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勉強も運動も苦手な子どもの将来が心配…その対策とは

   

勉強も運動も苦手な子どもの将来が心配…その対策とは

うちの子は小さい頃からマイペースで、ちょっと変わっているところがあるのかな、と思うことがありました。

でも成長は人それぞれだから、元気でいてくれればそれでいい、くらいの気持ちで、特に気にせずに育ててきました。

そして小学校に入学。子どもの学校生活を観察してみると、なんだか勉強もスポーツも苦手な様子。

子どもも毎日がんばっているのは分かるけれど、勉強やスポーツが上手にできる子を見ると、同じ年齢なのにうちの子はなぜ出来ないんだろう?と思ってしまいます。

それでつい「どうしてできないの?」と責めるような口調で話してしまい、子どもに悲しそうな顔をされてしまいました。

でも、もしかしたら子ども自身も学校の勉強やスポーツが苦手なことで、自信をなくしてしまっているかもしれません。

勉強もスポーツも苦手な子どもについて、親だからこそつい気になってしまうことや親ならではの悩みについて考えてみます。

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勉強も運動も苦手なわが子が心配…】

勉強も運動も苦手なわが子…将来が心配

ガミガミ怒られると、将来自信のない大人になってしまう

どうもうちの子は勉強もスポーツもあまり得意ではないようでパッとしない…

周りの子どもたちと比べてのんびり屋なのかもしれない…

果たしてこのままでいいのだろうか?

と思い悩んでしまう保護者は少なくありません。

でもちょっと考えてみてください。

輝かしい優秀な成果を残す子どもが、なぜ輝かしいかといえば、それは少数だからではありませんか?

そうです。ほとんどの子はその他大勢だということです。

たかだか小学校ぐらいの年齢で将来のことまで決まってしまうことはありません。いつどんな才能ややる気が花を咲かせるかは誰にもわからないのですから、保護者はほんの目先の勉強やスポーツの結果ぐらいのことで深刻に悩む必要はありません。子どもの人生はまだまだ長いのです。

むしろ今は、長い人生を自分に自信を持ってしっかりと生き抜いてくれるチカラを培うべき時期なのです。

「どうしてあなたはこれが出来ないの?」「もうちょっと頑張ったら?」など、子どもを貶したり批判したりガミガミとお小言を言うことで、子どもの心を傷つけないようにしたいものです。

何よりも大事なのは、ありのままの子どもの姿を心から愛し、認め、些細なことでも本人ががんばったことなら全力で褒めてあげ、人間としての自尊心をしっかり育んであげることが将来の飛躍の土台を形づくります。

しっかりと独り立ちし、生きていける大人に育てるには、次の5つの基礎力が欠かせません。

  1. ことば(聞くことや伝えること)のちから
  2. 自分で考えるちから
  3. 思い浮かべる(想像する、俯瞰する)ちから
  4. なんでも試そうとするチャレンジ力
  5. 最後までやり抜くちから

これらが将来、中学、高校、大学や専門知識を学ぶ道を経て、プレゼン力、営業力、課題解決力、忍耐力、リーダーシップといった真の学力(生きるちから)へとつながっていきます。

小学校4年生ごろまでに1〜5の基礎力を子どもに備えさせるのが理想的ですが、同時に何かしらの葛藤の経験をさせ、それを子ども自身が克服し自信を獲得して行くことが重要です。

いいえ!きっと違います!】

もとから「できない子」なんていません

他人と比較されると勉強やスポーツが面白くなくなる

たとえばこんなことを回想している人がいました。

「大人になり、気づいてみると今の状態になっていた、でもそれは昔からそうだったわけではありません。

大人になって子ども時代を振り返ってみると、受験勉強はいやだったし、運動全般もつい最近まで嫌いだった。

でも、自分がなぜイヤだったのか、その理由を考えていたら、見えてきたことがあります。

自分は人と比べられるのがイヤだったのです。」

受験の体験は、偏差値競争という競争の体験です。

模試のたびに成績が下がることへの恐怖が頭の中に常にあったし、がんばって良い成績を取ればこんどは人から嫉妬されました。

運動は嫌いで、得意ではありませんでした。体育の時間にチーム対抗の試合で負けると、運動のできる人から「お前のせいで負けた」などと責められました。そんな体験が楽しい思い出になるわけがありません。

よほど人よりも高い能力があり、何かが不得意な人、自分が買った相手への思いやりが欠如しているような特殊な人でなければあの状況を楽しめるはずがないと思います。

勉強で他人と比べられた過去、運動を心から楽しめなかった過去が影響し、自分は勉強も運動も嫌いなのだと思い込んでしまったのです。

マイペースにやってみよう

学ぶことや運動の本来の楽しさを奪うような学校のあり方を嘆いても、すぐに教育の現状が変わってくれるわけでもありません。

それならば、今、自分にできることからやってみればいい。それはなんでもいいのです。

学びたいことがあるなら、本屋や図書館に行き、興味のある分野の本を読んでみよう。

運動不足だと感じたら、家に帰ったときに軽いストレッチでもやってみよう。
前向きな気持ちが継続させるコツは、最初からハードスケジュールで取り組まないことです。

いきなり専門書を10冊読破するぞ、とか、ジョギング1時間!などとはりきらなくてもいいのです。最初は本を1ページ読むだけ、ストレッチ30秒だけだっていいのです。

ムリのないように、心地よさを感じる範囲で、少しずつやってみましょう。

そうすれば、次第に長く取り組めるようになり、いずれは楽しくてたまらなくなっていくはずです。

うまく付き合い苦手克服!!】

勉強と運動には不思議な関係が?うまく見極めれば苦手を克服できる

スポーツをするとなぜか勉強もはかどるようになった、という経験のある人は多いのではないでしょうか。

日がな一日ひたすら勉強だけをするよりも、適度に体を動かす時間を取り入れることで、脳の回転がよくなり、学習の効率も上がるようです。

それは運動によって体のコリがほぐれ、血行がよくなり、より勉強に集中できるようになるからと言われています。

ちょっとびっくりする話ですが、人が「あ〜、疲れた〜」と思った時に感じている疲れは、実際は脳の疲れではありません。脳は疲れ知らずの器官だからです。
勉強しすぎて「疲れた」と感じる状態は、実は脳が疲れているのではなく、視神経、首筋、肩や腰、腕などの疲労が原因です。

