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小学校の教師に苦情を言う親のタイプと言われる学校側の問題

   

小学校の教師に苦情を言う親のタイプと言われる学校側の問題

小学校に子供を通わせている親としては学校に対して苦情の一つや二つ言いたくなるもの。

しかし、教師にどう伝えていいのかわからなかったり、あまり言いすぎるとモンスターペアレンツ扱いされてしまうのではないかと思う人もいることでしょう。

そこでここでは、小学校の教師に苦情を伝える前に注意しておきたいこと、モンスターペアレンツとはどのような親なのか、苦情は親だけの問題ではない理由などを紹介していきます。

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小学校の教師に苦情を伝える前に注意しておきたいこと

学校に子供を通わせていると、教師への苦情も一つや二つは出てくるでしょう。
それがなにか問題を起こすようなことであれば、先生に直接伝えた方がいい場合もあります。

しかし、その時に注意しておきたいことがあります。ここでは、その注意点を紹介します。

感情的になって先生を追い詰めないようにする

自分の子供のことですから親としては先生に対して怒りがこみ上げてくるようなこともあるでしょう。

しかし、ここで親が感情的になって先生を怒鳴りつけるようなことをしてはいけません。一方的に感情をぶつけるだけではモンスターペアレンツと呼ばれかねません。

そうならないために、怒りなどの感情がこみ上げてきたとしても、冷静に伝えるようにしましょう。

校長先生にいきなり話さないようにする

担任の先生が頼りないからと、いきなり直接、校長先生に話すことはやめましょう。

担任の先生も自分を通さず、直接、校長先生に話されることは気分が悪いものです。そして、校長先生に伝えると、たとえ小さなことであっても大げさになってしまう可能性もあります。

自分の子供を預かっているのは担任の先生です。まずは担任の先生に話しましょう。もし、担任の先生では問題の解決が難しいと判断された場合は、その上である校長先生や教育委員会に話が伝わるはずです。

小学校の教師に苦情を言う親の様々なタイプ

小学校の教師に対する苦情の伝え方もいくつかのタイプがあります。ここでは、それらのタイプを紹介します。

クレーマータイプ

自分の利益や権利を主張するタイプです。先生には自分の子供を預けて見てもらっているにも関わらず、自分は子供を学校に行かせてやっているというスタンスの親です。

日常の授業や行事について、学校の制度、学校の環境など様々なことに苦情を言います。それは学校とは関係ないことを言うこともあります。このような親は学校を社会の苦情窓口と考えているのです。

我が子中心タイプ

何をするにも自分の子供が中心でなければ気が済まないタイプです。ウチの子が良ければいいという発想の親です。

子供を過剰に愛するがあまり、突拍子も無い要求をします。さらに、このような親はコミュニケーションが一方的になりがちで、親子としての関係も不安定なことが多いです。

集団行動をしなければいけない小学校において、自分の子供だけを目立たせようとする、もっとも扱いが難しいタイプの親と言えるでしょう。

すべてを丸投げするタイプ

自分は税金を払っているんだからと、教師に対してあらゆるサービスを要求するタイプです。面倒なこと、やっかいなことを学校に任せようとする親です。

学校に子供を預けているものの、子供の教育は親と学校の協力の上に成り立ちます。

しかし、この親は何かあるとすべて学校のせいにするのです。一度言いなりになると、そのあと言われるがままになる可能性があるので要注意です。

親が教師に苦情を言いたくなるのは学校にも問題がある

教師に苦情を言うのは親側の問題もありますが、学校側にもおかしいと思われることがあるものです。

特に頭が硬い教師は、学校で決められたルールを守ろうとするあまり、本来では考えられないようなことをするものです。

ある小学校に通わせている親の話によると、ある遠足で教師の言動がおかしいと感じたそうです。

自分の子供が暑い中遠足をしているとき、途中で頭が痛くなったので「飲み物を飲みたい」と教師に言ったところ、教師からルール違反だと言われ、連れて行かないとも言われたそうです。

