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産後の体重の変化…母乳育児で痩せる?生理再開との関係とは

   

産後の体重の変化…母乳育児で痩せる?生理再開との関係とは

産後は、なかなか体重が落ちないという人もいれば、すぐに体重が減少したという人もいます。

母乳育児は痩せるのか、母乳を飲ませていると生理再開は遅くなるのか、生理はいつ頃再開するのかなど、産後の様々な疑問や不安を抱く人は少なくありません。

今回は、産後の体重の変化や母乳育児と生理再開の関係についてご紹介しましょう。

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産後は生理再開で体重が増える?授乳と生理の関係とは

産後は、母乳育児で体重が減る人が多いようですが、生理が始まると、また体重が増えるという話もあります。

実際のところ、どうなのでしょうか?

また、生理再開は、いつ頃になるのでしょうか?

出産体験者のある女性に聞くと「生理が始まると体重が増えるということは知らなかった」ということで、産後の生理再開についてのみ話をしてもらいました。

彼女によると、ママ友5人で集まった時に聞いてみたら、授乳を止めて4ヶ月から半年以内に始まったのが3人で、1人は授乳を止めて1年経っても生理が来ていないということでした。

ちなみにこの女性は、産後すぐに生理が始まったそうです。

悪露が段々と落ち着いてきた産後25日目に、突然赤い鮮血が出てきて、病院で診てもらうと生理だと診断されたとのことです。

母乳育児をしていると、生理が来ない人もいますが、彼女の場合、ミルクと混合の時期もありましたがずっと授乳を続けていると言っていました。

それでも産後1ヵ月以内に生理が始まり、その後も毎月来るそうなので、授乳と生理開始の関係性には、個人差があると考えられます。

産後の生理再開はいつ頃?母乳への影響は?

母乳育児をしている時期に生理が再開すると、「母乳の味や量に影響があるのでは?」と心配する人もいますが、実際にそんなことはありません。

また、産婦人科医によっては「母乳を1年以上飲ませていると、妊娠できなくなる」とか「1歳を過ぎての授乳にメリットは一切ない」といった考えを持つ人もいますが、根拠のない話です。

授乳中は、ホルモンの影響で卵巣や子宮の機能が休んだ状態になることはありますが、あくまで一時的なものです。

母乳のみで育児をしていると、生理再開の時期は平均して「14.6ヵ月後」で、産後1年間生理が来ないことも珍しくありません。

これは、母乳育児に専念できるようにとママの体が変化するからだと言われています。

生理再開は、授乳の頻度にも関係し、一度生理が始まっても、回数が多くなると、また止まることもあります。

産後の生理再開が遅い…受診の目安とは?

産後の生理再開の時期には個人差がありますが、早すぎたり遅すぎたりする時は、受診した方がいいのでしょうか?

生理再開が早すぎるのは問題なし

早い人では産後2ヵ月ほどで生理が始まったり、「完全母乳なのに1ヵ月で始まった」という人もいたりして、あまりの早さにびっくりすることもあるそうです。

現代では、栄養面が充実しているため、昔と比べて生理の再開が早い人は増えています。

生理の再開は、子宮の機能が順調に回復している証拠なので、早くても問題はありません。

生理開始が遅れている場合は病院へ

母乳育児で授乳をしている場合、生理が1年ほど来ないことはよくあります。

しかし、「授乳を止めて3ヵ月以上」とか「産後1年以上過ぎている」のに生理が再開しない場合は、ホルモンバランスの崩れや子宮の回復具合が気になります。

病気の可能性もあるので、婦人科を受診してみましょう。

産後の生理再開の時期は?…生理不順の原因と対処法

産後は、ホルモンバランスの崩れから生理不順になりやすい時期です。

母乳育児をしている場合は特に、ホルモンバランスの影響を受けやすく、1年経っても生理が来ないケースも珍しくありません。

産後の生理再開の時期には個人差があり、産後1ヵ月も経たずに始まる人もいれば、断乳してから始まるという人もいます。

授乳をしている間に生理が来ないのは、異常ではないので、基本的に心配しなくても大丈夫です。

しかし、産後すぐに妊娠する可能性もあるので、気になる場合は、産院を受診してみましょう。

また、産後の生理不順の原因として考えられるのは、育児ストレスの他、夜泣きや夜中の授乳などによる寝不足です。

赤ちゃんが生まれて間もない頃は、不規則な生活になってしまうのは仕方ありません。

また、出産後は、悪露という出血が続くので貧血になりがちです。

早く体の調子を取り戻すためには、赤ちゃんが寝ている間は一緒に寝たり、鉄分を多めにとったりして、生活を見直すことが大切です。

母乳育児と生理再開の関係…遅れる原因はホルモン?

