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子供の耳掃除にはピンセットを使うべき理由

   

子供の耳掃除にはピンセットを使うべき理由

たまにすると気持ちいい耳掃除。

大人なら一人でできますが、子供だとなかなか一人でできませんよね。

小さければ小さいほど、動いたり嫌がったりと思うようにはなりません。

しかも耳穴が小さいので、よく使う耳かきや綿棒では上手にとることができず、逆に奥のほうへ押し込んでしまいます。

そんなときに大活躍するのがピンセットです。

耳鼻科でも使われることが多いピンセットは耳掃除にはもってこいのアイテムです。

そんなピンセットの上手な使いかたをぜひ知って、子供の耳掃除に役立てましょう!

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小さな子供の耳掃除には優しいピンセットを!

一般的にピンセットは小さいものをつまむときに使用しますよね。

値段にもよりますが、質が高ければ先端は細く、とても持ちやすい形になっていると思います。

耳掃除に使うときは先端が鋭すぎないものを使用しましょう。

なぜなら、鋭利なものだと耳の内部を傷つけてしまうかもしれないからです。

子供なのでずっとじっとできるとは限りませんよね。

万が一のことも考え、耳に優しそうなピンセットを選ぶことをおすすめします。

今では耳掃除専用のものやライト付きのものもありますので、まずは100円ショップなどで探してみるといいかもしれません。

もうひとつ選ぶ際に基準にしてほしいのが持ちやすさです。

よくある全体が直線のタイプより、カーブがついたタイプのほうが持ちやすいです。

しっかり取りたいと思いますが、万が一に備え、耳に優しい耳かきを選んであげましょう。

子供の耳掃除でピンセットを使うときのポイント

子供の耳掃除にピンセットを使う場合には少し注意しながら行っていきましょう。

綿棒や耳かきは、耳に直接触れるためこそばかったり痛がったりして、スムーズに取れないことがあると思います。

それにつまむことができないため、あと少しが取れなくて、つい奥まで突っ込んでしまいがちです。

その点ピンセットだと、つまめさえすればスッと取れてしまうので、子供も嫌がらずに耳掃除ができると思います。

スムーズに取れると、取ってあげる側も気持ちがいいですよね。表面近くの耳垢だとほんの数分で終われると思います。

ただ、これはどちらにもいえることですが、奥のほうの耳垢までは取ろうとしないでくださいね。
子供の耳は大人より小さいですし、耳の構造上耳垢は自然と外に出てくるようになっています。
なので無理に取ろうとすると、かえって耳を傷つけてしまうかもしれません。
そうならないためにも、子供に耳掃除をする際には充分注意して行いましよう。
もし、奥のほうの耳垢が気になる場合には、耳鼻科で取ってもらうことをおすすめします。

耳鼻科での耳掃除で使うものはやっぱりピンセット!

アレルギー症状や風邪のひき初めに耳鼻科を受診すると思いますが、耳掃除だけでも受診しても大丈夫です。

ここでは、子供が耳鼻科でしてもらう耳掃除の手順や方法を紹介していきたいと思います。

まず、子供の年齢にもよりますが、椅子にひとりで座れない場合はママやパパの膝の上に乗せてあげてください。

看護師さんが頭を動かないように支えてくれるので、ママやパパは手や足をしっかりガードしてください。

このとき、とても嫌がる子供には、ちゃんと看護師さんが何人かでついてくれるので安心しても大丈夫です。

年中、年長くらいの年齢だと、力も結構ありますのでがっちりと押さえてあげてくださいね。

そうしたら、先生が耳の中を見て医療用のピンセットを使って取ってくれます。思ったよりもごっそり取れるのを見ると、結構ビックリしますよ。

数分で終わるのですが、耳垢がこびりついていたり、治療中に動いたりすると出血することがあります。

出血の場合は、耳の中にお薬を塗ってガーゼをはりつけます。

誤ってガーゼが耳の奥に入ることはありませんので安心してくださいね。お風呂も入れますし、その時にガーゼを取ってくださいと指示があると思います。

お薬が塗ってあるのでガーゼがひっつくことなくはがすことができます。治療時間も早く終わるので耳掃除で困った場合は耳鼻科を受診してくださいね。

正しい耳掃除とは?子供にピンセットを使う場合

自宅での耳掃除は、正しく行って親子ともどもスッキリしたいですね。

そのためにも手順をしっかりと把握しスムーズに行えるよう準備しましょう。

まず初めに、お子さんには膝枕で横になってもらいます。そして、耳たぶを優しく引っ張り耳の中を観察します。

見にくいからといって引っ張りすぎると、子供は嫌がってしまうので気をつけてくださいね。

暗くてよく見えない場合には、ペンライトを使いましょう。

もうひとり大人がいるのであれば、スマホのライトで照らしてもらってもいいかもしれませんね。

見えたところで、ピンセットを使い耳垢を取り除きます。

このとき注意してほしいのが、耳垢は耳穴に近いものだけを取るということです。

奥のほうまで根こそぎ取りたい気持ちはわかりますが、そこは我慢をして手前だけでお願いします。

なぜなら、耳の中は皮膚が薄いためあまりガリガリやりすぎると、目に見えない傷がついてしまう危険性があるからです。

手前の耳垢を取り除いたあとは、綿棒でコチョコチョして終了となります。

やり過ぎ注意!毎日する必要はありません

大人の耳掃除の頻度は気になったときにするのが多いと思われます。

ですが、子供となると、自分では言えないために、お風呂上りなどに頻繁に行ってはいませんか?

結論からいうと、たとえ一週間に一度のペースでも「耳かきのしすぎ」です。

頻繁に行うことにより、耳の中を少しずつ傷つけ外耳炎を起こしてしまったり、難聴の原因になる恐れだってあります。

少しずつ徐々にと思うかもしれませんが、多くても二週間に一度くらいのペースで大丈夫みたいです。

耳垢は自然と外へ出るようになっていますので、ある程度溜まるまでは放っておいてもいいんじゃないかなと思います。

もし、子供が痒がったり痛みを訴えるようであれば、もしかすると耳垢が原因ではないのかもしれません。

花粉などのアレルギー症状により、耳の中で炎症を起こしているのかもしれませんので、その場合は様子を見つつ、耳鼻科を受診することをおすすめします。

耳掃除を嫌がる子供におすすめな対処法

ここでは耳かきを嫌がる子供への対処法を3つほど紹介したいと思います。

耳かきをする際の体勢

多くはママやパパの膝枕で行っていると思いますが、抑えつけられる感じを嫌がる子供もいますよね。

そういう場合は、無理に寝転がせず座った状態で行ってみるのもいいかもしれません。

座った状態だと、必要以上に綿棒やピンセットが奥に入る心配がないため、子供も嫌がらずにスムーズにできると思いますよ。

子供が嫌がる時には意識をそらせる

子供がどうしても耳掃除を嫌がる場合には、子供の意識を少し遠ざけてみてはどうでしょう。

好きなテレビを見ているときや、絵本を読んでいるときにささっとしてしまうのもありかもしれません。

少し行うだけでも効果はあると思いますし、次第に子供も耳掃除に慣れてくると思います。

耳掃除は耳鼻科におまかせ

先生も看護師さんも慣れているので、子供の扱いがとても上手です。

それに、普段取れない部分の耳垢もキレイになると思うので、受診したときに一緒に見てもらうといいと思います。

耳を傷つけないためにも、適度な頻度で耳かきを行っていきましょうね。

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