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赤ちゃんのためには部屋は断然和室がオススメのワケ

   

赤ちゃんのためには部屋は断然和室がオススメのワケ

赤ちゃんのお部屋作りに、和室か洋室かで悩むママさんパパさん必見!

長い間赤ちゃんの居場所となるお部屋では、親子共に快適で健康に過ごしたいですね。

実は、和室には、赤ちゃんの頃から大きく成長するまで健康に安心して過ごせるメリットがたくさんあるのです。

和室の魅力を最大限生かし、快適で安心・安全なお部屋作りを目指しましょう!

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赤ちゃんと過ごすお部屋には和室?洋室?どっちがいいの?

「ねんね期」から始まり、「はいはい期」、「たっち&つかまり立ち期」、「よちよち期」まで、著しい成長とともに行動範囲が広がり、片時も目を離すことができない乳児期。

赤ちゃんの成長に合わせながら、安全で快適な、お世話をしやすい環境づくりが重要となります。

では、そんな子育てに向いているお部屋は洋室と和室どちらなのでしょうか。

それぞれの良さを見ていきましょう。

洋室の良さ

重い家具を置いても床がへこまず、整理がしやすい

床に使われるフローリングは、色や素材の種類が豊富で、価格も比較的安価です。

キズに強く、耐水性があることも畳にはない魅力です。

また、クローゼットなどがあると普段使わない大きな荷物を整理ながら置いておくことができます。

カスタマイズ性が高く掃除がラク

フローリングも壁に使う壁紙も、自分の好みにコーディネートすることができます。

また、掃除機をかけたりぞうきんで拭いたりすればすぐきれいになり、衛生や清潔を保つことができます。傷んだ畳を張り替えたりする必要もありません。

高気密、高断熱で冷暖房が良くきく

冷房や暖房が良くきくので光熱費を節約できます。

また、外気の影響を受けにくいとともに家の中での温度差が少ないので、快適に過ごすことができます。結露しにくく、カビやダニなどの発生を抑えることができます。

和室の良さ

多目的に使える

リビング、ダイニング、キッチン、ベッドルームなどと用途がはっきりと決められがちな洋室に比べ、和室は様々な用途に利用することができます。

例えば、座卓と座布団を出せば客間に、布団を敷けば寝室に、食事を運べば食卓に変化します。

また、時と場合に応じて使い方を自由自在に変えることができるのは和室の大きな魅力です。

子どもの遊び場に最適

床を這いまわったり、転がったりする子どもにとって、柔らかい畳はうってつけの遊び場です。

フローリングとは違い、クッション性があるため体にかかる負担も少なく怪我をしにくいです。

また、畳のクッション性により防音効果があるためはしゃぎまわっても音が近所に響く心配もなく安心です。

リラックススペースとして使える

和室で座ったり寝転がったりすると落ち着く、癒されるという人はたくさんいます。

和の空間でくつろぐことで、ストレス解消やリラックス効果が期待できます。畳は繊維がスポンジのようになっているため断熱性・保温性に優れています。

また、湿気を吸収してくれるので一年を通して快適さが保たれます。さらに、森林の香りの源といわれる成分フィトンチッドが含まれているので、室内にいながら森林浴の効果を得ることができます。

こう見てみると、洋室にも和室にも、それぞれ良さやメリットがあります。

では、実際、子育てをするにあたって重要なポイントはどのような点なのでしょうか。様々な赤ちゃんの成長の段階に合わせて、必要なお部屋づくりのポイントは変わってきます。

  • 親子全員が安全に、快適に過ごせる部屋
  • 子供が色々なもの、ことに興味をもって楽しく遊べる部屋
  • ママ・パパがお世話しやすい部屋
  • おもちゃを自分で出して、お片付けできる部屋
  • 1人寝、1人遊びなど自立心を養うことができる部屋

これらを踏まえて、和室と洋室どちらを選ぶかを考えましょうちなみに、我が家では、娘が日中過ごしているのは和室です。

寝返りがたまに打てるようになってきたばかりの幼い娘ですが、布団の上にメリーを置いて遊ばせたりいっしょに横になって絵本を読んであげたりしています。

お昼寝し始めると、ふすまを少し閉めて、リビングのテレビの音が聞こえないようにしています。

布団の周りにおむつや持ち運べるお世話グッズも置いてあるのでお世話もすごく便利です。

何といっても、畳のお部屋ってなんでこんなに落ち着くのでしょう!

