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子供が風呂で溺れる事故の原因は?適切な対処法や予防策とは

   

子供が風呂で溺れる事故の原因は?適切な対処法や予防策とは

最近、小さい子供がお風呂で溺れるという事故が増えてきています。

家庭のお風呂で溺れるというと、意外に思う人も多いかもしれません。

しかし、普段から使い慣れている自宅のお風呂であっても、水場では思わぬことが生死に関わるような事故に発展することもあります。

今回は、子供がお風呂で溺れる原因と対処法、予防策についてご紹介しましょう。

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子供がお風呂で溺れるのはなぜ?

頭部が完全に水で覆われる深さは、大人なら30cm、子供では20㎝程度です。

このぐらいの水量は、立ったり座ったりした状態なら怖いものではないと大人は考えるかもしれません。

しかし、小さい子供の場合、口と鼻がつかる程度の水でも、呼吸ができなくなり、溺れてしまうのです。

赤ちゃんや幼児であれば、洗面器やたらいなどに入った10cmほどの水でも危険です。

溺れる理由としては、頭が重くて起き上がれなかったり、パニックを起こして水から顔を上げると考えられなかったりとさまざまなことがあげられます。

大人なら、水が溜まっている所で転んでも、すぐに起き上がって顔を出せばいいと思いますが、子供にとっては難しい場合もあるのです。

このように、子供が溺れるという事故は、水の深さだけでは予測できないものであり、注意することが必要です。

子供の家庭での事故死…原因の約3割はお風呂で溺れたこと

子供がお風呂で溺れる事故は、親と一緒でも起きています。

消費者庁が配信しているメールニュースによると、1〜4歳児の家庭内での事故死の約3割はお風呂で起きていると報告されています。

親と一緒に入浴中に子供が溺れる事故

1歳児のケース

子供は深さ27㎝程のお湯の中で遊び、親は洗髪中でした。

親が洗髪を終えた時に、子供が仰向けに倒れているのに気づき、すぐに引き上げたものの、目を開けず呼びかけにも反応せず、手足もぐったりしていました。

2歳児のケース

親と入浴中に、深さ20㎝ほどの湯船に子供を立たせていたら、少し目を離した間に倒れてうつ伏せになっていました。

その後も意識がはっきりせず、けいれんもありました。

いずれの場合も、ちょっとした隙に起きた事故で、親が一緒だからと言っても油断できないということが分かります。

子供がお風呂で溺れるのを防ぐ方法

トイレやお風呂場で遊ばせない

子供は、お風呂場だけでなく、トイレでも溺れることがあります。

小さい頃から、お風呂場やトイレはふざけて遊ぶ場所ではないとしっかり言い聞かせておくことが大切です。

また、お風呂にお湯をためている場合、子供が簡単にドアを開けられないようにロックするなど対策をとりましょう。

浴槽のふたは子供が動かせないものを選ぶ

子供は、バスタブのふたに乗って遊ぶことがあります。

軽くて薄いふたであれば開いてしまい事故を防ぐことはできません。

子供がひとりでは動かせないような厚みがあって重いものにしましょう。

水遊びをする時は絶対に目を離さない

バケツや洗面器に水をためて遊んでいる時は、そばで大人が見守ってあげてください。

水深が10cmほどでも赤ちゃんは溺れることがあります。ちょっとした隙に事故が起きることもあるので、注意しましょう。

子供がお風呂で溺れた時の対処法

どんなに気をつけていても、思わぬ事故が起きることはあります。

子供がお風呂で溺れた時の対処法を2つご紹介しましょう。

意識の有無・呼吸・脈を確認する

お湯から引き上げた後、子供がぐったりして呼びかけにも反応せず、呼吸をしていなければ、人工呼吸を開始します。

子供の鼻をつまんで口に息を吹き込みます。頸動脈で脈が確認できない場合は、人工呼吸に続き、心臓マッサージをします。

胸のやや下の部分を一定のリズムで強めに押しましょう。これらの処置を救急車が到着するまで続けます。

意識があっても病院へ

呼吸ができて、意識もはっきりしている状態でも病院に連れて行きましょう。

溺れた時に、飲み込んだ水が肺に入って、肺炎を起こしたりすることも考えられます。

子供がお風呂で溺れて意識を失うと、親でもパニックになってしまうものです。

普段から、事故が起きた時のシミュレーションをして、心構えをしておきましょう。

子供がお風呂で溺れないために…予防法とは

赤ちゃんがお風呂で溺れるのを防ぐには、どんなことに気をつければいいのでしょうか?

まず、浴室に赤ちゃんをひとりきりにしないでください。一緒にお風呂に入っている時でも、油断せず目を離さないようにしましょう。

湯船の中で滑って転んだり、お風呂から上がろうとして足を滑らせて溺れたりすることもあります。

また、浴槽が低い場合、入ろうとした子供が転んで溺れるという事態も起こります。

浴槽の中にお湯を残さない、浴室の扉には鍵やストッパーをつけるなどの対策も大切です。

浴室の扉に鍵がついていない場合は、ベビーゲートなど柵をつけておくのもひとつの方法です。

その他、鍵の代用として、ベビー用のセーフティーグッズやマルチロックなどを活用するのもいいでしょう。

扉のタイプを問わずにつけられて、簡単にはがせるので賃貸でも安心です。

そして、お風呂のふたは分厚くて重いものを選び、子供がよじ登ってもずれないように注意してください。

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