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子供名義の貯金口座のつくり方と注意したいこと

   

子供名義の貯金口座のつくり方と注意したいこと

子供のための貯金をする口座を作ってあげたいと考えている親は多いのではないでしょうか。

しかし、口座開設に子供の年齢制限があるのかやどのようにしたら子供の口座を開設できるのか、そして口座開設には何が必要なのか、また子供の貯金口座が贈与税などに関係してしまうこともあります。

今回は、注意点などについてお伝えします。

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さあ、子供名義の銀行口座を作りましょう!

まず銀行口座開設の際に知っておきたいことですが、一般的に名義人の年齢制限については特にありません。生まれたての赤ちゃんでもOKです。

さて、口座開設には基本的に名義人本人(子供)と一緒に銀行や郵便局に行きます。

次に必要な書類などですが「親の身分証明書(運転免許証や健康保険証)」、「子供(口座の名義人)の身分証明(健康保険証など)」、それと「印鑑(シャチハタは不可)」。

あと口座を開設したい理由も尋ねられることがありますので事前に考えておいてください。それに「暗証番号」も必要ですので、念のため。

それと銀行の店舗に出向かなくても口座開設の手続きができるところもあります。

また、ネット銀行も含め、銀行によっては子供の口座開設を認めていないところや、必要書類が異なるところもありますので事前に確認が必要です。

子供名義の貯金口座の使用上の注意事項!

子供が生まれたらその子の名義の貯金口座を作ってあげようと考えられておられる親は多いかと思います。

子供名義の貯金口座のメリットとデメリットをまとめてみました。

子供名義でつくるメリット

子供が生まれてから結構、お祝いなどをいただくものです。

お年玉や入園祝い、入学祝いなど結構な金額になる場合もありますが、子供用の口座があれば生活費と区別して子供のために確実に貯金しておけます。

口座開設の際、キャッシュカードを作らないようにしておけば、窓口での引き出しには子供の身分証明書などが必要となりますので簡単には引き出せません。

ですので、ある意味非常用のお金として別管理できます。

子供に通帳を持たせておきお年玉やお祝いをいただいた際には、一緒に金融機関の窓口に行き自分で入金させ通帳の金額(残高)を確認させます。

こうすることで自然と金銭感覚が身に付くかと思います。

子供名義でつくるデメリット

子供に預金通帳を渡す際、贈与税がかかる場合があります。

贈与税には1年間にもらった財産に対しての基礎控除が110万円認められていますので、1年間に110万円以下になるようにすれば贈与税は課税されません。

子供が成人した場合、親が勝手に預金を引き出せなくなります(キャッシュカードがあれば別ですが)。

お年玉は子供の口座に貯金!

子供が1年で一番お金をもらうのが「お年玉」です。

小学生がもらったお年玉の平均は2016年の調査で19,056円(学研:小学生白書2016年より)でした。約2万円近い金額になっています。

これは小学生にとっては大金ですので、子供がある程度大きくなったらお正月にもらったお年玉の内、お小遣いとしていくら使うのか?また幾ら貯金するのか?を子供と一緒に良く相談しましょう。

そして一緒に金融機関の窓口に行って貯金しましょう。こうすることによって、お金というものが、自分が貯金することによって増えていくということが理解できるかと思います。

