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幼稚園の年少で発達障害と診断されたら〜子供の成長と育児〜

   

幼稚園の年少で発達障害と診断されたら〜子供の成長と育児〜

子供の成長は親にとって最も気になる事柄の一つでしょう。

幼稚園年少頃になると、意識や会話もしっかりしてくる頃で、周囲の子供との発育の違いから、発達障害が発覚する子供も少なくありません。

子供に発達障害があるとわかった時、親としてどのように育児をしていくべきなのか、年少時期の子供の様子と合わせてみていきましょう。

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幼稚園の年少で発覚!発達障害って何?

最近は発達障害という言葉や症状に対しての理解も広がり、昔よりも子供の変化に気付くことが増えてきています。

発達障害は乳幼児にはなかなか判断が難しく、だいたい3歳児検診の時や幼稚園の年少頃に変化に気付き診断されることがもっと多い時期です。

発達障害にも、自閉症・アスペルガー症候群・広汎性発達障害・学習障害・注意欠陥多動性障害など、症状によって細かく分かれています。

いくつかの発達障害が合併して発症することもあり、症状が交差して現れている場合は診断が難しいこともあります。

発達障害は、先天性の脳の発達異常なので、育児の中で育てにくさや成長のスピードなどが、気付きのきっかけとなることがほとんどです。

親としては心配になる点も多々増えてくるかとは思いますが、適切に対処することで十分に普通の生活を送ることができるようになります。

幼稚園の年少頃に特徴的な発達障害〜注意欠陥多動性障害〜

幼稚園の年少時期に気付きやすい発達障害として、注意欠陥多動性障害(ADHD)が挙げられます。

この症状としてよくみられるのが、集中力の欠如、静止できない、思考よりも行動が先に出る、などがあげられます。

特に幼稚園などの集団生活が始まった頃に、なかなか同じ行動ができなかったり、集団行動に馴染めなかったりすることから、園の先生に指摘されて発覚することも多々あります。

最近の調査によると約20人に1人の割合で発症しています。

よく見られる特徴としては、

  • 忘れ物が多い
  • 興味があることにのみ集中し、その他のことが視野に入らない
  • 片付けが苦手
  • 人の話を長く聞けない
  • 忘れ物、なくし物が多い
  • じっと座っていられない
  • 静かにできない
  • 順番が待てない
  • 気分次第で相手を傷付ける
  • 自分の意志を曲げない

など、集団生活の中ではなかなか生活のしづらさを感じるような特徴が見られることから、園生活においてもトラブルが多くなる傾向にあります。

何度注意しても同じような行動をとったり、周りの人と上手にコミュニケーションが取れなかったりという行動が多く見受けられます。

幼稚園の年少頃に特徴的な発達障害〜自閉症〜

では、次に自閉症の特徴を見ていきましょう。

自閉症も先天的発達障害の一つであり、3歳くらいまでに気になる症状の兆候が表れる傾向にあります。

自閉症の特徴として、社会性・対人関係の障害、コミュニケーション・言語の遅れ、行動の偏りなどが挙げられます。

自閉症も注意欠陥多動性障害と同じく、幼稚園などの集団生活において、指摘されて気付くケースが多く、その後専門機関にて診断されるという流れになります。

自閉症によく見られる特徴としては、

  • 人と目線を合わせない
  • 感情や物事を言葉で表現するのが苦手
  • 相手に言われたことを理解できない
  • イレギュラーな出来事に対応できない
  • オウム返し
  • 苛立ち奇声を上げる
  • 好きなことだけを延々とし続ける
  • 一人で過ごす
  • 感覚が敏感な部分と鈍感な部分の差がある

など、やはり幼稚園などの集団生活の中では過ごしにくさを感じる特徴が多く見られます。

また、自閉症は合併症を併発する可能性も高く、てんかん・注意欠陥多動性障害・学習障害などがケースとして多く見られます。

自閉症の症状と重なる点も多々あり、重複して起こる症状が多いことから診断が難しい場合もあります。

症状によっては、服薬によって症状を抑えることもできるため、適切な対処が重要になります。

幼稚園などの集団生活において、心配な点やトラブルなどが起こりうることもありますが、周囲の人の理解やその子に合わせた接し方が、生活を円滑に過ごすためには大切です。

発達障害の症状や周囲の人との違いばかりに注目するのではなく、その子供の一個性として、良いところは伸ばし、注意が必要なところはみんなで支えていくことができる態勢を整えましょう。

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