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1歳児に見られる言葉の発達過程…発育の目安・促す方法

      2018/01/23

1歳児に見られる言葉の発達過程…発育の目安・促す方法

赤ちゃんが話し始めるのはいつ頃でしょうか?

1歳頃になると、少しずつ言葉を話せるようになります。

子供が成長する上で、言葉の発達は重要なポイントです。

発達の仕方には個人差がありますが、我が子はどうなのか気になる人も多いでしょう。

今回は、1歳児が言葉をどれぐらい理解し、話せるようになるのかという発達の目安や遅れ、発達の男女差、発達を促す方法などをご紹介します。

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1歳児の言葉…発達の仕方は時期によって変化する

1歳頃は、少しずつ言葉が出始める時期です。

ただ、同じ1歳と言っても、1歳になったばかりの頃と数ヶ月経った頃、2歳前とでは発達の仕方に違いが見られます。

1歳前後

この頃に喃語の中に少し単語が混ざるようになります。初めのひと言は、喃語を短くしたものが多いようです。

唇を合わせて発声する「ママ」や「パパ」などが最初の言葉になるのは世界的に見られる傾向です。

1歳3〜4ヶ月

単語が30語ぐらいになり、さまざまなものの言葉が分かるようになって、遊びを通して言葉の理解が深まる時期です。

ままごとで遊ぶうちに、道具や野菜などの名前も覚えます。

また、人から聞かれたことに指をさして答えられるようになります。これは、「応答さし」と言い、聞かれた内容が理解できている現れです。

1歳半〜2歳頃

50〜60語ぐらいに増えると、2語文が自然と出てくるようになります。

また、人のまねや「イヤ」と言って自分の意思を表すこと、歌の一部を歌う、暗記などもできるようになってきます。

1歳児の発育…言葉の発達を促す方法

1歳児の言葉の発達…促すのは大人の関わり方がポイント

1歳頃の言葉の発達は、周囲の大人の話しかける量がポイントになります。

赤ちゃんは、すぐには話せなくても、たくさん言葉をかけてもらう間に、心の中に言葉が蓄積していきます。

それでは、赤ちゃんの言葉を引き出す接し方をご紹介しましょう。

・やりたいことや気持ちを言葉にしてあげる

例)「遊びたいんだね」「食べたいんだね」

・仕草をまねて声かけをする

例)「楽しいね」「おいしいね」

・言いたいことを正しい言い方にして教えてあげる

例)「わんわん」→「犬」

・発した言葉に付け加えて表現を広げる

例)「ブーブー」→「ブーブー来たね。早いね」

このように、生活のさまざまな場面で、赤ちゃんの気持ちや言いたいことを汲み取り、言葉にしてあげることで発達が促されます。

日常の中で、赤ちゃんとのやり取りを楽しみながら、たくさんの経験を積み重ねていきましょう。

1歳頃の言葉の発達…男女差は脳の構造の違い

赤ちゃんの頃から違いがある!脳の男女差とは

男性と女性では脳の大きさが違います。まず、男性は女性よりも体が大きい分、脳も大きい傾向が見られます。

しかし、左右の脳を繋ぐ脳梁は、女性の方が男性よりも2割ほど大きいとされています。

また、左脳と右脳の使い方にも男女差はあります。

女性は、話をする時に両方の脳をバランスよく使うのに対し、男性は、右脳と左脳を分けて使うのが特徴です。

この違いは1歳頃の子供においても見られ、女の子の方が男の子よりも早く言葉を話し始めると考えられます。

女性が複数のことを同時にこなせる理由

「脳梁」という部分は、左右の脳を繋ぎ、情報を交換し合う働きがあります。

また「膨大部」と呼ばれている脳梁の後部は、男性は棒状で、女性は丸く膨らんでおり、断面積では女性の方が圧倒的に男性より大きいのです。

ここには、後頭葉や側頭葉、前頭葉などから神経が伸びており、空間認識や言語機能、記憶や聴覚と深く関わっています。

膨大部の断面積が大きい女性は、男性よりも左右の脳の連携がよいため、複数のことを同時にこなすこともできるのです。

1歳半健診での発育チェック!言葉の発達の確認方法

1歳半健診では、体の発育状況や栄養状態、病気や障害の可能性などを調べます。

具体的には、次のような項目がチェックされます。

  • 周囲の人とコミュニケーションを取れるか
  •  例)視線が合う、声をかけると反応する、要求以外に「共感」や「応答」する様子があるか

  • 聴力に問題はないか
  • 体の発達は順調か
  • 発語能力の遅れはないか
  • 例)呼吸の調節ができているか、喃語や色々な音を発しているか

  • 言葉が出にくかったり、親子のコミュニケーションで気になったりすることがあるか
  • 言葉の理解度
  • 身振りや音声のまねをするのか
  • 泣いたり怒ったりする以外でも、声を発しているか
  • 身振り手振りや発声など、さまざまな手段を使ってやり取りしているか

健診では、普段はできているのに、様子が違うせいか、なかなか言葉が出なかったり、期待される反応ができなかったりすることもあります。

しかし問診で、日常生活では身振り手振りや表情などでコミュニケーションを取れており、簡単な言葉を理解できていることが確認できれば、心配はいりません。

言葉の発達が遅れている?1歳児の場合に考えられる原因とは

言葉が表に出ないだけ

言葉を理解していても、口に出すことができない場合があります。

原因としては、子供が「話さなくても分かってくれる」と言葉の必要性を感じていないことが考えられます。

また、間違いを恐れる慎重な性格や環境によるものなど、さまざまなケースがあるようです。

このような場合は、ある日突然話し始めることもよくあるため、しばらく見守ってあげるといいでしょう。

難聴によるもの

話をしないのは、難聴などの耳のトラブルが原因になることもあります。

耳が聞こえにくいと、音を聞いて言葉を学習することができないため、話すことができません。

また、風邪をひいた時、中耳炎にかかって治り切っていない場合、聞こえが悪くなることもあります。

心当たりがある場合は、早めに耳鼻科を受診してみましょう。

発達障害や知的障害によるもの

脳に何らかの障害が起こり、言葉の発達が遅れていることも考えられます。

身振り手振りや表情など、言葉以外の方法でもコミュニケーションを取ろうとせず、目も合わないという場合、自閉症スペクトラムなどの発達障害の可能性があります。

子供の様子を見て気になることがあれば、かかりつけ医に相談してみるといいでしょう。

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