脳という器官は、痛みも疲れも感じることがありません。ただし同じようなことを続けていると「飽きてくる」ということはあるかもしれませんが。

勉強の休憩時間に体を動かすことで、体に溜まった疲れが軽減します。その結果、長時間勉強するためのスタミナがつくというわけです。

一定時間勉強をして、ほっと一息つきたい、そんなとき、適度なエクササイズを行うことはとても役立ちます。勉強に飽きた気分をリラックスさせてくれるのです。

あるいは勉強の休憩時間にボーッとテレビを眺めるだけでも、脳の前頭前野が休まり、リラックスすることができます。

でも、それならば、ただテレビを眺めるだけでなく、何かしらのエクササイズをしながら観てみてはいかがでしょうか。きっとさらに脳がリフレッシュされるはずです。ぜひお試しを。

発達性協調運動障害って?】

勉強やスポーツが苦手なのは隠れた別な理由が?発達性協調性運動障害

発達性協調運動障害(DCD)とは、身体的には異常がなにもないにもかかわらず、球を蹴る、文字を書くなどの協調運動に困難がみられる障害です。これは発達障害のひとつとされています。

この障害を持っている人は、例えば「這う」「歩く」といった、基本的な動作に、乳幼児期から月齢よりも遅れが見られます。

そのため、小学校に行くようになると、他の子が当たり前にこなす作業や体育の課題にうまくついてゆけず、単に「不器用な子」「運動がとても苦手な子」などという見方をされることがあり、学校の成績にも影響を及ぼすことが多いといわれます。

また、この障害を持つ子どもは、同世代の子ども同士の遊びにうまくついていけないというような、社会的困難をかかえるケースも多く見られます。

社会生活に適応できるよう、その子に合った生活技能訓練を施すこともあります。

症状の現れ方は人それぞれですが、特徴として、

  • 文字を書くと字が汚い、マスから文字がはみ出る、文字の筆圧が強すぎたり弱すぎたりする
  • 消しゴムを使うときに力の加減ができず、紙がやぶけてしまったりする。
  • 線をうまく描くことができない、ハサミ、コンパス、定規などの文房具をうまく使うことができない
  • 食事の時、箸やコップがうまく使えない、ストローをうまく使って水やジュースを飲むことができない
  • 靴のひもがうまく結べない
  • 本人の話す言葉が聞き取りにくい
  • ボタンかけなどの動作に時間がかかる、着替えがむずかしい
  • トイレのあと、おしりをきれいに拭くことができない
  • 楽器をうまく演奏することができない
  • 縄跳びがうまく跳べない
  • 階段の上り下りの動作がなんとなくぎこちない

など、日常生活のあらゆる場面において困難が生じている場合があります。

本人にとっては、がんばっているのにできないというつらい状況が日常のいたるところにあるというわけです。

病院で調べてみたら、ADHDや学習障害(LD)が一緒に見つかったというケースも多いそうです。

勉強や運動が苦手な原因のひとつ、学習障害(LD)について知ろう

小さな子どもは、毎日たくさんのことを吸収しながら成長しています。

学習障害(LD)と診断されたお子さんの保護者に、その子の小さい頃のことを振り返ってもらうと、そういえば、という心当たりのある方も多いようです。

具体的には、幼児期くらいから、学習障害(LD)の何らかの兆候、サインがあらわれていたケースが多いようです。

<例>

  • 同じ頃生まれた他の子どもにくらべて、言葉を覚えるのが遅かった
  • 文字を教えてもなかなか覚えず、正しく書くことができなかった
  • 手先が不器用だった
  • よく転んだ

など。

このほかにも、折り紙、ひもを結ぶ、服のボタンを留めるなど、日常的な動作がなかなかうまくできないといったお子さんもいます。

もしお子さんにこのような心当たりのある方は、一度専門機関にご相談してみるとよいでしょう。

早い段階からそのお子さんのケアをしてあげることで、お子さんのその後の困難を取り除く適切なアドバイスが得られるでしょう。

小学校でみられる学習障害(LD)のサイン

お子さんが小学校に通うようになると、特定の科目の授業についていけないなど、ほかのお子さんたちとの学力に差が見られるようになったり、集団生活にうまく馴染めないなど、幼児期とは違う問題が現れるようになります。

本人にはやる気があるのに、なかなか授業についていくことができない

決してサボっているわけではないのに、他のお子さん達と同じ方法ではなかなか身につかないために、学力が伸びません。

お友達とのトラブルが多い

学習障害(LD)を持つお子さんの中は、他の子どもたちとの関係づくりがうまくできず、友達がつくれず、また集団生活のルールに馴染めないといった、学習以外の面での問題を抱えるお子さんも多くいます。

本人がどんなに頑張っても勉強などがわからない状態が続くと、諦めの気持ちが生まれ、次第にやる気がなくなってしまう、といった、二次的な問題が発生してくることもあります。

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