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子供の視力が0.5以下…視力低下の兆候と対処法

      2017/12/20

子供の視力が0.5以下…視力低下の兆候と対処法

子供の視力は成長に伴い発達していきます。

2歳頃では0.5ぐらいですが段々見えるようになって、6歳頃に視力は完成すると言われています。

最近、子供の視力低下が問題になっていますが、自覚がないことも多く、姿勢や様子で親が気づくパターンもあります。

視力低下は、早期に発見し、適切な治療をすることが大切です。

今回は、子供の視力低下の兆候や原因、対処法についてご紹介しましょう。

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6歳頃までに完成…子供の視力は「見る」訓練で発達する

「見ること」は学習に必要不可欠

人は見ることによって、形や色、明るさなどを感じ、視覚からたくさんの情報を得ます。

子供の成長において、「見る」という行為は、学習や運動をしていく上で重要な役割をしています。

つまり「視力」は思考力や推測力、創造力の発達にも大きく関わっているのです。

子供の視力は6歳頃に完成する

生後間もない子供の視力は明暗が分かる程度ですが、6ヵ月を過ぎる頃には段々とものが見えるようになります。

視力は、「見る」という自然な訓練を通して発達していき、6歳頃に完成すると言われています。

つまり、この頃までに「見る」訓練を積み重ねていなければ、その後視力が発達することは難しいということです。

それほど、6歳までの過ごし方が、子供の目の発達に重大な影響を与えると言えます。

メガネをかける、かけないについて、親としてはさまざまな考えがあるでしょうが、検診などで専門医のチェックや診察を受け、対処することが大切です。

子供の視力が0.5以下…考えられる3つの原因

子供の視力は、生まれてから毎日ものを見ることで発達していきます。3歳児健診の時に0.5あれば、順調に発達していると考えられます。

しかし、6歳以降で視力が0.5以下であれば、何らかの原因で視力が低下していると思われます。

考えられる原因を3つご紹介しましょう。

テレビ・ゲーム・スマホの見過ぎ

電子機器類の小さい画面を長時間見続けると、目が疲れて視力が下がる原因になるとされています。

ポータブルゲーム機やスマートフォンなどの画面に目を近づけて長い時間操作するのは、子供の目の発達を妨げる恐れがあります。

遺伝によるもの

遺伝によって視力が低下することもあります。

遺伝的に、遠視の要素が弱い子供は、小学校の低学年までの段階で視力低下が見られる場合が多いようです。

また、両親が2人とも近視の場合は、そうでない場合と比べると近視になる確率が8倍ほど高くなり、一方の親だけが近視の場合はリスクが2倍近く高まるとされています。

ストレスや不安を抱えている

そして、何らかのストレスや心理的な不安が視力低下につながることもあります。

このケースは一時的なことが多く、ストレスや不安が解消されると回復します。

子供の視力低下…0.5以下でも自覚なし?親が気づく兆候とは

子供の視力低下…進行が早いのは自覚がないから

子供の視力低下を発見するのが遅くなってしまうのは、「言えない、気づかない」ことが大きいと言えます。

特に、まだ小さい子は言葉で上手く説明できないので、親も気づかない間に進行しているケースも多いようです。

また、ある程度大きい子でも、「見えにくい」という状態を自覚するのは難しく、原因を取り除かないまま悪化することもあります。

子供のサイン…視力低下の兆候とは?

  • 勉強やゲームをする時の姿勢が悪い
  • しきりに目をこする
  • 目を細めて遠くを見る
  • テレビや本に近づいて見る

視力が下がってものが見えにくくなると、対象物に近づいたり、目を細めたりして無理に見ようとします。

様子を見ていれば、まだお話ができない子でも親が気づいてあげられることもあります。

気になる場合は早めに眼科を受診した方がいいでしょう。

子供の視力がメガネをかけても0.5…弱視とは?

早期治療がカギ!弱視とは

弱視とは、器質的には異常がないにも関わらず、メガネをかけた時の視力が0.5ぐらいしか出ない状態のことです。

遠視や乱視、斜視などが原因とされています。

生まれたばかりの子供は、光しか認識できません。

しかし、成長に伴い、網膜に映った像を視覚中枢が認識する(=見る)ことで視力が発達します。

この時、遠視や乱視が原因で、網膜に正常な刺激が伝わらず、視力の発達が不十分になったり、左右差や斜視があったりして、視力の発達が遅れることがあります。

3歳児健診では視力検査が行われますが、子供が理解して正確に行うことが難しいため、異常が見つけられない場合も多いようです。

弱視は、6歳頃までに発見して適切な治療をすれば、ほとんどの場合、視力を回復することが可能です。

子供が見えづらそうにしていたり、健診で眼科の受診をすすめられたりした場合は、早めに受診しましょう。

子供の視力低下が気になる…手軽にできる目の運動

子供の視力低下が気になる時に、おすすめの目の運動をご紹介しましょう。

空の雲や星を見る

昼間は空に浮かんでいる雲の形を見たり、夜は星を眺めたりしてみましょう。

遠くにあるものを見ることで目の筋肉を使うので、視力回復に効果的な運動になります。

これは、裸眼で行うことがポイントです。

近くと遠くを交互に見る

手のひらを見た後、遠くの建物を見るという眼球運動もおすすめです。見るものは、手のひらと建物に限定しなくても構いません。

近くと遠くをなるべく早く見てピントを合わせるのが目的の訓練です。

一連の動きを10回以上毎日続けてみましょう。

電車の窓から目的物を見つける

電車に乗ったら窓から外を眺め、目的物を設定します。それをできるだけたくさん見つけるよう意識してみてください。

目的物を目で追うということがいい運動になります。

どれも簡単なので、日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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