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産後の体重は減りすぎにも注意!痩せ過ぎる原因と対処法

   

産後の体重は減りすぎにも注意!痩せ過ぎる原因と対処法

産後は妊娠する前の体重や体型に戻そうと、ダイエットや運動を頑張っている方も多いことでしょう。

しかし、産後は体重管理も大切ですが、減りすぎにも注意が必要だそうです。

そこで今回は、産後の体重減少の原因や注意点についてご紹介します。

産後の生活でどう過ごしていくべきか、ぜひ参考にして産後の体型戻しに役立ってましょう!

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産後の体重が減りすぎる原因その1 母乳育児

産後の体重減少の原因で、一番多くのママが感じている母乳育児です。

母乳育児をしていると、たくさん食べても体重がどんどん減っていくと感じた方も多いようで、元の体重にすぐに戻った方や、妊娠前よりも痩せた方までいるようです。

母乳を赤ちゃんにあげることで、1日なんと500kcalも消費していることになります。

そのため、いくら食べても母乳として消費されるので太ることがなく、食べる量が少ないと消費カロリーの方が上回り、体重がどんどんと減少していくのです。

母乳育児は、あかちゃんが母乳を吸うことでママの体が妊娠前の体に戻ろうと働くようになっていきます。

母乳育児で痩せすぎてしまう方は、摂取カロリーが少ないことが挙げられます。

ママが食べる物の栄養が母乳の栄養価にも影響しているので、食事の量や栄養バランスなどを再度見直してみましょう。

産後の体重が減りすぎる原因その2 甲状腺

産後のやせ過ぎの原因の一つに甲状腺の異常も考えられます。

産後は向上せ院ホルモンが多く分泌するようになり、産後に甲状腺異常を引き起こすママは意外と多いのです。

甲状腺の異常は女性の身体の健康を阻害し、生活に支障をきたすほどに重症化してしまうこともあります。

産後の甲状腺異常の気になる症状

  • 体重が減りすぎる
  • 体重が増えすぎる
  • イライラする
  • 倦怠感
  • 疲労感
  • 抜け毛が増える
  • 早期が激しくなる
  • 胃腸の不調

上記のような症状は、甲状腺に異常がない時の産後の症状に似ている点も多く、なかなか甲状腺異常を考える方が少ないようです。

しかし、体調不良がなかなか改善しない時や、上記のような症状が当てはまる時には一度病院を受診し、甲状腺の検査を受けることをオススメします。

母乳育児中でも甲状腺の治療は可能で、早期発見が早期完治に繋がります。

産後の体重が減りすぎ…悩んだ人の体験談

産後、母乳育児をしていてもなかなか体重が減らないと悩みママも多い中、「体重が減りすぎる」と聞くと羨ましいなぁと感じる方もいらっしゃるでしょう。

しかし、実際に過度な体重減少により大変な経験をしたママもいるようです。
そこで、体重が減りすぎで産後に大変だった方にお話を伺ってみました。

体重が妊娠前より7㎏も減少したAさん

出産後みるみると体重が減少し、体調不良が続いていました。妊娠前はあまり体調を壊すことはなかったのに、今月だけで2回も発熱し、体重が減りすぎて体力もドンドンと失われてしまったように感じました。

周囲も心配するほど見た目も変わってしまい、自治体の子育て窓口に相談してみると、甲状腺の異常かもしれないということで、すぐに病院を受診しました。

しかし血液検査の結果は問題なし。何度か日を変えて再検査なども行いましたが、結果は同じだったので、体重が減りすぎた原因は育児による疲れなどが原因ということに。

体に異常がないことがわかりホッとしましたが、同時に体重の減りすぎを抑える治療がないことに、問題が改善しないつらさを感じました。

産後の体重が減りすぎ…病院受診の有無

体重が減りすぎるということで、病院を受診するべきか迷ってしまうママも多いことでしょう。

しかし先ほどもお伝えした通り、産後の体重の減りすぎは甲状腺の異常が引き起こしている可能性もあります。

体重が減りすぎる原因が、甲状腺の異常であった場合には、早期に治療を始めることが理想なので、体重減少や体調不良が続くようであれば、早めに病院を受診しましょう。

甲状腺の検査は内科で行うことができますが、体重が減りすぎだけで病院を受診することに抵抗がある場合は出産した産院で相談するのも良いでしょう。

出産した産院であれば、ママの状態も把握していますし、産後のママの不調にもしっかり対応してくれます。

甲状腺以外の原因の可能性もあるので、気になる症状や体に違和感がある時には、まずは話しやすい医師に気軽に相談してみてもいいのではないか。

これは減りすぎ?産後の体重の目安

体重の変化は個人差が大きく、妊娠中の体重の増加量によっても産後の減少の仕方は変わってくるでしょう。

どのくらいから体重が減りすぎているということになるのか、目安として体重の変化を知っておきましょう。

妊娠中

妊娠前のBMI値が18以下の痩せ気味の方であれば10〜12㎏、BMI値が18〜24の標準体型の方であれば7〜10㎏、BMI値が24以上の肥満気味の方であれば5〜7㎏の体重増加が目安となっています。

BMI値の算出式
BMI=体重<kg>÷(身長<m>×身長<m>)

【例】身長155cm、妊娠前の体重50kgの場合
BMI=50÷(1.55×1.55)=20.81… → 体重増加の目安は7〜10kgということになります。

出産後

羊水や胎盤が500g程度、赤ちゃんが3〜5㎏程度なので、出産直後には3〜5㎏体重が減少することになります。

体の状態が戻るとともに、徐々に元の体重へと戻っていきます。体重の減少は産後3ヶ月頃が一番ピークで、産後半年で元の体重に戻ることが理想的です。

上記の目安と、ご自身の産後の体重推移をチェックして、体調管理に役立ててみましょう。

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