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結膜炎は他の子にうつる?幼稚園を欠席させたほうがいい結膜炎の種類

   

結膜炎は他の子にうつる?幼稚園を欠席させたほうがいい結膜炎の種類

朝起きたら子供の目が真っ赤に…なんてこと、一度は経験があるのではないでしょうか。

とりあえず病院に連れていったけど、診断名は「結膜炎」。

うつるタイプのものとうつらないタイプのものがありますが、いざ診断されてしまうと安易には幼稚園に行かせにくいと思ってしまいますよね。

結膜炎になってしまった場合、幼稚園の登園はどうするのか、また予防するにはどうすればいいのか。

そんな不安を解消するため、結膜炎についてお伝えします。

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結膜炎はうつる?幼稚園に行っても大丈夫?

子供が結膜炎になってしまった場合、保育園や幼稚園の登園はどうしたらいいか悩むところです。

結膜炎にもいくつか種類があり、人にうつるタイプもあればそうでないタイプもあります。

目をこすりすぎただけで起こるものや、流行性結膜炎(流行り目)、風邪などの菌による結膜炎とあります。

こすりすぎて赤くなっているタイプのものですと、登園には問題がないので行かせても大丈夫だと思います。

ただ、こすればこするほど長引く可能性もありますので、できるだけ目を触らないように注意してあげるといいと思います。

流行性結膜炎の場合は、飛沫感染や空気感染はしないのですが、集団生活では流行を広げる可能性が高くなります。

そのため、学校保健法や幼稚園保育園の規定などで出席が停止になっています。

感染症の場合は、医師の許可がないと登校や登園ができなくなりますので、目が赤い、腫れている、目やにが多い、などの症状が出たら念のため眼科のほうを受診してくださいね。

結膜炎による出席停止期間はどれくらい?

ウイルス性の結膜炎の場合、出席停止期間は次のとおりです。

咽頭結膜熱(プール熱)

夏場のプールなどで感染することが多い病気です。感染してから5〜6日で発症し、完治するには2週間ほどかかってしまいます。

発熱する場合もあるので、必ずしも結膜炎になるというわけではないようです。
発熱、咽頭及び結膜の症状がなくなってから2日経過するまでは出席停止となっています。

流行性結膜炎(はやり目)

感染から1〜2週間ほどで発症します。期間が長いため、兄弟間でも時間差でかかってしまうおそれがあります。

完治には2〜3週間で、目の充血が消え目やにがなくなるまでは出席停止になります。

なお、眼科医の許可がいるので受診したときは医師の指示に従いましょう。

急性出血性結膜炎(アポロ病)

感染してから1日で発症。10日ほどで治りますが、感染のおそれがないと認められるまでは出席停止です。

重症化するケースもあるため、経過観察が必要になります。こちらも眼科医の許可が必要なので、医師の指示に従ってください。

幼稚園で大流行!結膜炎がうつる可能性

幼稚園などの集団の場では、いきなり感染症が大流行するときがあります。

インフルエンザもそうですが、ほかにもおたふくかぜや水ぼうそう、結膜炎も例外ではありません。

こういう感染の強いものは、ほとんどが出席停止となっていますが、結膜炎の場合は種類があります。

ウイルス性の結膜炎ではなく、目をこすった、ほこりが入ってしまったなどでは登園は大丈夫のようです。

ただ、ウイルス性の結膜炎がはやっていると、登園することによりうつる可能性はないとはいえないです。

とはいっても、なにかがはやるたびに幼稚園を休ませてすべて回避するというのはなかなか難しいですよね。

大事な用事が控えているときなどには、登園せず落ち着くまで待つのもありかもしれません。

ただ、潜伏期間や発症期間が異なるため、あまり神経質にならないほうが気持ちの面では楽かなと思います。

もし自分の子供が結膜炎になってしまったら、病院で登園させても大丈夫かを確認しておきましょうね。

意外と知らない結膜炎のこと!

結膜炎は、子供には結構かかりやすい病気です。大人も感染するときがありますが、風邪と重なっていたり、体力が落ちているときなどが多いようです。

細菌性だと、抗生物質の目薬を数日きちんと使用することでちゃんと治ります。

ウイルス性の結膜炎の場合は、発症まで日数がかかるものもあり、いつのまにか感染していた!というのもよくあることです。

大人はやたらと目をこすることはあまりないと思いますが、子供の場合はそうではありません。

かゆいとたくさんこすってしまいますし、そのままの手で遊んだりします。空気感染や飛沫感染こそはしないものの、ウイルスがついた手で目を触ったりすると接触感染が起きます。

ドアノブやおもちゃなどについていたり、同じタオルを使うなどでも感染してしまいます。

なので予防をきちんとおこない、できるだけ感染が起こらないようにしていきましょう。

うつるのを防ぐ!幼稚園での結膜炎

アレルギー性結膜炎は感染しませんが、それ以外の場合だと注意が必要です。

よく耳にするはやり目、流行性結膜炎は強い感染力があるので幼稚園や学校などは休むことになっています。

自分にも子供にもうつらないためには、手洗いうがいを基本にしっかりと予防することが大切です。

幼稚園から帰ってきたときは必ず手を洗いうがいをさせましょう。水道の蛇口には熱湯消毒をするといいと思います。

もし家族の中の誰かがかかってしまった場合、二次感染を防ぐためにも手がよく触れるものに消毒をしましょう。

ウイルスか細菌かにもよりますが、ノロウイルスの消毒などにも使われる次亜塩素酸ナトリウムが有効のようです。

あとはタオルやまくらカバーも同じものを使わないようにし、洗濯物も分けて洗うといいと思います。

子供が結膜炎にかかった場合は、病院を受診することと、幼稚園などに連絡を入れておきましょう。

手洗いうがいが基本!予防をしていきましょう

現在有効な特効薬がないウイルス性の結膜炎は、病院で処方された目薬を投与しながら回復を待つかたちになります。

なによりもウイルスそのものを結膜に付着させないことがいいのですが、目では確認することができません。

接触感染がおもな経路となるため、目を触らないように注意する、触る際は清潔な手でということを意識しましょう。

結膜炎に限らずそのほかのいろんなウイルスや細菌は手に付着しています。
そういったものも手洗いで洗い流し、目だけではなく体の中にも入れないようにしましょう。

結膜炎というのはいろんな菌からも手を介して起こりえます。

自分の風邪だったり、子供の風邪だったり…全ての菌をなくすことは不可能ですが、基本の手洗いうがいをちゃんとしていれば、結膜炎を予防することができます。

子供にも手洗いうがいを習慣化させて、ウイルスや細菌から守ってあげましょうね。

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