しかし、この貯金はどのような目的で行なっているのか、金額が大きくなる前に子供と良く相談しておきましょう。

そうでないと子供が何万円もするような物でも「自分の貯金なので自分の好きな物を買う」と言い出しかねません。

何らかの歯止めやルールを予め決めておく必要があります。

子供名義の口座の使い道〜子供の貯金・学費、家計の非常用〜

子供名義の口座の使い道にはいろいろな考え方があるかと思いますし、子供が成長するにつれて目的も変わってくる場合もあります。

1)子供が欲しい物を買う時の資金や金銭教育のため。

資金源としては、お年玉やお祝い金。

2)子供の教育費として、お祝い金などに加え毎月親が積み立て将来の学資の一部として考えているもの。

3)子供用のお金として毎月積み立てているが、それ以外に家計の非常用としての意味も含めているもの。

などが考えられます。

また子供名義の口座以外に、子供の教育費を準備する方法の一つとして「学資保険」というものもあります。

これには、子供の教育費の貯蓄という意味と、万一親に何かあっても子供の学費はこの保険から準備できるというものです。

それと、学資保険には子供が生まれてからなるべく早い時期に加入するのがお得です。

子供名義の貯金口座は贈与税に注意!

子供名義の貯金口座で注意しないといけないことがあります。それは贈与税です。

贈与税とは個人(存命している人)から財産(お金など)をもらった時にかかる税金です。

一人の人が1年間(1月1日から12月31日まで)にもらった財産(お金など)に対して課税されるもので、合計金額から基礎控除としての110万円を差し引いた残りの金額に対して課税されるものです。

ですので、子供のために子供名義の口座で預金しているのでしたら、子供がある程度の年齢になった際「このお金はあなたが大きくなってから必要な物を買う場合に役立つようあげるものです」と説明しておきましょう。

これによって「贈与」というものが成立します(あげる、もらうの合意が必要です)。

子供が成人になったなるべく早い時期に子供に通帳と印鑑を渡し、本人が管理しているという状況にしておくことが重要です。

つまり、「未成年の間は親が口座を管理していたが、成人になったので、口座の管理を本人に任せるようにした」という理由が成り立ちますので、基本的には贈与税の心配はいりません。

しかし、貯金の内容によっては、贈与と見なされないで相続と見なされる場合もあるので注意が必要です。

子供へのお祝い金などは、子供名義の貯金口座に!

子供が生まれると、いろいろな方からお祝いをいただくことが多くなります。

また子供が少し大きくなるとお年玉をいただくようになります。

これらのお金は思ったより多いものですので、子供名義の口座に貯金するのは良い方法だと思います。

子供名義の口座を開設することにより、子供がいただいたお金と家計に使うお金と完全に区別でき、将来子供が大きくなった際に渡すことができます。

成人祝いとして渡すのが贈与税対策としても良いでしょう。この場合、子供名義の口座で貯金していることを本人に説明しておく必要があります。

子供の金銭感覚を身に付けさせるために、自分名義の口座を持たせるのは良いことだと思います。

しかし、注意しなくてはならない点として、贈与税の課税対象になることもありますので、子供に口座の通帳・印鑑を渡すタイミングや方法については良く考える必要があります。

さあ、ゆうちょ銀行に口座を開設してみましょう!

さあ、それではゆうちょ銀行で子供名義の口座を開設する方法を具体的に説明いたします。

1.関係書類の準備

  • 親の身分証明書(運転免許証や健康保険証など)
  • 子供の身分証名称(健康保険証)
  • 子供の口座用の銀行印(認印)
  • 暗証番号の準備
  • 預けるお金

2.手続きの流れ

  • 窓口で子供名義の口座を開設することを伝える
  • 必要書類(総合口座利用申込書※)に記入・押印
  • 通帳のデザインが複数あるので、子供の好きなデザインを選ぶ
  • 暗礁番号の登録

※総合口座にしておくと普通貯金から定期貯金・定額貯金に簡単にお金を移動できるのでおすすめです。

最初のうちはキャッシュカードは作らず、通帳によって入金したり払い出ししたりした方が、よりお金の流れを子供が理解しやすいと思います。親のお金が少なくなった時に出来心で子供の口座からお金をちょっと借りるということを防げます。

それと最後に豆知識を一つ。

「貯金」と「預金」の違いってご存知ですか?「貯金」は「ゆうちょ銀行」「JAバンク:農協」「JFマリンバンク:漁協」で用いられています。

「預金」は一般の銀行や信用金庫、信用組合などで用いられている用語です。

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