と、和室や洋室の良いところを見てきましたがいかがでしょうか。

いつでもどこでも赤ちゃんをしっかり見守ることができるよう、リビングには間仕切りを設けないほうがよいでしょう。

赤ちゃんのお昼寝場所としてはもちろん、オムツ替えや授乳場所としてリビングの一角に和室や畳敷きの部屋があるととても便利です。

畳は、その柔らかさによりおんぶや抱っこなどで足腰を酷使しているお母さんの体をやさしく労ってくれます。

夜中の授乳が必要な時期は、授乳しやすさや安全面からも畳のお部屋をお母さんと赤ちゃん用の寝室として使用するのもオススメです。

段差のない畳の部屋ではおもちゃを自分で出したり片づけたりしやすく、自立心を養うことができます。

また、お友達をたくさん呼んで一緒に遊んでも安全に過ごすことができます。

さて、和室と洋室、皆さんはどちらで赤ちゃんのお部屋作りをしますか?

日本ならではの空間!和室を赤ちゃん部屋にするメリット

日本ならではの空間である和室には、段差がほとんどありません。

これは何といっても赤ちゃんをお世話するうえで最大のメリットなのです!それでは、なぜそう言えるのか、秘密を探っていきまそう。

成長に伴い、はいはいや寝返りなど赤ちゃんは活動量が増えるに従い行動範囲も広がります。

成長が著しい赤ちゃんにとって、段差のない空間でお布団におねんねできることは一番の安心です。

また、少し座布団などを活用しておむつシートを敷けばどこでもすぐにおむつ交換ができます。

つまり、忙しいままやパパにとって、とてもお世話しやすいのです。和室は、自分で少し動き回るようになってきた赤ちゃんにオススメのお部屋だといえます。

さらに、畳のお部屋は、遊び道具を大きく広げて遊ぶことができたくさんのお友達を招くことができます。

また、畳は柔らかいので怪我の危険性や床を傷つける危険性も低くなります。

赤ちゃんが大きくなっても和室で過ごすのは大きなメリットがたくさんあるのです。

赤ちゃんのお部屋には和室!ずっと安心!ずっと快適!

和室は、お昼寝スペースや寝室、また、はいはいを始めた赤ちゃんの遊び場にもなりオールマイティに活用できます。

赤ちゃんは寝ている間に元気に寝返りをし、思いがけないところで発見されることがよくあります。

また、はいはいを始めると赤ちゃんの世界が広がり、たくさんのことに興味を持ち活動範囲が広がり始めます。

目を離したすきに、とんでもないところに行っていてヒヤリとした、なんてこともしょっちゅうです。

ですので、どこまで行っても安全な和室は、赤ちゃんのお部屋に最適なのです。
一方、ダニやアレルギーなど、衛生面が気になる方もいるでしょう。

そんな方は、従来の畳よりダニが少ない畳やダニとりマットなどを活用するなど、工夫したりしてみるのはいかがでしょうか。

最近ではリビングに面した和室の間取りも増えていますので、お昼寝や遊び場も一体型になった「赤ちゃん部屋」にするのも素敵ですね。

実際、私の周りでも、洋室だけだった間取りをリフォームして、和室を取り入れたママ友さんもいます。

赤ちゃんのお部屋づくりにはぜひベビーベッドを!