かなり暑い日だったそうで、飲み物を飲まなかったら熱中症になっていた可能性もあります。そのような状況の中でルール違反とはどういうことなのでしょうか。

また、この学校では敷物からおやつを持って出たらダメなのだそうです。

このように学校によっては常識で考えればおかしいルールや教師の態度があるものです。

親が教師に苦情を言いたくなるのは一概に親側の問題ではなく、学校にも問題がある場合もあるのです。

小学校の教師に過剰に苦情を言うモンスターペアレンツのタイプ

子供のことで学校の教師に苦情を言う親がいたとしても、いっときのことで過剰になりすぎる人はあまりいないのではないでしょうか。

しかし、なかには過剰になりすぎる親がいます。いわゆる「モンスターペアレンツ」と呼ばれる人達です。

このモンスターペアレンツと呼ばれる親にはどのような特徴があるのでしょうか。

ここでは、モンスターペアレンツのタイプを紹介します。ちなみにこのタイプ分けはテレビでも有名な教育評論家の尾木直樹氏によるものです。

学校依存型

本来、家で子供に対してやらなければいけないことも学校に押し付けてしまうタイプです。

苦情としては「終業後も子供の面倒を見ておいて欲しい」のようなものがあります。

自己中心型

自分の子供を大事にするあまり自分勝手な要求をするタイプです。

苦情としては「同じクラスに子供が気に入らない生徒がいるのでクラス替えして欲しい」のようなものがあります。

ノーモラル型

夜中に担任の自宅に電話をかけるなど一般常識では考えられないような行動をとるタイプです。

権利主張型

税金を払っているのだからと学校側に理不尽な権利を振りかざして要求をするタイプです。

苦情としては「子供が学校を休んだ時は給食を食べてないのだから、その分の給食費を返して放しい」のようなものがあります。

ネグレクト型

食事を与えないなど育児を放棄する虐待をしているタイプです。

また、岩手県の教育委員会が作成したマニュアルによると、クレーム方法も5つのタイプに分けられるようです。

  1. 自己防衛型:自分が攻撃される前に学校や教師の弱点を探し出し、それらを先制攻撃してくるタイプ。
  2. 溺愛型:子供を愛しすぎているあまり、いじめなどの話を聞くと激怒してしまうタイプ。
  3. 自己愛型:自分に対して無視されたような態度を取られると攻撃的になるタイプ。
  4. 利潤追求型:何かを得ようと金品などを要求してくるタイプ。
  5. 愉快犯型:苦情を言って戸惑う教師などの姿を見て快感を得るタイプ。

このような親は日本だけに限らないそうです。アメリカやイギリスなど海外でも過剰になりすぎる親は存在するのです。

クレームを解決するには教師が意識の持ち方を改善することも必要

これまでにも書いてきたように、親が小学校の教師に苦情を言うのは、単に親だけの問題ではないことも多いものです。

そして、事態をこじらせてしまいがちなのも教師が原因であることが多いようです。

それは教師特有の意識の持ち方に原因があると言われています。

例えば、東京都の教育委員会が作成した「学校問題解決のための手引き」http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/school/document/problem_solving/manual.htmlによると、学校と民間企業などとの間にはクレームに対する意識の違いがあるようです。

その中に記載してある調査結果によると、クレームをもらうと「企業側の配慮不足」が原因とする回答をする企業が多い一方、学校の場合はそのようなことを原因とする回答はもっとも少なかったそうです。

また、苦情を言ってきた親を最初から「クレーマー」と決めつける割合が多いのも学校だそうです。

さらに、他の職業と比較して、教師は「自分の意見を取り下げない」「相手を気持ちよく納得させられない」といった傾向が強いそうです。

苦情は親側の勝手なクレームであることもありますが、教師側にも問題がないか、双方ともしっかりと考えていきたいものですね。

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