A型とAB型から生まれる子どもの血液型と確率

生まれてくる子どもの血液型は、両親の血液型によって決まります。

A型・B型・AB型・O型と、血液型の組み合わせによって、幾通りかの血液型があり、子どもが生まれてくる前に、確立によってある程度の血液型を推測することができます。

そこで今回は、そんな親の血液型の組み合わせによる子供の血液型について、詳しく調べてみました。

ぜひ参考にして、パートナーとの間にできる子どもの血液型について考えてみましょう！

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A型とAB型の子どもの血液型は…

子どもの血液型は両親の血液型によって決まります。

血液型はA・B・O・ABの4つの型に分けられ、その中でも二つの遺伝子型から構成されています。

例えば…

• A型…AA・AO型
• B型…BB・BO型
• O型…OO型
• AB型…AA・BB型

という風に組み合わされています。

そして、この2種類のどちらか一方が子供へと遺伝していくようになります。

母親がA型で父親がAB型の場合、両親ともに血液型の内のどちらか一方が子供に遺伝するので、母親がAA型だった場合は父親からはAかB型が遺伝するので、AA型かAB型の子供が生まれることになります。

母親がAO型だった場合は、AA・AO・BO・AB型の子供が生まれることになります。

また、AB型はまれにシスAB型というものが存在し、通常はAとBが一つずつ別れているはずの遺伝子が一つにAとBが存在し、もう一方の遺伝子がOという場合はあります。

シスAB型であった場合は、ABOのどの方も持ち合わせているため、遺伝子の組み合わせが変化していきます。

A型とAB型における子どもの血液型の確率

子供への血液型の遺伝の組み合わせについて理解できたところで、次にその遺伝する血液型の各確率について見てみましょう。

母親がA型と父親がAB型の親の元に生まれる子供に考えられる血液型は、A型・B型・AB型の3種類に絞られます。

しかしこの中には、母親がAA型だった場合のAA型・AB型、AO型だった場合のAA型・AO型・BO型・AB型となるため、それぞれ遺伝する確率は…

A型…約50％　B型…約20％　AB型…約30％　O型…0％となります。

参考までにその他の血液型の遺伝の確率は以下の通りです。

A型：84％　O型：16％

A型：26％　B型：23％　O型：17％　AB型：34％

O型：100％

A型：60％　O型：40％

B型：57％　O型：43％

A型：50％　B型：50％

B型：81％　O型：19％

また、どちらかがシスAB型だった場合は、上記の通りではないこともあります。

血液型だけじゃない？両親がA型とAB型の子どもへの影響

ここまでA型とAB型の両親のもとに生まれる子供の血液型の遺伝について見てきましたが、次は思考を変えて性格の特徴について見ていきましょう。

A型とAB型の両方の血液型に共通する特徴として、警戒心が強く、争うごとを嫌う性質であることが多く、人当たりもよく協調性のあるタイプと言えるでしょう。

性格は両親の気質をバランスよく受け継ぐわけではなく、また生活環境や両親の接し方によっても変化していきます。

そのため、AB型の特徴である個性的・クール、A型の特徴の特徴である几帳面・真面目など、どちらかの性格に似てくる場合も多々あります。

血液型と性格の関係は、全く根拠がないという意見もありますが、血液型ごとの大まかな性格の分類を見ていると、あながち全く関係ないとは言えないのではないでしょうか。

しかし、これほどまでに血液型にこだわるのは日本ぐらいで、世界的に見ても珍しいようです。

欧米では自分の血液型を知らない人も多く、かなりプライベートな話題だそうです。

海外の方に血液型を聞くのは失礼にあたることもあるので、気を付けましょう！

A型とAB型なら…子どもの血液型と性格の関係

しかし実際には、血液型と性格の関係において科学的な立証や根拠はないそうです。
ではなぜ、私たち日本人はここまで血液型にこだわっているのでしょうか…

それには、血液型と性格の関係が占いの要素を含んでいるため、ザックリした特徴の中で自分の性格に照らし合わせることで、楽しさを感じているのです。

また自分の性格を人に伝える時に、伝えやすく分かりやすいと言ったことも挙げられます。

「A型だから几帳面で…」
「B型だからマイペース…」

など、一度は口にしたり、耳にしたりしたことのあるフレーズではないでしょうか。

このように血液型を用いることで具体性と説得力が増し、相手に分かりやすく性格を伝えることができるのです。

血液型と性格が科学的に関係ないとはいえ、私たちの生活の中では切っても切れない関係性があると言えるのではないでしょうか

そもそもA型とAB型って合うの？

また血液型と性格の関係だけでなく、血液型同士の相性もよく話題に上げられることがあります。

A型とAB型は、おなじA型を持ち合わせているため、繊細さや几帳面さなどお互いに共通する特徴があるため、相性的にはいいのではないでしょうか。

ただAB型にはB型の気質も持ち合わせているため、そのB型のマイペースでつかみどころのない性格に、A型が振り回されてしまうことがあるようです。

この血液型の相性も、正確の特徴と同様に科学的な根拠はありません。
しかしこのような血液型の話は共感しやすく盛り上がる話題の一つです。

根拠はどうあれ、お互いの距離を縮める話題として、共感したり、楽しんだりすることができるのではないでしょうか。

血液型にばかりとらわれる必要もありませんが、相手のことを知るためのツールの一つとして、血液型と付き合ってみてはいかがでしょうか。