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赤ちゃんのケガ!消毒すべき?適切な傷のケアとは

   

赤ちゃんのケガ!消毒すべき?適切な傷のケアとは

赤ちゃんは肌がやわらかいため、寝ている間にひっかいて傷ができてしまうことがよくあります。

この傷はどう対処すればいいのでしょうか?

そのままにしていると、ばい菌が入り傷口が膿んでしまうのも心配です。

かと言って、赤ちゃんに消毒液を使うのは刺激が強いのではないかと気になるところですね。

今回は、赤ちゃんがケガをした時にできた傷を消毒すべきか、適切な対処法についてご紹介しましょう。

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赤ちゃんの傷は消毒すべき?さまざまな対処法

生後1ヶ月未満の赤ちゃんの肌は、やわらかいため、挟むタイプの爪切りで指をはさんで出血することもあります。

その時できた傷に市販の消毒液を使ってもいいのでしょうか?

赤ちゃん専用の消毒液があれば安心ですが、消毒についてはさまざまな意見があります。

まず、傷口を綺麗に洗い流し、マキロンやエタノールなどの普通の消毒液を使うという方法があげられます。

また、子供が乳児の時に指先を切って出血したけれど、切った部分をしばらく押さえていたら血が止まったので消毒はしなかったという意見もあります。

しかし、傷が深く時間が経っても血が止まらない場合は、病院に連れて行き、処置を受けた方がいいでしょう。

その他、新陳代謝がいいから消毒せずに自然治癒を待つという人や、市販の消毒液は刺激が強いのではと心配する人もいます。

いずれにせよ、出血が止まらなかったり、傷口が化膿したりする場合は、悪化する恐れもあるので受診することをおすすめします。

赤ちゃんの傷口を消毒しない対処法

軽度の擦り傷・切り傷

水道水できれいに傷口を洗い流します。

傷口が小さければ、消毒せずにキズパワーパッドなどの絆創膏を貼って乾燥しないようにしましょう。

傷口が大きく出血がある

清潔なガーゼで押さえて止血を行い、包帯を少し強めに巻いて傷口は心臓よりも上になるように上げます。

血が噴き出すほど深い傷

止血と同時に救急車を呼びます。

手足の負傷であれば、脚の付け根または脇を手や幅3センチ以上の布などで圧迫して止血します。

圧迫は、時間を測って30分おきに少し緩めます。やり方が分からない場合は119番で確認しましょう。

また、ガラスや釘、お箸や鉛筆などが深く刺さっている時は、無理に取ろうとせず、そのまま病院に行くか救急車を呼んでください。

すぐに病院に行くか救急車が必要な場合

  • 傷口が大きく深い
  • 出血が多くて止まらない
  • 顔色が悪くぐったりしている

その他、受診が必要な場合

  • 刺さったものが取れない
  • 細かいものがたくさん入り込んでいる
  • 汚れたものがささったりしてケガをした
  • 口の中が切れて傷口が開いている

迅速な処置が必要なケースもあるので、自分で判断できない場合は、119番で聞いたり、かかりつけの病院に連絡してみましょう。

赤ちゃんの顔の傷…主な3つの原因

赤ちゃんの顔に傷ができる主な原因

  • 肌の乾燥
  • 乳児脂漏性湿疹
  • アトピー性皮膚炎

それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。

肌の乾燥

赤ちゃんはもともと乾燥肌ですが、寒暖の差でも乾燥が進んでしまうことがあります。

そして乾燥が進むと肌がカサカサになりささくれ立って衣類や空気などの外からの刺激が加わりかゆくなります。

このため赤ちゃんは、寝ている間にかいてしまい、朝起きると顔が傷だらけになっていることが多いのです。

乳児脂漏性湿疹

生後数週間から半年ぐらいの間によく見られる症状です。

