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赤ちゃんの嘔吐が透明だった時!対処法と原因を探る

   

赤ちゃんの嘔吐が透明だった時!対処法と原因を探る

赤ちゃんを子育て中のママにとって、赤ちゃんがミルクなどを吐いたりすると、本当に心配ですよね。

さらにその嘔吐物が、透明だったり黄色や緑色だったりすると、もうパニックになってしまうのではないでしょうか。

今回は、そんな赤ちゃんの嘔吐の疑問に答えます。

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赤ちゃんの嘔吐が無色透明?体験談

●生後1か月の赤ちゃんです。病院にいるときから嘔吐は度々していたので、別段気に留めていなかったのですが、ミルク以外に何も飲んでいないのに、嘔吐が透明だったんです。

水は飲んでいないのに透明ってどういうことなのか心配になります。普段も朝からずっと寝ていて、授乳の時だけ起きて、またすぐ寝てしまいます。

熱があるとか、機嫌が悪くてぐずるとかはないのですが、どこか体調が悪いのかもと心配です。

●あと少しで1か月になる娘のことです。

一昨日からおっぱいを勢いよく吸ってしまい、息ができずにむせて、自分でびっくりして泣いています。

はじめは、親の方がびっくりしました。嘔吐は透明な中に固形の白い固まりが一緒に出てくる時もあります。おっぱいをほぼ全部吐いてしまうこともあります。

夫が驚いて病院に連絡すると、吐いた後でも、機嫌も良くおっぱい飲んで普通に寝ているなら問題ないですよと言われたそうです。寝不足も相まって、心配しすぎになっているのかもしれません。

●うちの赤ちゃんも最近は透明なものを吐きます。

透明なものは胃液で、白いものはミルクの消化しきれなかったものが胃液の酸でヨーグルト状になったものだと、助産師さんに聞きました。

時間がたってから吐いてしまうのは飲みすぎだそうですが、赤ちゃんが元気であれば大丈夫だと言われました

赤ちゃんの嘔吐!黄色と透明の危険度を検証

赤ちゃんの吐き戻しが透明だったら

赤ちゃんは、たいていは、母乳、ミルクを飲んですぐに吐いてしまった場合は、色もそのままで出てきます。

しかし、母乳やミルクを飲んで、時間がある程度経つと、消化されて無色透明の吐き戻しをするようです。

吐き戻しが黄色い場合

赤ちゃんの吐き戻しが黄色の場合は、ただ単に胃液が凝縮している場合もありますが、時に胆汁(たんじゅう)の色が出ているおそれもあり、「腸閉塞」といった病気の可能性があります。

黄色がかった緑色の場合は、胆汁の色の可能性が高く、「腸閉塞」の病気が高確率で候補に上がってきます。

赤ちゃんが黄色い吐き戻しをした場合は、赤ちゃんの普段とは違う様子がないかどうか(機嫌、食欲、体重増加など)慎重に観察してあげてください。

黄色の吐き戻しが続くときには、病院を受診すると良いでしょう。

吐き戻しが緑色の場合には、とにかくすぐに、小児科を受診する必要があると言えます。

赤ちゃんが吐いちゃった!原因と病名を知るには?

赤ちゃんが吐く原因と病気を見極める

赤ちゃんの胃の入り口が弱く、いわゆる「とっくり」のような、さらにフタもない形状なので、逆流がしやすく吐きやすいと言われています。

とりわけ、生後まもない赤ちゃんは、胃の発達が不十分なために、母乳やミルクを飲みすぎた時に、飲めない分を吐き戻したり、ゲップの時につられてほぼ全部の量のミルクなどを吐いてしまったりします。

結構な量を吐いてしまったとしても、機嫌が良いのであれば心配する必要はありません。

しかし、風邪や胃腸炎などの病気から嘔吐することがあるので、見極めが大切です。

病気でなく心配がない場合

嘔吐が、口元から垂れる感じの吐き方で、色が乳白色の場合は、母乳やミルクがそのまま出ているだけですし、透明で酸っぱい匂いの時は胃液、その他の透明はよだれといった具合なので、心配はないです。

