らない妊娠中の風邪…病院は受診すべき？

妊娠中に風邪をひいてしまった場合、基本的に服薬はお勧めできないので、しっかり栄養と睡眠をとり、体を休めることが大切です。

自宅で安静にしてもなかなか改善しない場合は、病院受診も考えてみましょう。

病院受診の見極め

• 38度を超える発熱
• 嘔吐
• 下痢
• 頭痛
• 下腹部痛
• お腹の張り

上記のような症状がある場合は早期に病院を受診するようにしましょう。

受診する病院

妊娠中の体調不良などは、かかりつけの産婦人科を受診すれば大丈夫です。

産婦人科であれば、妊娠中の症状や服用できる薬など、適切な対処をしてくれるはずです。

かかりつけの産婦人科以外の病院を受診する場合は、妊娠中であることをしっかり伝えるようにしましょう。

また、病院を受診するほどではないけど、体調不良が続いているときには、定期的に病院を受診する妊婦検診で、先生に相談してみましょう。

もしかすると風邪以外の原因が関係しているかもしれないので、気になる時には医師に相談しましょう。

妊娠中のなかなか治らない風邪の対処法

妊娠中のなかなか治らない風邪や体調不良は、早めに対処しておくことが大切です。

風邪を悪化させないためにも、自分の体とお腹の赤ちゃんの健康を守る自衛対策を心がけましょう！

人が多いところにはなるべくいかない

人が多い場所には、人だけでなく多くのウイルスも存在しています。

免疫が下がっている時は、ウイルスの影響を受けやすく、人込みでの感染の可能性も高くなってしまうので、妊娠中は人の多い場所をなるべく避けるようにしましょう。

人の多い場所に行くときにはマスクをしたり、うがい手洗いを心がけたりと、外的ダメージから影響を受けないようにシャットアウトするようにしましょう。

食生活を見直す

妊娠中は食事や睡眠など、リズムが乱れたり不規則になりがちです。

妊娠中はホルモンバランスも乱れやすくなってしまうので、栄養バランスの整った食事や十分な睡眠を心がけ、体の中から体調不良を改善していきましょう！

妊娠中にオススメ！風邪に負けない身体づくり

妊娠中の風邪に負けない身体づくりのためには、食生活の見直しが重要なポイントになります。

では実際に、どんな食事を意識すれば良いのか、妊娠中にぜひとも取りたい栄養素についてまとめてみました。

葉酸

葉酸は妊娠する前から摂取を推奨されるほど、妊娠中に必要な栄養素と言えます。

葉酸を摂取することで、細胞分裂を活発にしたり、体内に栄養を送るための血液量を増加させたりする働きがあります。

葉酸を多く含む食材としては、ほうれん草・モロヘイヤ・ブロッコリー・アスパラガス・枝豆などが挙げられます。

鉄分

妊娠中は赤ちゃんに栄養を送るために血液中の鉄分が不足しがちになります。

鉄分が不足すると、免疫低下、ホルモンバランスの乱れ、体調不良など、様々な悪影響を及ぼしてしまうので、鉄分も意識して摂取するようにしましょう。

鉄分を多く含む食材としては、しじみ・大根・レバー・あさりなどが挙げられます。

ぜひ、これらの栄養を含む食材を食事の時にバランス良く摂取するようにしましょう！