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うちの子が自閉症!診断を受けたその後の生活と対処法

   

うちの子が自閉症!診断を受けたその後の生活と対処法

子どもが自閉症の診断を受けた時、親としては受け入れられない気持ちや、子どもをどう育てていけばいいのか不安な気持ちなど、複雑な心境に陥ってしまうものです。

しかし、自閉症は診断を受けたその後にしっかり治療すれば、改善も見込むことができ、みんなと一緒に普通に生活することもできるようになります。

そこで今回は、自閉症の診断を受けたその後の治療や対応をまとめてみました。

子どものためにできることを、少しずつでも考えてみましょう!

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自閉症の診断を受けたその後の対応

実際に自閉症を正しく診断できるのは3歳前後頃となり、1〜2歳などの乳児期にはなかなか診断がつかないことがほとんどです。

3歳児健診の際に気になる症状に対して、担当医や保健師に指摘されて気づく場合もあり、症状の現れや重軽度は個々様々です。

重要なのは、自閉症と診断されたその後に、どう対処するかが重要になります。

子どもの成長に気になる点や不安を感じていても、いざ自閉症だと医師に診断されると、なかなか受け入れることができずに、悩んでしまう親も多く、すぐに状況を飲み込むことは非常に困難なことでしょう。

しかしそれでも子どもは刻々と成長し、社会とのつながりがスタートしてしまいます。自閉症と診断されたその後は、早期に治療を始め、適切に対応していくことが重要になるので、親として気持ちをしっかり持ち、子どもと向き合いましょう。

診断を受けたその後に自閉症の症状が変化することも!

「自閉症」は大きなくくりで説明することが多い障害ですが、その症状は個人差があり、同じ自閉症であっても、全く違う症状が現れることもあります。

ある子は対人関係に問題が生じやすかったり、ある子は自分の感情をコントロールするのが苦手だったりと様々です。

個人差だけでなく、成長によって症状が徐々に変化することも多々あり、症状の表れが緩和することもあれば、より際立って現れることもあります。

自閉症は、女児よりも男児に発症することが多い傾向にあり、この原因は脳や性染色体の男女差が関係していると考えられています。

また、自閉症と診断されも、いくつかの発達障害と併発して症状が現れている場合もあり、さらに複雑に症状が交差・変化していくことも考えられます。

今生じている自閉症の症状が全てではないということを理解し、更なる症状の現れや変化に対応できるように意識しておくことは大切です。

自閉症の診断のその後に始める治療とは?

病院や専門機関で、子どもの自閉症が診断されたその後は、早期に治療を始める必要があります。

治療といっても、自閉症はまだ確固たる原因が解明されておらず、自閉症を完治させる治療ではなく、症状を緩和させるような「療育」を受けることになります。

療育とは

療育とは、自閉症の子どもが抱える生きにくさを緩和させるために、自閉症に適した環境で教育を進めていく治療のことです。

子どもだけでなく、日々接する親や家族にも、自閉症の子どもにどう接する必要があるかの講習会のようなものが開かれることもあります。

自閉症の子どもを持つ親同士の交流も増えていくので、同じような悩みを共有したり、対処法を聞き合ったりと、さらに障害に向き合いながら、家族としても成長していきます。

療育を受けられる機関

自閉症の療育は、療育センターで受けることになります。療育センターとは、医療と療育を統合した施設のことです。

療育センターには言語聴覚士や作業療法士が常駐しており、より専門的なアドバイスを受けることができます。また、子どもにとっては、遊びを通していろいろなことを学ぶため、楽しんで通える場所であることが多いです。

自閉症の診断を受けたその後の接し方

先ほどもお伝えしたとおり、療育治療が始まれば、両親や家族もさらに自閉症に対して理解を深め、より適切に接することが大切になります。

自閉症の子どもに接する場合には、いくつかポイントがあり、生活しやすい環境を整えてあげることが大切です。

わかりやすく端的に伝える

自閉症の子どもは、長い言葉が続くと理解できなくなり、パニックになってしまうことがあります。

自閉症の子どもに何か伝えたり、注意したりする時には、できる限り一文にたくさんのことを盛り込まないようにしましょう。

できたことは褒める

自閉症の場合、ついつい症状に対して制御したり注意してしまったりしがちですが、してしまったことよりも、できたことに対して褒めてあげれば、素直に喜び伸びる力になっていきます。

とっさに怒らない

自閉症の子どもは怒られることでパニックになってしまうことが多く、一度パニックを起こすと感情の制御が難しくなってしまいます。

接する時には心を落ち着けて、冷静に対処するようにしましょう。

自閉症は診断のその後の治療で完治する?

先ほどもお伝えしましたが、自閉症はその原因がまだ完全に解明されていないので、自閉症自体を完治させるという表現よりも、症状を封じ込めるという方が的確かもしれません。

自閉症の症状は多岐にわたりますが、薬の服用によって症状を抑えられる場合があります。

薬物療法が有効な症状

・多動性
 ジッとしていられない・順番が待てない・即行動に移す など

・儀式的行動
 同じことを何度も繰り返す・手を必要以上に洗う・何度も確認する など

・自傷行為
 体を掻きむしる・体を噛む・髪を引きちぎる・頭や体を壁に打ち付ける など

このような症状は、対症療法ではありますが気になる症状を長期に渡り、抑えることができます。

この先、自閉症の研究が進み、完治にまで至る治療法が出てくる可能性はありますが、現状では上記のように症状を抑えることがメインの治療となります。

適切な環境で、適切に治療することができれば、自閉症の症状を抑え、生活に支障をきたすことは少なくなります。

まずは、診断されたその後にどう対処するかが重要なポイントになるので、ぜひ家族で障害を乗り越えましょう!

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