産後の生理再開の時期には個人差があり、母乳で育児をしている場合、遅れる傾向があります。

これは、「プロラクチン」という排卵を抑える作用があるホルモンが、授乳中に脳下垂体から多く分泌されているためと言われています。

また、授乳頻度も関係し、1日に5回以上の授乳や1回当たりの授乳時間が10分以上であったり、夜間に授乳をしたりしていると生理が再開しにくくなります。

一般的には、離乳食が進んで授乳回数が減ってきたり、卒乳を迎えた頃に生理が再び始まるというパターンが多いようです。

これらのことから、母乳育児をしている人は、ミルクを与えている人よりも生理再開まで時間がかかることが分かります。

ですから、産後しばらく生理が来ないのは当然のことだと理解しておきましょう。

出産してから1年以上経ち、授乳も止めたのに生理が始まらない場合は産婦人科を受診するのをおすすめします。

産後の生理再開…体重が減りやすいのはなぜ?痩せるコツ

産後、半年で生理再開し、それから生理が終わるたびに体重が減ったという人がいます。

それはなぜでしょうか?

生理の後は、体内の老廃物が排出され、代謝が上がり痩せやすい状態になるからだと考えられます。

この人は、生理が再開した時期がちょうど夏で、たくさん汗をかきながら家事や育児を頑張っていたから痩せたのだろうと話していました。

産後は骨盤を締めるのがポイント!

出産をすると骨盤が開き、そのままの状態が続くと、内蔵を支える筋肉が衰え、お尻や太ももなどが垂れて太りやすくなります。

骨盤が開いてグラグラしていると、横になっていても、歩いていても痛くて辛いものですが、骨盤ベルトで締めると安定して楽になります。

ベルトを締めることで骨盤のサポートや引締めにもつながるので、入院中から締めておきましょう。

母乳育児で痩せない理由はカロリーオーバー!

母乳で育児をしていると、痩せると言われています。

これは、授乳で子供に栄養を与え、カロリーを消費しているからで、「母乳をあげていると体が熱くなる」という人もいます。

しかし、完全母乳なのに痩せないという話も聞きます。

その場合は、摂取カロリーの方が消費カロリーよりも多い可能性があります。

母乳育児をしているのに痩せない時は、食事を見直してみるといいでしょう。

産後の生理再開は体重を落とすチャンス!痩せる生活習慣とは

産後、生理再開したら妊娠中に増えた体重を落とすチャンスです。

周期に合わせて食事や運動など生活習慣を見直すと効果的にダイエットができます。

生理後〜排卵期(8日目〜14日目)はダイエットに最適!

生理が終わってから排卵日までの期間は、一番代謝がよく痩せやすいダイエット期です。

この時期に気をつけたい食事のポイントをご紹介しましょう。

おすすめは和食!ご飯を中心にバランスの良い食事を

栄養バランスをとりやすい和食がおすすめです。

ご飯にカツオやアジなどの青魚、野菜や海藻類などで良質な油やビタミン、ミネラルをたっぷり摂りましょう。

食べる順番で血糖コントロール!まずは野菜から

食べる順番を工夫すれば、血糖値の上昇が緩やかになり、脂肪をためにくい体になれます。

まずは野菜やキノコなど食物繊維が豊富な副菜から食べ始め、次に主菜である肉や魚、最後にご飯などの炭水化物をとるのがポイントです。

排卵後(15日目〜21日目)は調整期

この時期は、ダイエット期で減らした体重をリバウンドしないように定着させていきましょう。

和食中心のバランスの良い食事を続けながら、ストレッチなどの軽い運動や、階段の上り下りなど生活の中で体を動かすよう意識すると効果的です。

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