ベビーベッドを置きたいけれど、「場所がないから…」とベビーベッドをあきらめようと考えているママさんパパさん、必見です。

もしも一日中ふとんを敷いていた場合、ベビーベッドとほぼ同じ面積を占めることになりますね。

その点、ベビーベッドなら床下の空間を有効に利用することもできますよ。その他のメリットを見てみましょう。

  • ベビーベッドは寝る部分までに高さがあるため、空気の層ができ、寝ているときに快適な温度で過ごすことができる。また、寝汗などの湿気がこもらず快適。
  • 足音や物を落とした時などの振動も伝わりにくく、眠りを妨げない。
  • ダニやほこりは床上30㎝位に舞い散りやすいため、ダニやほこりを吸い込んだり、ペットの毛が目に入ったりするのを避けることができる。
  • ベッド回りの掃除がしやすいので、常に清潔を保つことできる。
  • 赤ちゃんを寝かしたり抱き上げたり、おむつを替えたり着替えさせたりなどのお世話がしやすく、ママやパパの腰への負担が軽減される。
  • 寝返りしたときに足や頭などをいすやテーブルなどの角にぶつける危険を防ぐことができる。

こんなにもメリットがあるベビーベッドを使わない手はないですね。

寝相の悪さは元気の印!赤ちゃんのお休みタイムは布団で決まり!

月齢が上がるごとに、寝ている間ダイナミックに動き回るようになる赤ちゃん。

夜、すやすやと眠る姿を見て「かわいいなあ」と思っていたのもつかの間、朝になったらとんでもない姿になっていてびっくり!という経験をしたことはありませんか?

でも、これはちゃんとした理由があったのです

理由1 赤ちゃんは大人より体温が高い

赤ちゃんは体温が高く、布団などを必要以上にかけられると暑くて抜け出したくなってしまいます。

成長真っ只中の赤ちゃんは、成長ホルモンがとてもたくさん分泌され、脳の発達や骨・筋肉の成長を促します。

研究によると、成長ホルモンは体の表面の温度を上げる性質があるそうです。

理由2 赤ちゃんは眠りが浅い

赤ちゃんは眠りはレム睡眠と呼ばれる浅い睡眠がほとんどを占めているためすぐに起きてしまいます。その分たくさんの時間を寝て過ごします。

レム睡眠では夢をよく見ます。そのため、夢の中で動いたり楽な姿勢を自然と探そうとしたりして体が動いてしまいます。

理由3 赤ちゃんは反復学習している

浅い眠りであるレム睡眠では脳は動いています。睡眠中、脳への血流は増加し、体は神経系の発達に必要なたんぱく質を作ります。

睡眠中に脳が作られていることが研究によって明らかにされています。また、昼間にあった出来事を睡眠中に反復学習しています。

このようにして、なんと、2歳までに90%脳が作られるそうです。

ですので、寝相が悪いのは自然なことであり、元気に成長している証拠と考えることができますね。

そこで、寝相が悪いことを前提とした環境づくりをしていくうえで、悩みどころなのがベビーベッドにするか布団にするかといった問題。

ベビーベッドで寝かせていると、柱に激突したり、壁を蹴った勢いで起きてしまったり…。

我が家では、ベビーベッドの壁がネットなので怪我をすることはないですが、「ガツン」「ガツン」とぶつかるたびに同じ部屋に寝ている私のほうが飛び起きてしまいます。

パパとママと一緒にベッドで寝ている場合には、ベッドから落ちるのではないかという心配も増えてくるでしょう。

ベビーベッドなら、壁にクッションを置く方法も考えられますが、思い切って、家族みんなで布団を敷いて寝てみるのはいかがでしょうか?

我が家でも、娘がいつの間にかベビーベッドに入りきらなくなりつつあるまでに成長しました。

私たちはもともとベッドではなく、床に布団で寝ていましたので、「これからは川の字になって寝よう!」という結論に至りました。

寝相が成長と大きく関わっているのであれば、赤ちゃんを好き勝手にのびのび寝かせてあげるのは赤ちゃんにとって素晴らしいこと。

赤ちゃんの個人差によりますが、夜赤ちゃんの様子をみるたびに全く違う場所で眠っていたりすると、少々心配になるかもしれません。

でも安心してください。床に布団を敷いておけばどこまでもコロコロ動き回ることができますね。

ただし転がった先に危ないものが置いてないかなどの細心の注意を払うのを忘れないようにしましょうね!

畳の香りでリラックス!和室という名の癒しの世界へ!

畳の主原料「い草」の香りに注目!

