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幼児の手の甲に湿疹ができてしまった場合の対処法

   

幼児の手の甲に湿疹ができてしまった場合の対処法

幼児は体の抵抗力が少なく、また体調の異変を言葉で表現することもできません。

そのために具合が悪くなって辛そうにしているのは、親にとっても心苦しいものですよね。

なかでも体の痒みに苦しんでいるのを見ると、早く何とかしてあげたいと思うものです。

ここでは、幼児が手の甲に湿疹ができてしまって痒そうにしていたらどうしてあげればいいか、ご紹介します。

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3歳の幼児の手の甲にできた湿疹についての相談例

汗で手や指に湿疹が出ることは、幼児に限らず子供から大人までよくある症状です。

しかし、幼児の場合は無理にこすったり噛んだりすることによって、体の他の部分に移って症状を拡大させてしまうことがありますから、病院で治療薬を処方してもらうことが大切です。

以下に2つの相談例をご紹介します。

相談例1

ある日、3歳の息子の両手の手首や手の甲に、プチプチとした湿疹ができました。

あせもかな、と思い、以前あせもができたときに病院でもらった薬を塗ってみたところ、一旦はなくなるのですが、数日するとまた湿疹ができてしまうという有様でした。

相談例2

昨年の夏、我が家の娘も3歳の時に、手や指に湿疹ができて痒そうにしていました。

病院に行って診てもらったところ、何かにかぶれたのだろうという事で塗り薬をもらいましたが、完治までには1か月以上かかりました。

幼児に多く見られる?手の甲の湿疹「砂かぶれ皮膚炎」とは

砂かぶれ皮膚炎は、1歳から4歳の幼児の手足に見られる皮膚の疾患です。

公園などでお砂遊びをする頃になって、砂に触れる部分に現れるようになることから、砂によって皮膚に疾患が生じるものと思われていてこのような名称が付けられました。

しかし、最近では砂にかぶれるというよりも、ウイルス性の感染症であるという説の方が有力です。

以下に実際に子供が発症した例を紹介します。

ある日突然長男が高熱を発し、3日程続きました。

病院に連れて行ったところ突発的なもので特に薬は必要ない、と医師に言われ、ただ家で安静にしていました。

確かに言われた通り平熱に戻ったのですが、やがて手の甲などにプツプツとした湿疹が現れ始め、急速に広がっていきました。

もちろん痒さも増してきて手をこすり合わせるなどの仕草をましたが、我慢できないほどでなかったので、無理に病院にも連れて行かず湿疹のある部分を中心に清潔にしていれば、やがて治まりました。

幼児の手の甲の湿疹で可能性のある3つの病気とは

1.突発性発疹

生後4か月〜1歳にかけて多く見られるのが特徴で、ちょうど乳児の知能が発達して反応が豊かになる頃に発症することから、知恵熱ともいわれている症状です。

突然39〜40度の高熱が発症し、3〜4日で平熱に戻りますが、その後まるで虫に刺された跡のような赤い丘疹が全身に見られます。

ただし、この赤い丘疹も3〜4日で消えて、痕が残る心配もありません。

2.水痘(みずぼうそう)

体の一部分に赤い丘疹が発症し、これが3日目をピークに全身に広がります。

39度以上の高熱が出ることもありますが、全く発熱しないケースもあります。

1週間後くらいに治まりますが、湿疹の痕が残る場合がありますから、医師の指示に従った患部へのケアが大切です。

3.麻疹(はしか)

3〜4日間、38度程度の発熱のほか、倦怠感や咳、鼻水などの症状が現れます。

その後、一度平熱に戻りますが、再度発熱して39〜40度の高熱が3日ほど続き、鮮紅色の丘疹が全身に見られるようになるのが特徴です。

やがて平熱に戻り、その後1週間程度で丘疹もなくなります。

幼児や子供の手の甲にできる湿疹の原因とは

幼児だけではなく、子供も手の甲に湿疹ができます。

子供と言っても小さい子供から中学生まで、年齢も幅広いものです。

さらに、子供だけだはなく、大人になっても湿疹ができる人は多くいます。

例えば、家庭の主婦は水仕事を頻繁に行うために湿疹ができやすく、主婦湿疹と呼ばれています。

しかし、子供の手の甲にできる湿疹は、水仕事などではなくアレルギーが原因だと考えられています。

季節的には、一般に空気が乾燥する秋から冬にかけて、湿疹が悪化しやすい傾向があります。

同じような環境であっても、湿疹の発症に関しては個人差が大きく、例えば皮脂の水分量が少ない体質の人やアトピー体質の人などいわゆる敏感肌の人の場合、湿疹に悩まされやすいことが多いようです。

また、その他に食生活や生活習慣の乱れ、ストレスなども湿疹を悪化させる原因となります。

幼児の手の甲の湿疹の原因、予防法と対処法とは

1.手の甲の湿疹の原因

幼児の場合、主婦と違って水仕事をするわけでもありませんし、に出来る手の甲の湿疹の原因として挙げられるのは、アレルギー、アトピー、乾燥肌など、主に体質的なものが考えられます。

手の甲に湿疹ができている状態は、手の皮膚のバリア機能が失われて、水分や皮脂がどんどん奪われているのです。

2.湿疹の予防法

尿素や抗炎症成分などが含まれているクリームを塗布して、乾燥を防ぐようにします。

入浴時には、お肌にやさしい刺激の少ないシャンプーやハンドソープなどを使うようにするといいでしょう。

さらに、夜寝る前には、綿の手袋をしてあげれば、保湿やお肌の保護を一層高めます。

3.湿疹の対処法

ワセリンなどお肌を守るためのクリームも市販されていますが、やはりかゆみや痛みが続くようであれば、皮膚科へ行くようにしましょう。

ステロイド外用薬を使えば、かゆみや痛みを早く抑えることができますが、常用は避けたいものです。

幼児の手の甲に湿疹ができてしまった場合の対処法とは

手の甲など、手の部分に出来る手湿疹は、大人だけではなく幼児や子供にもよく見られる病気です。

しかし、幼児の場合には単なる湿疹ではなく水疱瘡などの病気である場合がありますから、注意が必要です。

手に湿疹ができているからといって、安易に保湿クリームなどを塗布していればいいというわけではないのです。

また、突発性発疹などのように高熱が出るケースもあれば、発熱が無く湿疹ができてくる溶連菌感染症の皮膚変化という場合もあるなど、湿疹にまつわる原因は様々なものがあり、対処法もそれぞれ異なってきます。

幼児の手に湿疹ができてしまったら、親が子供に対して自己判断で対応するのではなく、やはり皮膚科の専門医に診てもらうべきです。

異変に対して早期に発見し、適切に対処することで子供の辛い症状も早く抑えることができますし、湿疹の痕も残さなくて済みます。

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