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赤ちゃんの部屋は畳が一番!メリットと注意点・メンテナンス法

   

赤ちゃんの部屋は畳が一番!メリットと注意点・メンテナンス法

最近、和室がある家は少なくなってきましたが、実は赤ちゃんには畳の部屋がピッタリなんです。

その理由は、フローリングと違い、ハイハイしたり寝転がったりしやすいこと、大人も赤ちゃんと同じ目線で過ごしやすいことがあげられます。

今回は、畳の部屋は赤ちゃんにとってどんなメリットがあるのか、また、注意点やメンテナンス法も併せてご紹介していきます。

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赤ちゃんを畳の部屋で育てるメリットとは

新婚の時は洋間を使っていても、赤ちゃんが生まれ、子育てを始めたら、和室を使うようになったという家庭は多いようです。

それは、畳が敷いてある和室は寝転んだり、ハイハイする赤ちゃんにとって過ごしやすい部屋だからです。

また、和室は大人も子供と同じ目線で生活するため、遊んでいる子供の様子に目が行き届き、おむつ替えや寝かしつけなどもしやすいので、安全面やお世話をする上でも便利です。

しかし、洋間はベッドや椅子、机など家具が多いので、赤ちゃんが家具にぶつかったり、ベッドから転げ落ちたりする危険もあり、いつも見ていなければいけません。

また、家具の下にはホコリが溜まりやすいので、衛生面にも不安があります。

広い家なら、洋間でも赤ちゃんがゆったりと遊べるキッズスペースを作れば問題ないのですが、家が狭い場合は和室の方が安心して子育てができます。

赤ちゃんを畳の部屋で育てる時の注意点

畳が敷いてある和室は、寝ていることが多い赤ちゃんにとって過ごしやすく、大人にとってもお世話や見守りをしやすい部屋と言えます。

子育てにぴったりの和室ですが、畳の状態によっては、赤ちゃんがケガをしたり、アレルギーになってしまう恐れもあり次のような注意が必要です。

トゲに注意しましょう!

畳のイ草が飛び出て、トゲになっていると、赤ちゃんが踏んだりしてケガをしてしまうことがあります。

畳が古くなってくると、トゲが多くなり毛羽立ってくるので、畳の状態をよくチェックしたり、傷みがひどい場合は取り替えるといいでしょう。

ダニやカビ対策をしっかりと行いましょう!

畳には、ダニやカビが繁殖しやすく、アレルギーの原因になることがあるため、こまめに掃除機をかけたり、拭いたりして清潔に保つことが必要です。

掃除をしても、赤ちゃんの咳が治まらなかったり、クシャミや鼻水が止まらなかったり、皮膚が赤く腫れたり、かゆがったりするようなら、フローリングに替えた方がいいかもしれません。

アレルギーのような症状が続くようなら、まずはかかりつけの小児科で相談することをおすすめします。

赤ちゃんの部屋の畳…定期的なメンテナンスが大切!手順とコツ

赤ちゃんがいつも寝ている部屋は畳敷きの和室ですか?

畳は湿気を吸いやすく、カビやダニが繁殖しやすいので、赤ちゃんのアレルギーの原因になってしまうこともあります。

予防するには、よく晴れた日に畳を定期的に干すのがおすすめです。

これから、畳の外し方から、干し方、畳床の掃除の仕方などご紹介します。

畳の外し方

マイナスドライバーなど先が尖ったものを畳の間に深く差し入れて持ち上げると外れます。

何枚もある場合、戻す時にどこにあったのか分からなくなるので、目印をつけておきましょう。

畳の干し方

取り外した畳は、日当たりのいい場所で畳の裏側に日光が当たるように干します。

表側に直射日光が当たると、痛みや変色の原因になるので気をつけてください。

この時、地面が土や草の上だと湿気を吸収してしまうので、照り返しが強いコンクリートの上に置くのがおすすめです。

もし、外に畳を干すスペースがない場合は、スノコやブロックなどの上に畳を置き、風を通すだけでもいいでしょう。

取り込む前に、ハタキなどでホコリをしっかりと叩き出しておきましょう。

畳床の掃除の仕方

畳を干している間に、畳床に掃除機をかけ、乾いた雑巾で拭きます。

作業を行う時は、窓を開けて通気をよくしておくのがポイントです。

赤ちゃんが寝ている部屋の畳にカビ!対処法と注意点

和室の畳は湿気をよく吸うため、カビが生えることがよくあります。

カビを予防するには、こまめに換気したり、除湿器やエアコンを活用して湿気がこもらないようにすることが大切です。

今回は、畳によく生える「アオカビ」の対処法についてご紹介します。

用意するものは、エタノール、スプレー式容器、小分け用の容器、歯ブラシ、清潔な乾いた雑巾、ゴム手袋、マスクです。

エタノールは刺激が強いので、直接触れないように、作業をする前にゴム手袋とマスクを着用しましょう。

カビの原因は湿気なので、カビ取りの作業は晴れた日に行ってください。

  1. 窓を開けて、畳の目に沿って丁寧に掃除機をかけます。
  2. エタノールをスプレー式容器に入れ、カビ全体に吹き付けた後、15分ほど置きます。
  3. 小分け用容器にエタノールを入れ、歯ブラシを浸し、畳の目に沿ってカビをかき出します。
  4. かき出したカビは、小分け用の容器に入れ、エタノールで歯ブラシを洗います。
  5. 4.の作業をカビがなくなるまで繰り返します。小分け用の容器に入れたエタノールは、汚れてきたらその都度入れ替えてください。
  6. カビが生えていた部分に、エタノールをスプレーし、乾いた雑巾で畳の目に沿って拭いていきます。
  7. 最後に畳を乾燥させます。ドライヤーや扇風機、エアコンの除湿モードなどがおすすめです。

エタノールは蒸発するのでシミになる心配はいりません。

カビキラーのような塩素系の洗剤は、有毒ガスが発生することがあり、変色の原因にもなるので赤ちゃんがいる部屋で使うのはおすすめできません。

赤ちゃんが畳でおもらし!重曹はNG?正しい対処法とは

おむつ替えの時など、赤ちゃんがおもらしをしてしまうことはよくあります。

畳の上でおしっこをされると、あわてて拭こうとしがちですが、すぐに拭くとおしっこの水分が畳に染み込み、取れなくなります。

赤ちゃんが畳の上でおもらしをした時は、塩や小麦粉、粉末洗剤やベビーパウダーなどの粉末を用意してください。

これらをおしっこの上に振りかけ、水分を充分吸い取ったのを確認してから掃除機をかけ、固めに絞った雑巾で丁寧に拭きましょう。

この時、粉末だからと重曹を使ってはいけません。

重曹には消臭効果がありますが、イ草が変色し、黄ばむ原因になることがあるからです。

おしっこの臭いは、お酢を使えば和らげることができます。

また、畳の上に絨毯などを敷いていると湿気がこもり、カビが生えることがあります。

絨毯の上におもらしをしてしまった場合は、敷物をはがして窓を開けて換気しましょう。

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