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子供のための滑舌トレーニング〜幼児期に発音を改善するために〜

   

子供のための滑舌トレーニング〜幼児期に発音を改善するために〜

お子さんの発音が気になったことはありませんか?

就学前の幼児期に、滑舌トレーニングを行うことにより発音が改善されます!

大きくなったのにサ行がうまく言えない、まだ少し赤ちゃん言葉が残っている、などをトレーニングで直していきましょう。

小さいうちはかわいらしくそんなに気にはなりませんが、小学校に入ると子供自身がコンプレックスに思うかもしれません。

そうなってしまう前に正しいトレーニング方法を知り、一緒に改善していきましょう。

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滑舌トレーニングって?幼児からでもできること  

滑舌が悪い主な原因は、舌の筋肉と唇の使い方です。

大人になると歯並びや口内環境も関係してくると思いますが、幼児の場合はまだ未発達のため、トレーニングにより早期改善が見込められます。

特につまずきやすいのが、「サ行」や「ラ行」です。

自然に音を聞いて身につけていくことが多いのですが、そうではない子供も意外とたくさんいます。

幼児期に気になった場合は、おうちでトレーニングをしてみてはどうでしょうか。

意外と多いのは、子供がかわいいあまり、お子さんに対しても大人が赤ちゃん言葉になってしまっている場合です。

まずは、大人が子供に対して、意識的にきれいではっきりとした発音で話しかけてみましょう。早口は厳禁です。

特に、お子さんが苦手な音をゆっくり丁寧に発音することを意識しましょう。

この時に誤った発音に対して、違うよ、そうじゃない、言ってごらんなどと、間違いを指摘したり、言い直しすることはやめましょう。

子供が「おしゃかな(魚)」といった場合には、「そうだね、おかなだね」といったように、きれいな「さ」の発音を聞かせてあげるとよいでしょう。

堅苦しくならず、遊びの中に取り入れれば、子供も嫌がらずに楽しめると思います。

親子で一緒に鏡を見て、口の動きかたを確かめたり、あっかんべーをするように舌を伸ばしてみたりとまずは簡単なことから始めましょう。

毎日何回もしなくても、夜寝る前や休みの日などお母さんができるときに行うだけでいいと思います。

舌の筋肉の使いかたを意識するだけで発音は改善されていきます。

小さいうちに直すことで小学校では気にならなくなる

滑舌が定着するのは一般的に5歳〜6歳ごろだといわれています。

ちょうど子供同士の会話も多くなるため、滑舌が悪いと周りも聞き取りにくかったり、伝わりにくかったりします。

もし、友達に指摘されコンプレックスに思ってしまうと、あまり話さなくなってしまうかもしれません。

喋らなければ、舌や口周りの筋肉が衰えてしまうので滑舌は悪くなる一方です。でも、早めに気づいてあげると、その分早く改善できると思います。

今は専門機関でのトレーニングを受けることもできますので、市役所の保健師や療育センターにいる言語聴覚士、幼稚園・保育園の先生などに聞いてみるのもいいと思います。

間違った発音のまま小学校に入学してしまうと、クセがついているので治すのに時間がかかってしまいます。

そしてそのまま大人になってしまうと、治すこと自体が難しいかもしれません。
なので、なるべく小学校に入る前に滑舌を改善してあげるといいのではと思います。

【まずは音から!サシスセソを聞かせていこう】  

おしゃべりや絵本を読み聞かせるときに、ママがサ行を意識して発音してみてはどうでしょう。

耳で正しく音を聞けば、発するときも聞いた音を真似ようとします。

サ行の言葉、例えば「おさら」「さかな」「そら」などといった言葉を発声させるだけでもいいんです。

最初は「おちゃら」「おたら」などというようなかわいい感じで発音すると思いますが、無理強いはせずあくまでサ行を認識させるつもりでしましょう。

たとえ言えなくても、怒ったり言い直しをさせる必要はありません。

ママが正しく発音し、それを耳で聞き、繰り返し発声させるだけで効果は出てくると思います。

うまくサ行が言えた場合は、その感覚を忘れないために大げさに褒めてあげるのもいいかもしれませんね。

初めての滑舌トレーニングは、毎日の中で意識することから始められるので、気軽に取り組んでみてはいかがでしょうか。

幼児も安心!お家での滑舌トレーニング

滑舌トレーニングはお家にあるもので簡単に始めることができます。

用意するものは割り箸とストロー。

割り箸の方法は、口の両端にくわえゆっくり一音一音はっきりと発音するだけです。

これをすることで舌をうまく使えるようになり滑舌がよくなっていきます。

さらに舌を鍛える方法としては、二本の割り箸を用意し、太い方を奥歯で噛み割り箸を固定します。

鏡を見て正面からハの字になるように意識しましょう。

そして、「らたなかさ」とゆっくり発音します。「ら」以外は舌先を葉の裏側に添えてください。

何度も繰り返すことで舌が鍛えられ、より滑舌がよくなっていきます。

ストローを使う方法は、ストローを少し短く切り、舌の先端に当て上の歯で押さえます。

息がストローから出るよう意識し発声することで、キレイに発音することができるようになります。

不安がある場合には、言語聴覚士さんなど専門の方に教えてもらうと確実だと思います。

幼児のための滑舌トレーニングは親の意識も大切です

かわいい我が子の真似をして、親が赤ちゃん言葉を使ったりしていませんか?

とても気持ちは分かりますが、そろそろやめてみましょう。

気づいたら小学生というように、いつまでも赤ちゃん言葉を使っていると、小学校では恥ずかしく感じてしまいます。

一番身近な親の話しかたや言葉遣いを子供は真似るので、子供のお手本になるよう少し見直してみましょう。

間違った言葉を覚えてしまうと、あとから変えるのはなかなか大変です。

子供ゆえに吸収力は強いので、親や身近にいる大人が気をつけることが正しい発音につながります。

滑舌トレーニングをしている時も、使う言葉や発音を意識しましょう。

幼児期に行うことで、大きくなったときにコンプレックスに思うことはないと思います。

トレーニングと聞くと、幼児には難しいと思うかもしれませんが、簡単にすぐ始められるので軽い気持ちで取り組んでみてはいかがでしょうか。

ママやパパだけでは不安だと感じるなら、専門の方へ相談することをおすすめします。

まわりの力も借りることで、幼児の滑舌は改善していくと思います。

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