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小学校の役員を断る理由で許されるのは?引き受けるメリットとは

   

小学校の役員を断る理由で許されるのは?引き受けるメリットとは

お子さんが小学校に上がると、役員の仕事が回ってくることがあります。

仕事の都合や下の子の世話で辞退する人も少なくありません。

一方で、他の保護者との関係で断りづらく、悩んでいるケースも多いようです。

ただ、役員は誰かがしなければいけませんし、引き受けてみて良かったと言う人もいます。

今回は、小学校の役員を断る理由として許されるもの、引き受けることで得るメリットなどをご紹介しましょう。

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小学校の役員を断る理由…許されるのはどれ?

小学校のPTA役員をしたくない時、断る理由として認められるのはどんなものでしょうか?

人によって判断は違ってきますが、「今までに役員を経験したことがある」という理由なら納得できるという意見が多いようです。

その他、持病や介護を必要とする家族がいる、妊娠中といった事情も辞退の理由になると思われます。

一方、母子家庭や父子家庭など「ひとり親家庭だから」という理由は賛否が分かれます。

ひとり親だから育児と仕事が大変で、役員ができないのは仕方ないという意見もあれば、近くに祖父母がいて協力してくれるならできるはずという意見もあります。

両親がフルタイムで共働きというケースは、小学生がいる家庭には多く、これを認めると役員がいなくなるから理由にならないという意見が多く出ました。

結論としては、持病などの身体的理由や介護などの家庭の事情があり、過去に役員をしたことがある人以外は何らかの役につく必要があると言えます。

小学校の役員を辞退する…断る理由として認められる4つのケース

役員をしたことがある

一番受け入れられやすく、PTAの規約で明記されていることも多いようです。

とは言え、「クラス役員は子供の数だけ」や「本部役員1回とクラス役員1回ずつ」など細かく規定がある場合もあるので注意が必要です。

下の子が小さい

PTAによっては年齢制限を設けており、3歳以下、未就学児、未就園児など条件が決められていることもあります。

ただ、保育園に通っている場合はできるのではないかと言われることもあり、必ず認められるとは限りません。

妊娠中である

この場合も、ほぼ確実に役員を免除されます。

同居の家族を介護している

一緒に住んでいる祖父母の介護も認められやすいようです。

しかし、本当は元気なのに断る口実として言うのであれば、嘘がばれる可能性はあります。

嘘は後々にも響きますので、正直に事情を説明することが大切です。

小学校の役員をしたくない…おすすめできない断る理由

それでは、おすすめできない断る理由はなんでしょうか。

PTA役員を進んで引き受ける人はあまりいません。何か理由をつけて断りたいと思うこともあるでしょう。

ただ、適当な理由や嘘はおすすめできません。それで断れたとしても、後になって事実でなかったことが分かれば、信頼を失いかねません。

引っ越してきたばかりだから

転校したばかりだとしても、PTA活動に参加すれば地域や学校、保護者とも関わることができ、早く馴染めるのでむしろ引き受けた方がいいでしょう。

引越しをする予定があるから

時期が確定していないのであれば、引っ越しするまでの期間はできると判断されます。

転勤が多いから

役員決めの段階で、転勤が決まっていなければ、断る理由としては認められないでしょう。

体調が悪いから

持病があり、定期的に通院している場合は、認められる可能性はあります。

ただ、やりたくないから体調不良を理由にするのなら、その後の保護者同士の付き合いに影響が出るかもしれません。

役員の仕事は、誰かがしなければいけないものです。やりたくないというのは理由にならないことを認識する必要があります。

小学校の役員が嫌…6年間回避できる?

PTAとは、”Parent Teacher Association”の頭文字で、「親と先生の共同の会」のことです。

つまり、学校に通う子供を持つ親は全て、この会に関わると言えます。

●PTA役員になりたくない…断れる?

PTA役員は、多くの人がやりたくないと思うものです。

しかし、お子さんがいるのであれば、特別な理由がない限り、1度は回ってくるものと考えていた方がいいでしょう。

学校によっては、子供の数だけ役員をすると規定されている場合もあります。

ですから、今断ったとしても、また回ってくる可能性は高いでしょう。

6年間のうちに1回は役員をすることになっている学校もあり、低学年の間に済ませてしまうという人もいます。

どうせしなくてはいけないのであれば、早めに引き受けた方が楽という意見もあります。

1度経験していれば、断る理由にもなるので、やむを得ない事情がなければ引き受けた方がいいでしょう。

小学校のPTA役員とは?構成・役割

PTA役員は、本部役員と各委員会の委員長と委員によって構成されています。

その中でも中心的な役割をするのが本部役員で、特に会長の仕事は、学校式典や行事での挨拶、総会や委員会の召集や通知文の発行など多岐に渡ります。

役員

以下にあげる、会長、副会長、理事、監事、会計を指します。

理事以外の役員のことを本部役員と言います。

会長

PTAの代表であり、総会や理事会などの集会の召集と司会を行います。

副会長

会長を補佐し、会長が不在の時は代行します。

理事

理事会の開催と決議を行います。

監事

会計を監査します。

書記

集会の模様を記録し、その他の庶務も行います。

会計

すべての会での金銭の出納を行い、決算報告をします。

学校によって、役員の種類が違うことがありますが、本部役員は一般の役員よりも仕事量が多く、会長になると代表者としての責任を負うことになります。

それぞれの役割を理解し支え合うことがPTA活動において重要です。

小学校の役員を引き受けるメリットとは?経験者の体験談

PTA役員の仕事を引き受けて良かったと言う人の意見をふたつご紹介しましょう。

引っ越してきたばかりでPTA役員…良かったこと

引っ越してきてすぐに役員を引き受けることになり、初めは不安でした。

しかし、役員会も回を重ねるごとに他のママたちと話せるようになり、知り合いも増えてきました。

今となっては、帰りにランチに寄ったり、子育てや夫の愚痴を言い合ったりして、役員会の日が楽しみになってきました。

引っ越して数ヶ月ですが、すっかり馴染めたのも役員を引き受けたおかげだと思います。

大切なママ友ができた

若くして母親になり、子供が小学校に入学した時も、周囲に同じ年頃のママはいませんでした。

PTA役員は、子供のために立候補しましたが、初めは会でも馴染めませんでした。

しかし、同じ境遇の者同士で協力していくうちに仲良くなり、生涯の友とも言える人に出会うこともできました。

このように、PTA役員を経験することは、大変なことばかりではなく、交友関係が広がるというメリットもあります。

PTA役員の仕事は確かに楽ではありませんが、ひとりで抱え込まなくてもいいのです。

むしろ、愚痴を言い合うことで絆が深まることもあります。役員の仕事が回ってきたら、引き受けてみてはいかがでしょうか?

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