病気ですぐに病院へ行く必要がある場合

黄色または黄緑色のものを嘔吐した場合「腸閉塞」の可能性がありますし、ピューっと勢いよく吐いてしまう場合には「幽門狭窄症」「髄膜炎」などの可能性があります。

さらに下痢や熱があるときは、小児科を受診しましょう。

意識がもうろうとしている時や、血便などがある場合は救急にすぐに連絡してください。

赤ちゃんの無色透明の嘔吐は問題ナシなのか

嘔吐の種類と予防について

赤ちゃんの嘔吐は心配になりますが、赤ちゃんの状態や嘔吐物によっては心配しなくてよい場合もあります。心配不要の例を以下に記載します。

  • 口から少し垂れるだけの時
  • 嘔吐物が透明、または乳白色の場合
  • 一気に吐いた後、赤ちゃんの機嫌が良い時
  • 食欲があり、熱や下痢といった症状がない時

予防策

嘔吐物が無色透明であれば、胃液かよだれ、乳白色なら母乳やミルクです。赤ちゃんは胃が未発達なので、胃液を嘔吐したり、飲んだものが逆流したりします。

嘔吐が心配ないものだとしても、やはり親は気になりますよね。なるべく吐かないように色々考えていきましょう。

  • 授乳やミルクは余裕を持ってゆっくりあげる
  • 飲むからといって一気に飲ませたりしない
  • 飲んだ後、赤ちゃんを揺らしたりせず、静かに過ごす
  • 飲んだ後の抱っこは必ず縦抱っこにする
  • げっぷが思うように出ないときは、少し時間をあけてもう一度げっぷさせてみる

それでも、赤ちゃんによっては吐きやすい体質もあるでしょう。あまり悩まないで気楽に考えましょう。

ガーゼやタオルなど準備品があると、安心します。

受診が必要な嘔吐とその対策

赤ちゃんがミルクや離乳食を吐くのは赤ちゃんの胃が未発達だからです。そのため、心配不要のものも多いのですが、下記のような場合はすぐに病院を受診しましょう。

  • 嘔吐物が黄色や黄緑色の時
  • 嘔吐が頻繁で、元気がない時
  • ピューと噴水上に勢いよく吐いた場合
  • 頭や体を強く打った後、数日経って吐いたりしたとき
  • 熱や下痢などがあり、下痢に血便がまじっているとき

嘔吐物が黄色もしくは黄緑色の場合には「腸閉塞」の病気の可能性が高いです。

また、噴水上に吐く場合には「幽門狭窄症」「髄膜炎」なども考えられるので、上記のような症状の場合にはすぐに病院を受診しましょう。

赤ちゃんの吐き戻しを防ぐ方法とは

吐き戻しは反射的に起きることが多いものですが、できるだけ避けてあげたいですよね。吐き戻しを少なくするために、3つのことに注意してみましょう。

1.飲ませる量を制限して吐き戻しを防ぐ

赤ちゃんは満腹中枢が未熟なため、飲める量があいまいです。吐き戻しを防ぐために、ある程度ミルクの量や授乳時間を決めると良いでしょう。

欲しがるのに与えないのも良くないので、「これ以上飲むと吐いてしまう」という量を把握しておくことが大切です。そうすれば、欲しがった時も与えるか、あやすかといった見極めができるでしょう。

2.ゲップをさせる

飲ませた後、赤ちゃんをだっこして、背中をトントンとたたいたり、さすったりしてゲップを出させます。

この時に少し戻してしまうのは心配はいりません。
戻してもいいように、ガーゼなどを肩に用意すると良いでしょう。

赤ちゃんによっては、飲んでいる時にゲップをしていて、飲んだ後にゲップが出ない場合もありますから、無理にたたいたりしないようにしましょう。

3.ベッドに傾斜をつける

病院によっては、入院中の新生児用ベッドが頭を高めにセットできるようになっているものがあります。

頭を高くして、胃を少しだけ縦の状態にすることで、吐き戻しを防ぐことが期待できます。

自宅では枕やタオルなどを使うと良いでしょう。

月齢が小さい時ほど飲む回数が多いので、枕だけでも設置しましょう。

口の両側にガーゼやタオルを敷いておけば、吐き戻しの度にシーツを取り換える必要がなく、こまめにガーゼを替えれば、衛生的で手間いらずです。

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