畳の主な原料として使われている「い草」の香りを嗅ぐととても懐かしく優しい気分になれますよね。

そんない草の香りには様々なリラックス効果のある成分が含まれています。

天然のい草の場合、その香りの主な成分は、「フィトンチッド」(20%)、ジヒドロアクチニジオリド(10%)「α-シペロン」(6%)、「バニリン」(6%)の4つです。

では、その4つの成分の中でもリラクゼーションに役立つ3つの成分「フィトンチッド」「αシペロン」「バリニン」について見てみましょう。

フィトンチッドって何?

フィトンチッドというと、森林浴の場面で聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?

森林浴をすると気持ちがとても開放的になり、澄んだ空気を思いっきり吸い込むと気持ちが安らいだり心が落ち着いたりしますよね。それにはこのフィトンチッドが関係しています。

い草の香りの20%はこのフィトンチッドが占めています。20%というと少ないようですが、い草全体における香りの成分の約半分を占めているとなると大きな働きをしているのが分かりますね。

フィトンチッドは森林から出される香りの源の成分で、殺菌効果も持っています。

森林浴をするとストレスホルモンが減少したり、がんを防ぐ細胞が活性化したりするといわれています。

つまり、畳の匂いには森林浴と同様の効果が期待できるのです。

α-シペロンって何?

あまり聞き慣れない成分ですが、このα-シペロンとは“ナガモルタ”というアロマオイルにも含まれている成分です。

また、生薬として漢方で用いられるカヤツリグサにこの成分が入っており、リラクゼーション作用があります。

い草はこれらの成分を含んでいるため、畳の匂いには鎮静作用や寝つきを良くする作用が期待できます。
 

バニリンの効果とは?

 
「バニリン」とはその名の通りバニラの香りを構成している成分です。驚くことに、い草にはバニラの香りも含まれているのです。

この成分は香水やアロマオイル、お菓子の香料などにも使われています。バニラの香りには鎮静作用やストレスの軽減作用、高いリラックス効果があります。ですから、畳にも同じ効果が期待できますよ。
 
こんなにもリラックス効果の高いい草からできている畳がある和室は素晴らしい癒しの空間ですね!

親子の絆を実感!和室で子育てをする魅力

全国畳産業振興会会長の神邉鑅一氏が、

「和室は用途によってフレキシブルに使える空間です。食事やだんらんのときは、リビングに。就寝時は布団を敷けば、親子で川の字になって寝られます。家族が増えても布団の数を増やすだけ」

と述べているように、和室の大きな魅力の中には「多目的に使えること」があります。

リビング、ダイニング、キッチンやベッドルームと用途がはっきりと決められがちな洋室に比べ、和室は幅広い用途に利用することができます。

例えば、テーブルを出して食事を並べれば食卓に、布団を敷けば寝室に、来客の際には座卓と座布団を出せば客間に…という風に、あっという間にその時々に合わせた空間に様変わりします。

時と場合に応じて変化させることのできる和室は、さまざまな用途に利用できるのです。

また、『小さい子どもがいる家庭ほど、和室のように親子が自然と一緒に過ごせる空間が必要だと思います』

と述べているように、「親子の絆」を存分に感じることのできるのは和室ならではの魅力でしょう。

和室と洋室とでは、部屋の使い方にも違いがあります。

洋室にはドアがついていますね。これは「開ける」か「閉める」かどちらかになります。

しかし、和室のふすまや引き戸は「少しだけ開けておく」ことができます。また、洋室のドアにはカギが付けられますが、和室のふすまや障子にはカギをつけるなんて聞いたことがありません。

和室を子ども部屋にすれば、子どものプライバシーを程よく保ちつつ、親子で気配を感じ合いながら何となく繋がっていることができます。

子育てに和室を使えば、子どもにとってもママ・パパにとっても過ごしやすい空間となること間違いなしでしょう。

赤ちゃんの世話は朝も夜もなくて大変ですよね。時には、こんな日がいつまで続くのか先を考えるとうんざりしてしまうこともあるかもしれません。

でも、親子が共に過ごす時間は長いようで短いものです。限られた時間を、和室という温かな空間で親子の絆を強く感じながら過ごしてみてはいかがでしょうか。

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