乳児脂漏性湿疹とアトピー性皮膚炎は、一見症状が似ているため、自分で判断するのは困難です。

赤ちゃんの肌に傷が多く、改善しない場合は、かかりつけの病院で診てもらいましょう。

アトピー性皮膚炎

症状の緩和と悪化を繰り返し、我慢できないほど強いかゆみが特徴です。

自己判断でスキンケアを続けるとかえって悪化することもあるので、皮膚科にかかることをおすすめします。

赤ちゃんの傷に消毒はNG!ポイントは保湿

赤ちゃんの傷は消毒しない

昔は、ケガの傷は消毒して乾燥させるのが一般的でしたが最近は変わってきています。

この頃は、消毒も乾燥もさせない湿潤療法が良いとされています。

湿潤療法は、自分の治す力を利用する方法で、治りが早く、傷跡も残りにくいのが特徴です。

この方法では、傷を乾燥させないことが大切で、保湿をしたら赤ちゃんに触らせず、ママも触らないことが綺麗に治すポイントになります。

保湿をする時は、薬局で売っている白色ワセリンを薄く塗るのがおすすめです。

白色ワセリンは、赤ちゃんにも安心して使える保湿剤で、リップクリームなど化粧品でもよく使われる材料です。

自己判断で、塗り薬を使うと悪化したり長引いたりする恐れがあります。

また、傷の程度がひどく、異物が入り込んでいる場合などは、家庭での対応では不十分だと思われるので、病院で処置してもらいましょう。

【消毒・乾燥なし】赤ちゃんの傷におすすめ!ウェット療法とは?

消毒のデメリット

消毒液には殺菌効果がありますが、治すための細胞にもダメージを与えるため、回復が遅くなります。

乾燥させるデメリット

傷から染み出てくる浸出液には、皮膚の再生を促す成分が含まれています。

傷口を乾かすと、浸出液の力を発揮することができず、治りが遅くなったり、傷跡が残ったりします。

ガーゼを当てるデメリット

浸出液を吸い取ってしまうだけでなく、ガーゼ交換で新しく再生された皮膚がはがされ、痛みや出血があります。

ウェット療法とは

以上のようなデメリットを克服することができるのが「ウェット療法」です。

「消毒しない・乾燥させない・ガーゼを当てない」ことで、痛みも少なくきれいに傷を治せる方法です。

傷は水できれいに洗い流す

消毒液を使わないので、皮膚に備わっている自然治癒力を発揮できます。

化膿が心配という人もいますが、毎日洗えば傷口は清潔に保てます。

患部を保湿し乾燥させない

傷口から染み出る浸出液が表面を覆い、かさぶたになりません。

そのため、治りが早く、傷跡もきれいになります。

ガーゼを当てない

浸出液を吸い取らないので、傷口の潤いを奪いません。

ガーゼが張り付くこともないので、肌へのダメージも防げます。

痛みが少なく傷の治りも早い!消毒なしのラップ療法とは

消毒は逆効果

傷口に消毒液をかけるとしみて痛いですよね。

自分の子供や赤ちゃんが痛がる姿をみると辛いものですが、治すために必要だからと使っていませんか?

実は、消毒液ではバイキンだけでなく、皮膚の再生を促す細胞までダメージを受けてしまいます。

ラップを使った湿潤療法では、消毒をせず本来の治癒力を使って傷を治していきます。

傷口は水道水で洗う

まずは、水道水で傷口に付着している泥や砂などの汚れをきれいに洗い流します。

水で洗うだけなら消毒のような痛みはありません。

ラップで傷口を覆う

傷口に薄く白色ワセリンを塗って保湿し、患部をすっぽり覆えるほどのラップを直接被せます。

ラップは、サージカルテープなどで固定します。

浸出液が染み出してくるのを防ぐには、ラップの上からガーゼを当てると良いでしょう。

毎日水洗い&ラップ交換

化膿を予防するには、傷口を清潔に保つ必要があります。患部を毎日水道水で洗い流し、ラップを張り替えましょう。

状態に応じて、1日の間に2〜3回行っても大丈夫です。

子供は回復が早いので、浸潤療法の効果を実感できるでしょう。

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